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過去のコスト管理の甘さを反省 ~Kiro CLIでコスト管理してみた~
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Katsuya Torii
February 22, 2026
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過去のコスト管理の甘さを反省 ~Kiro CLIでコスト管理してみた~
Katsuya Torii
February 22, 2026
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Transcript
過去のコスト管理の甘さを反省 ~Kiro CLIでコスト管理してみた ~ 2026/2/14 Katsuya Torii JAWS-UG山梨 #6
• 鳥居克哉(Katsuya Torii) • SlerでAWSを利用した複数システムのインフラの保守・構 築を担当。 直近は新規アーキテクチャ検討も実施。 • 年次:3年目 •
興味のあるAWSサービス:Kiro、Cost Explorer 自己紹介
• コスト管理について苦い思い出 • どうすれば防げたか? • Kiro CLI/Amazon Q Developerによるコスト管理 •
まとめ アジェンダ
コスト管理について苦い思い出 • dz ◦ Site-to-Site VPNの消し忘れ ▪ $0.05/時間 × 744時間(31日)
× 3接続 = $107.14 ◦ Public IPv4の消し忘れ ▪ $3.72/月 × 6アドレス = $22.32 ◦ • 検証用のため作成したものの消し忘れだと思 われる • 社会人なりたての頃に個人AWSアカウントで色々遊んでいた • 杜撰な性格なので、特にコストを気にせずに使っていたら、ある日(個人にしては)莫大な支出 が発生していることに気が付く(小さなクラウド破産) • 原因は主に二つ いつの間に 月2万もの支出 が、、、!
• まずはCost Explorerをちゃんと見ればよかった、、、! ◦ Billing and Cost Managementでは、請求書の支払い・コストの最適化に関する一連の機能が提供 されている。その中でコスト可視化の中核を担うのが Cost
Explorer どうすれば防げたか ~Cost Explorer~ AWS Cost Explorer • dz ◦ 現在までのAWSリソースのコストを時系 列グラフとテーブルで視覚的に確認でき る。グループ化、フィルター条件を設定す ることで、アカウント、サービス、リージョ ン、タグ、リージョンごとに詳細な内訳の 分析も可能。 ◦ コスト配分タグの活用も有効
• AWS Budgetsを使って予算を設定し、実際の利用量や予測される利用量が閾値を超えた場合に通知を受け 取ったり、自動でアクションを実行したりすることで、予期せぬコストの増加を防ぐことができる。 ◦ 予算に対し支出が閾値に到達した場合、または予測コストが閾値を超えると想定される場合 に、メー ル通知を受け取ることが可能。 SNSトピックにパブリッシュすることで Lambda関数と組み合わせたアク
ションも可能 どうすれば防げたか ~AWS Budgets~ AWS Budgets
AWS Budgetsの設定 月次コスト予算の 予算額とEメール先を 設定するだけでも効果 があるはず • 「テンプレートを使用」もしくは「カスタマイズ(アドバンスト)」から設定可能 • テンプレートでは月次コスト予算の他に、「ゼロ支出予算」や
Savings PlansたRIに対するカバレッジ予算も設 定可能
• Cost Anomaly Detectionは、AWSのコストと使用状況の予期せぬ急増や異常な支出パターンを機械学習 を用いて自動的に検出し通知するサービス ◦ AWSのサービス全体やEC2などの特定のサービスのコスト変動を監視し、通常のパターンからの逸脱 を検出する自動異常検出の機能 ◦ サービスごと、アカウントごと、タグごとにコストの変動を検知し、設定した金額もしくは割合の閾値を超
えた異常を検知すると、指定した受信者に通知を送信する閾値アラート通知機能 ※AWS Budegetsとの違い • Budgetsが設定した予算に対するアラートやアクションを行うのに対し、 Cost Anomaly Detectionは予期し な急増・異常支出パターンを検出するサービス。 どうすれば防げたか ~Cost Anomaly Detection~ Cost Anomaly Detection
• 今後のコスト管理はAIによって効率化することができると考えられる。 • Kiro CLI/Amazon Q Developer を使用すると、コストに関する複雑な自由回答形式の質問をすること で、ユーザーに代わって分析を実行させることができる •
Kiro CLI/Q Developerがコストについてユーザーが知りたいことをピンポイントで知ることができることがメ リット(コスト管理の仕方がわからない、という人もすぐコスト最適化に取り組める)。 Kiro CLI/Q Developerによるコスト管理 Amazon Q Developer コンソールでの質問画面 Kiro CLIでの質問画面 IAM認証を設定/AWS CLIをイン ストールすることで、 管理するAWSアカウントのコスト 状況をKiroで把握可能
ユースケースの紹介:コスト把握① • コスト管理APIをクエリし、月毎のS3のコストを把握することが可能
ユースケースの紹介:コスト把握② • 構築したシステムの月間維持費を計算させることが可能 • 従来は「どのサービスを使っているか」を自分で把握して、手動で調べる必要がありました。 Kiro CLIにより自 然言語で全体像を自動調査できる。 ・S3+Cloudfrontでテストで作成したサイトの運用 費を算出してもらう
・「構築したサイトの月間維持費を教えて」と聞くだけ で、関連リソースを洗い出し、費用を算出
ユースケースの紹介:コスト削減 • 単純に「コスト削減する方法はある?」と聞くだけで教えてくれる • 権限次第ではそのまま、リソース最適化(不要な EC2削除など)も可能 ・各サービスのコストを調査し、コスト削減のための アクションを提案 ・実際に削除を実施 (個人アカウントならこのスピード感でコスト削減を
実施可能)
ユースケースの紹介:コスト見積もり • EC2の年間料金やRI, SPの費用見積もりは今までAWS Pricing Calculatorを利用することが多い • Kiro CLIで質問することでコストを見積もってくれる ◦
ダブルチェック的に使用することが可能 ◦ 対象リソースの洗い出しも可能なため、抜け漏れも少なくて済む ・EC2のRI,SPを見積もってと命令した出力
エージェントアーキテクチャ • コストに関する質問を投げると、 Q Developerは以下のステップを実行 参考:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cost-management/latest/userguide/ce-q-how-it-works.html 完了するまで続行 十分な情報が得られるまで 収集と分析を実施 計画更新
結果を確認し、学習内容に 基づいて計画を更新 計画 質問を分析し、 情報収集の初期計画を作成 データ収集 Billing and Cost Management APIsからデータ取得 計算実行 単純な変化から複雑なメトリクスま で計算を実行 ・特にデータ収集については、 AI の出力としても表示されている
エージェントアーキテクチャ • データソースと API 統合によってデータ取得を実施している。コストデータを取得するために使用しているサー ビスとAPIの例は下記。 ◦ Cost Explorer ▪
GetCostAndUsage/GetCostForecast等 ◦ Cost Optimization Hub ▪ GetRecommendation/ListRecommendations等 ◦ AWS Compute Optimizer ▪ GetAutoScalingGroupRecommendations/GetEBSVolumeRecommendations等 ◦ AWS Budgets ▪ DescribeBudgets ◦ Free Tier(無料利用枠に関するAPI) ▪ GetFreeTierUsage/GetAccountPlanState等 ◦ AWS Price List ▪ DescribeServices/GetAttributeValues等 ◦ 参考:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cost-management/latest/userguide/ce-q-how-it-works.html
• コスト管理の失敗をしないよう気をつけます(クラウド破産は容易に起こりうるものだと認識し ています) ◦ AWS Budgetsで予算設定、Cost Anomaly Detectionで異常検知 等のAWSサービ スの活用
• Kiro CLI (Amazon Q Developer) で自然言語によるコスト管理が可能に ◦ 「月間維持費は?」「コスト削減方法は?」と聞くだけで、Kiroが自動分析・提案。 まとめ