Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Cat IoTLT Connect the Cat Feeder to Internet
Search
tomorrow56 a.k.a ThousanDIY
February 22, 2023
Technology
0
650
Cat IoTLT Connect the Cat Feeder to Internet
tomorrow56 a.k.a ThousanDIY
February 22, 2023
Tweet
Share
More Decks by tomorrow56 a.k.a ThousanDIY
See All by tomorrow56 a.k.a ThousanDIY
USB PD PPS制御IC CH224Aを動かしてみた
tomorrow56
0
66
超安価Bluetoothデバイスの心臓部 中華SoCの生態系を分解調査
tomorrow56
0
27
Controlling “QuickCharge” with M5Stack / M5StackでUSB充電のQuickChargeを制御
tomorrow56
0
250
分解のススメ 第16回 「たまごっちユニ」のハードウエア概要
tomorrow56
0
3.6k
M5Stack Japan Tour Retoro PC style AtomS3 Stand
tomorrow56
1
1.5k
分解のススメ#15 ガジェット分解 HYPER出版記念 Yamazaki
tomorrow56
0
200
Other Decks in Technology
See All in Technology
AI Agent Agentic Workflow の可観測性 / Observability of AI Agent Agentic Workflow
yuzujoe
5
2.2k
AI に「学ばせ、調べさせ、作らせる」。Auth0 開発を加速させる7つの実践的アプローチ
scova0731
0
330
Security Hub と出会ってから 1年半が過ぎました
rch850
0
160
Introduction to Sansan for Engineers / エンジニア向け会社紹介
sansan33
PRO
6
63k
Web Intelligence and Visual Media Analytics
weblyzard
PRO
1
6.8k
手軽に作れる電卓を作って イベントソーシングに親しもう CQRS+ESカンファレンス2026
akinoriakatsuka
0
480
ソフトとハード両方いけるデータ人材の育て方
waiwai2111
1
530
AIAgentを駆使してSREが貢献する開発体験の向上
yoshiiryo1
1
150
持続可能な開発のためのミニマリズム
sansantech
PRO
3
370
Scrum Guide Expansion Pack が示す現代プロダクト開発への補完的視点
sonjin
0
780
Kusakabe_面白いダッシュボードの表現方法
ykka
0
350
Oracle Database@Azure:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
3
410
Featured
See All Featured
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
698
190k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
1k
Prompt Engineering for Job Search
mfonobong
0
140
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
249
1.3M
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
65
8.4k
So, you think you're a good person
axbom
PRO
2
1.9k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
141
34k
We Are The Robots
honzajavorek
0
140
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
The SEO identity crisis: Don't let AI make you average
varn
0
54
The Curse of the Amulet
leimatthew05
0
7.5k
What the history of the web can teach us about the future of AI
inesmontani
PRO
0
400
Transcript
2023/02/22 ネコIoTLT 自動給餌機をネットにつないでみた @tomorrow56 Masawo Yamazaki
自己紹介 Twitter: @tomorrow56 北海道札幌市在住の電子回路設計エンジニア 趣味は「100円ショップ巡り」と「Aliexpressの怪しいガジェットあさり」 最近は格安3Dプリンタの改造にはまっています。 [主な活動] Fecebookの「Aliexpress User Group
Japan(非公認)」管理人 2019年より月刊I/Oで「100円ショップのガジェットを分解してみる」を連載中
• 名前: グーグー (大島弓子さんの作品よりいただきました) • ネコ種:アメリカンショートヘア • 年齢:5歳 • 性格:ともかくかまって欲しいタイプ。
リモートワークの邪魔が趣味 うちのネコについて
うちにある自動給餌機
問題点 • メモリ機能がないため、毎回時刻設定と給餌時刻の設定必要 • 設定操作が複雑かつ取説がわかりにくい -> 自分で操作マニュアルを作成したけど覚えきれない… • 実際にトレイが動作したかどうかが、帰宅して確認しないとわからない
• メモリ機能がないため、毎回時刻設定と給餌時刻の設定必要 → 設置場所は自宅内なので、自宅のWi-Fiに接続しNTP経由で時刻を取得すればOK • 設定操作が複雑かつ取説がわかりにくい → 電源を入れるだけで決められた時刻に動作させたい。自宅用なので動作時刻は決め打ち • 実際にトレイが動作したかどうかが、帰宅して確認しないとわからない
→ 動作状況をLINE Notifyでスマートフォンに通知したらいいのでは? 問題点の解決案を検討 マイコンモジュールはM5ATOMを使用
実際に改造してみました
まずは底面のビスを外して本体を分解 • 駆動はDCモーターをギアで減速してトレイを駆動 • トレイ位置を検出するセンサーは2ヵ所 センサー DCモーター
トレイ位置検出用の2ヵ所のセンサーを確認 リミットスイッチ ボスに押されるとON スタート位置検出用のボス 各トレイ位置検出用のスリット フォトインタラプタ スリットが通過するとON
本体を開けた状態での動作を確認 実際の位置検出動作: 動画はこちら https://twitter.com/tomorrow56/status/1571670332960034816?s=20&t=l7fF0ip6S9Niv4e_AaR9jw トレイ移動時のモーターの両端電圧を実測 →電源(単2乾電池4本)の電圧(6V)がそのまま印加されている →回転スピード等の特別な制御は必要なさそう
制御基板を確認 ▪ 制御基板はコネクタを使用せず、リード線を直接ハンダ付け ▪ 液晶表示部分は別基板、フレキケーブルで接続
制御基板を確認 ▪ 液晶パネルは異方性導電ゴムで接続 ▪ 液晶パネルの下に樹脂モールドされたベアチップのコントローラが実装
制御基板を確認 ▪ 制御基板にも樹脂モールドされたベアチップのコントローラが実装 ▪ コントローラ以外はほぼディスクリート部品で構成 →回路図を作成しないと詳細がわからない…
しかたがないので回路図を作成してみた <<回路図より>> ▪ モーターやセンサーの制御は液 晶表示側(Clock PCB)のコント ローラが担当 ▪ 制御基板側のコントローラは音声 の録音再生用
↓ Clock PCBをマイコンに置き換えれば 自動給餌機能は乗っ取れそう <<その他わかったこと>> ▪ モータの両端に停止時のブレー キ用のトランジスタ(Q3)がある ▪ ブレーキの信号が音声再生ボタ ンと共用になっている
マイコンとの結線を決定し、実際に接続してみた ▪ 各信号はM5ATOMのピン数で問題ないので割り当てて実際に接続して基本 動作を確認してみる
M5ATOMからモーターを動かしてみてモーターの波形を確認する ▪ モーターONは問題なし ▪ モーターOFF時はブレーキ(Motor_Stop)制御必須
M5ATOMからモーターを動かしてみてセンサーの波形を確認する ▪ トレイスイッチ・フォトインタラプタともにプルダウン抵抗は必須→I/Oの入力プルダウン設定でOK ▪ 波形の信号レベル・パルス駆動幅はデジタル入力で十分取得可能
プログラムを作成して実際に動かしてみた プログラムはArduino IDEで作成 実際にトレイ位置を検出しモータ制御: 動画は以下 https://twitter.com/i/status/1581798588690337793 全コードはGithubにて公開中 https://github.com/tomorrow56/IoT_Cat_Food_Feeder
LINE Notifyへ通知させてみた LINE NotifyをESP32で使う方法: Qiitaの自分の記事 https://qiita.com/tomorrow56/items/2049eea1f68b9c1fd471 全部のトレイが設定時間通りに出ていることを確認
M5ATOMを本体に組み込む M5ATOMを取り付けるための小基板を作成し、本体に穴を開けて固定
M5ATOMを本体に組み込む 外装を外すことも考慮して、リード線はピンソケットで中継して基板に接続
実際に動作をさせてみた 組み立てた状態で実際に動作させた様子: 動画は以下 https://twitter.com/i/status/1591357064303235074 LINEグループに家族を追加して ゴハンを食べている様子を送ってもらいました
今後の予定(できればいいな、と思うこと) • M5ATOMを含めて全て内蔵乾電池で動作させる ◦ 現在はM5ATOMはUSBから別に給電 • 乾電池の残量通知 ◦ バッテリーチェッカー機能: 乾電池の内部抵抗値を測定できないか
• カメラユニットを接続して写真付きで通知(今は手動) • 実際に食べたゴハンの重量測定と通知 今後の進行状況は随時ツイートします (現在進行中) https://twitter.com/tomorrow56/status/1571420604578013184