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エンジニア採用の現在地と未来地図|LAPRAS Thanks Giving Party 202...

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December 17, 2025
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エンジニア採用の現在地と未来地図|LAPRAS Thanks Giving Party 2025 in Cybozu, Inc. Tokyo Office

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  1. p ire heart s, Sprea d  in es - LAPRASの使い込みから学び描く - エンジニア採用の現在地と未来地図

    2025/12/17|LAPRAS Thanks Giving Party 2025 in Cybozu, Inc. Tokyo Office stmn, inc.|Product Recruiter Tooka_91
  2. Profile • stmn, inc.|東岡(トウオカ) • id:Tooka_91 • LAPRAS利用歴:2020年〜(たぶん) • Career:

    ◦ サマリ:20-2000名規模の組織で、プロダクト組織の採 用を経験 ◦ 現在:stmn, inc. (150名規模): ▪ BtoB SaaS(デスクレスSaaS/業務DX&組織エン ゲージメント) ▪ Product Recruiter • プロダクト全職種のリクルーター ◦ 前職:マネーフォワードで、東京・大阪・京都・名古 屋(拠点立ち上げ期)・グローバルのプロダクト採用 を担当
  3. 「3つの壁」からみるエンジニア採用の難しさ 1. 採用市場の壁 ※記載は当社ポジション調べ ◦ スカウト返信数の低さ(平均値 約3%-5%) ◦ その1人を、20-50社が採用をしにいく過当競争 2. 条件の壁

    : ◦ 「他社オファーが+200万」「フルリモート(柔軟性)」「ストックオプション」など の、その瞬間の努力や魅力付けでは覆せない、条件面の敗北 3. 構造の壁: ◦ 「鶏卵問題」の無限ループ ▪ (一例)シニアエンジニアを採用したいが、そもそも彼らに届くテックブランド 力や組織としての訴求力がまだ整っていない、という構造的矛盾 ◦ (すぐには)変えられない前提条件 ▪ 事業フェーズ・技術スタックなど、採用活動レベルではどうしようもない「変 数」が、候補者の意思決定を阻む
  4. LAPRAS活用で「3つの壁」を乗り越える 1. 採用市場の壁:自社「だけ」の勝ち筋へのフォーカス ◦ 闇雲にスカウト打つだけでは改善ができないので、求人 PV数の伸びや、自社内でのト レンドも計測しながら、利用できる全てのアクション・情報をフル活用 2. 条件の壁:「初手ベストマッチ採用」へのフォーカス ◦

    「興味あり」+ 「スカウト返信」候補者のバックグラウンドのパターン化 ▪ 選考や返信内容から、反応のよかった候補者の傾向値の情報をとる ▪ 「今この瞬間では負ける土俵」 に目星をつけつつ、「今この瞬間に自社が刺さ る人」を丁寧に見極めつつ、愚直に精度を高める。 3. 構造の壁:まだ答えが見えていない。。 ◦ 「属人的」な魅力への依存ではなく、組織レベルでの魅力や成長性にフォーカスする ◦ ただこれはまだ答えが見えていないし、乗り越える必要がある。
  5. 「採用」だけで成果を出せる時代は、終焉へ 1 . 採用市場の全国オープン化と、競争の激化 • コロナ以降のリモート普及により、エンジニアが全国に分散 ◦ 東京で採用できていたエンジニアも全国に散らばり、採用市場の構造が大幅に変化 • これまで以上に、他社と差別化された「選ばれる明確な理由づくり」とそのデリバリーが必要不可欠

    • リモートは地方の問題だけでなく、関東圏の人ほどリモートの活用が必要説 ◦ 首都圏も漏れなく影響あり 2 . AI(技術トレンド変化の加速と事業・キャリアへの影響) • AIの進化は、事業のあり方・エンジニアのキャリアパスそのものに「不可逆な変化」をもたらす • 市場・事業・組織を一気通貫で紐付け「ポジションと自社の魅力」を常にアップデートする必要性 3. 定着・活躍(採用難易度の裏返し) • 「採用難」=「自社のメンバーも常に採用市場で声をかけられる」ということ • 入社後に「魅力的な環境」を作り続ける必要性
  6. 今後を乗り越えるための「3つの視点」 • 事業・プロダクトの視点(Biz/PdM) ◦ プロダクト・事業への高い解像度と、市場構造を理解した上で、それを採用 市場へ適切に・魅力的に伝える力 • エンジニアの視点(Engineer/EM) ◦ 技術革新(AI等)がもたらす、構造変化への深い理解

    ◦ エンジニアと同じ感度で、変化に対するキャッチアップ力・強い興味関心 ◦ 上記の組織・採用への継続的な反映やアップデート • 市場構造に対する未来への視点 ◦ 国内労働人口減少を見据えたグローバル化への備え(英語力・異文化適応) ◦ 変化し続ける採用市場への、適切なターゲティングや戦略づくり
  7. NEXT エンジニア採用時代に変わるロール • これまで(一般的な認識) ◦ 人事部門の担う一つのセクションとしての「エンジニア採用業務」 ◦ やる気があれば誰でもトライできる領域 ⭐自分もコレで潜り込んだ • これから(再認識)

    ◦ プロダクト組織に関わる人が、高い事業貢献性を発揮するための領域 の一つ ▪ CxO / VPロールを目指す、エンジニアのキャリアのラダーの一つ にもなり得る ◦ 人事部門・HRではなく、専門職種としてのDevHR ◦ プロダクトカンパニーにおいて、専門性の高い最重要ポジション
  8. 本業以外に個人でやっているアクション • CS系の授業の大学での学び直し(文系卒) ◦ 放送大学なので、情報系学位は取るには一工夫必要 • 英語へのコミットメント ◦ まずは「Speak」でコミット中 •

    AIでプロダクトをつくってみる(細々) ◦ 最近は「Lovable」に課金してぽちぽちしている • 自分のスタイルで、海外含めた最新情報への追随 ◦ 海外の発信系は新しい情報拾えるので追う ▪ わからないことも感覚を磨く ◦ AI系Podcastでひたすらキャッチ