Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Redashでデータ活用の壁をなくす / Redash spreads data analys...
Search
Udomomo
February 19, 2019
Programming
0
560
Redashでデータ活用の壁をなくす / Redash spreads data analysis culture
Udomomo
February 19, 2019
Tweet
Share
More Decks by Udomomo
See All by Udomomo
飲んでみよう!ウイスキー / Let's Enjoy Whisky!
udomomo
5
1.2k
pgetにみる並行処理でのエラーハンドリング / Concurrent error handling in pget
udomomo
0
660
ジオキャッシングのすすめ ~きみも冒険者になろう!~ / Let's play geocaching
udomomo
0
690
Google Homeで音声アプリを作るときの3つのポイント
udomomo
0
380
Other Decks in Programming
See All in Programming
Canon EOS R50 V と R5 Mark II 購入でみえてきた最近のデジイチ VR180 事情、そして VR180 静止画に活路を見出すまで
karad
0
130
宅宅自以為的浪漫:跟 AI 一起為自己辦的研討會寫一個售票系統
eddie
0
510
組み合わせ爆発にのまれない - 責務分割 x テスト
halhorn
1
150
リリース時」テストから「デイリー実行」へ!開発マネージャが取り組んだ、レガシー自動テストのモダン化戦略
goataka
0
130
Python札幌 LT資料
t3tra
3
340
tsgolintはいかにしてtypescript-goの非公開APIを呼び出しているのか
syumai
7
2.2k
WebRTC と Rust と8K 60fps
tnoho
2
2k
Cap'n Webについて
yusukebe
0
140
MAP, Jigsaw, Code Golf 振り返り会 by 関東Kaggler会|Jigsaw 15th Solution
hasibirok0
0
250
LLM Çağında Backend Olmak: 10 Milyon Prompt'u Milisaniyede Sorgulamak
selcukusta
0
120
ELYZA_Findy AI Engineering Summit登壇資料_AIコーディング時代に「ちゃんと」やること_toB LLMプロダクト開発舞台裏_20251216
elyza
2
260
안드로이드 9년차 개발자, 프론트엔드 주니어로 커리어 리셋하기
maryang
1
120
Featured
See All Featured
Music & Morning Musume
bryan
46
7k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
16k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
48
9.8k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
28
2.4k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Faster Mobile Websites
deanohume
310
31k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.7k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
54
7.9k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
210
24k
Transcript
Redashでデータ活用の壁をなくす @Udomomo 2019/02/19 Tora-lab
• どもも(@Udomomo) • BtoB SaaSのサーバサイド(Javaによる大規模データ処理) • 副業でRuby on Rails •
趣味でGo 自己紹介
非エンジニアでもデータ活用ができる ダッシュボードツール Redashとは?
• 自社サービスの利用データはMySQLに蓄積されているが、 開発チーム以外アクセスする習慣がなかった • CSチームは個々のクライアントの定性的な理解は豊富だが、 データのことは分からない • NPS(顧客満足度)などは追えるが、自社サービスの 実際の利用状況をリアルタイムで追う術がなかった Redashが必要になった背景
→ 誰でもデータを触れる仕組みが必要!
• クエリを書く • グラフ・ダッシュボードを作る • アラートで監視する Redash利用の流れ
• Amazon EC2 AMI • Google Compute Engine Image •
Docker Image (→自社サーバで運用) • Webサービスとして利用(セットアップの必要なし・有料) セットアップ
DBと接続する
クエリを書く
クエリをフィルタ可能にする(Redash独自の文法)
グラフを作る
ダッシュボードを作る
アラートを設定する
• 機能・UIがシンプルでわかりやすい • クエリを触らなくても簡単にデータをフィルタできる • サービスの簡易モニタリングも可能 Redashの特徴 • 高度な統計・解析処理には不向き。日常業務における データ活用のハードルを低くするためのツール。
自社での活用例
• 開発チーム以外でSQLを書ける人が少ない • 開発チームの人手も多くない 導入時の方針 • まずは業務サイクルに乗せることを優先 • SQLの教育・データのバックアップ体制構築などは一旦せず、 今使えるリソースだけで運用を回す
• データを見るだけなら誰でもできるよう、閲覧専用権限の アカウントは希望者全員に発行
運用体制 MySQL (本番環境の replication) MySQL (解析用) data import (※) CS
(SQL経験者) クエリ・ ダッシュボード 作成 CSチーム等 閲覧・分析 分析の要望 ※あまりデータ量が多くないため、 日次でmysqldump & importしている
• クライアント別に利用中のログインID数カウント • 昨日新規発行されたログインID一覧(+アラート) • 特定の項目の設定を忘れているログインID一覧 • 1ヶ月以上ログインしていないID一覧 • ログインIDごとの新規投稿数の推移(日別)
など 自社サービス(BtoB SaaS)用に実際に作られたクエリ
• SQLがボトルネックになっているのをどう解消するか? ◦ SQLを書ける人が少ないため、Redashを使えば解決できる課題を抱えていても 放置されている可能性がある ◦ MySQLが8.0になっておらずwindow関数が使えないなど、DB側の都合で ハードルが高くなっている側面もある 今後の課題 •
Redash自体の運用をどう回していくか? ◦ Redashは開発速度が速く、数ヶ月に一度ペースでバージョンが上がる。 そのため、テスト用環境を別で作っておくのが望ましい ◦ 重いクエリが増えるにつれてRedash自体のパフォーマンスが下がっている。 今後各クエリのチューニング・バックアップが必要になりうる
• 公式フォーラム ◦ https://discuss.redash.io ◦ 日本語用カテゴリもあります! Redash関連サイト • Redashハンズオン資料(非公式・日本語) ◦
https://github.com/kakakakakku/redash-hands-on ◦ 今日紹介しなかった機能も多く掲載されています • GitHub ◦ https://github.com/getredash/redash ◦ Issue・プルリク歓迎
Thank You Credit: • https://redash.io • https://github.com/kakakakakku/redash-hands-on • https://www.iconfinder.com/iconsets/IconsLandVistaPeopleIconsDemo