異世界に転生したら手続き型言語が通じなかった

写真を差し替えて、上げ直しました。自分で言語のインタプリンタ作って、ABC解きました。欲しければABC-106-Dの提出ソースを見るといいとおもいます

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1. 異世界に転生したら 手続き型言語が 通じなかった ～関数型プログラミング入門～
2. • こんにちは。WA_TLEです。 • 得意なことは競技プログラミングです。 • CSAとCodeforcesとAtCoderで赤です • IOI日本代表だったりします。 • 苦手なことは生活することです。
3. • ところでみなさん、異世界転生したいと思ったことはあ りませんか? • 異世界からの 旅人 になって、優勝したいと 思ったことはありませんか？ • もしないなら、ここでスライドは終了です
4. • しかし、異世界でも僕たちが慣れ親しんだ手続き型が使われ ている保証はありません。 • たとえば、関数型しかなかったらどうしましょう? • そもそも競技プログラミングがない可能性 • ということで、関数型言語を実装しました。 • 正確には、関数型言語を自分で作り、さらにそれで問題をとき ました。
5. 関数型言語「」 • 名前は「」です。絵文字が正式名称です。 • 特徴 動的型付け • 永続配列型がある • それなりに競プロにも使える • ちなみにツールは使ってないです
6. ぼくは一体何をしているのだろうか?? • さて、この本の本来の目的は「型システム」でした。静的に型をつけ たいです。 • しかし、ぼくはやる気の都合で静的型検査を諦め、動的に型を決 めています。 •型ががたがた！w • だめじゃん • 焼き鳥不可避
7. そのかわり • すくなくともこの5人の実装した言語の中では最も競プロに向いていると 思います。 • 競プロのために型とかいろいろ犠牲になっているので当然ではある • つぎのページから、僕が実装した機能をくわしく紹介します • 13333byteぐらい
8. 基本型 • nut型 c++でいうlong intです。 • tuple型 • c++だと、tupleとvectorを合わせたような型です。 • いろいろなものをまとめられます • 読み込みと書き出しがlognです
9. 演算 • + - * / % max min < > の二項演算 • とうぜんです。 特別処理がめんどかった • vec a bで要素数a,中身全部bのvectorができる • uni a bでふたつのvectorをつなげる
10. 演算 • If a b c があって、aはnut型 • aが非0ならb,0ならcを返す 関係ないところは評価し ない • [r] [r] a bがあって、aはtuple,bはnut 配列から読みだす • [w] [w] a b c があって、c言語だと a[b]=c;
11. • その他 • {}で空のtupleが作れる • tupleに関数が適用されると、右側の要素がそんままpush_back • letがある • winn,wins,winhで入力 • woutn,wouts,wouthで出力 • 遅延評価なのでそこそこ早い • おなじ由来なら何回も呼ばれない(たぶん) • 自由変数の代入はうまくやると関数一つで済む • 実装を頑張ったので再帰が普通に使える (重要)
12. それを使って何をしたか • ABC106-Aを解いた (きのうの夜に実装した） (またネタが被った) • ちなみにABCのwriterは双子 です。 • winn a • winn b • let c ( * (- a 1) (- b 1)) • woutn c • 説明 aとbを受け取ってやるだけ
13. ABC106-B • winn n • let a ( if ( < n 105 ) 0 （＋ ( / ( - n 75 ) 30) ( > n 188 )） ) • woutn a • 説明埋め込み解 • １０５，１３５，１６５，１９５，１８９なので、けいさんをしている • C++ だと、 if(n<105){return 0;}else{ return (n-75)/30 + (n>=189?1:0));} • < は 条件が正しい時1を返すことに注意
14. ABC106-C • "wins str", • "winn K", • "let solve ( @i if ( - i K ) ( if ( - ( [r] str i ) 49 ) ( [r] str i ) ( solve ( + i 1) )) 49 )", • "let ans ( {} ( solve 0 ) )", • “wouts ans”,再帰を行っているかなり複雑だね • Let ansは、文字を出力するためだけに配列に入れてる
15. • なにをしているか つぎの行が本質で、その他は入出力 • "let solve ( @i if ( - i K ) ( if ( - ( [r] str i ) 49 ) ( [r] str i ) ( solve ( + i 1) )) 49 )", • i を受け取って、それがKでないなら ( if ( - ( [r] str i ) 49 ) ( [r] str i ) ( solve ( + i 1) )) • そうでないなら49 これは ’1’ • if部分 strのi番目が’1’でないならそれ ‘1’ならsolve(i+1) • C++だとこうなる • Char solve(int i){ • if( i != K){ • if( str[i]!=‘1’){ return str[i];} • else{return str[i];} • }else{return ‘1’;} • }
16. ABC106-D • 再帰をとても頑張る • そしたらTLEした かなしいね • 結局競プロには向かない • つぎのページにじっそうがあります、適当に流します
17. "winn n", "winn m", "winn q", "let nyum (+ m m)", "winh den nyum", "let nyuq (+ q q)", "winh situ nyuq", //n*nの配列を用意する L*n+R "let bas (@id - (+ (* ([r] den (+ id id)) n) ([r] den (+ id (+ id 1)))) (+ n 1))", "let ruis (@hai @id if (< id m) (ruis ([w] hai (bas id) (+ ([r] hai (bas id)) 1)) (+ id 1)) hai)", "let moto (ruis ( vec (* n ) 0 ) 0)", //"wouth moto", //"wouth moto", //Lを減らす idがn*n-1 ~ nについて、bas-nに増やす "let Lkan (@hai @id if ( < id n ) hai ( Lkan ( [w] hai (- id n) (+ ( [r] hai id ) ([r] hai ( - id n ) )) ) ( - id 1 )))", "let Lowa (Lkan moto (- (* n n) 1))", //"wouth Lowa", //Rを増やすid%nによって変える "let fya (@hai @id [w] hai (+ id 1) (+ ([r] hai id) ([r] hai (+ id 1))))", "let Rkan (@hai @id if (< id (* n n)) (if (- (% id n) (- n 1)) (Rkan (fya hai id)(+ id 1)) (Rkan hai (+ id 1) )) hai)", "let Rowa (Rkan Lowa 0)", //さいごになんとかする "let gbs (@id -(+ (* ([r] situ (+ id id)) n) ([r] situ (+ id (+ id 1))))(+ n 1))", "let que (@hai @id if (< id q) (que ([w] hai id ([r] Rowa (gbs id) )) (+ id 1)) hai)", "let ans (que (vec q 0) 0)", "wouth ans",
18. みんなも、関数型言語で 圧倒的成長をしよう！！！
19. ご成長ありがとうございました (⛄激寒⛄)