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Infrastructure as Code によるインフラ構築の 自動化により、オペレーションミスを防ぐ仕組みづくり

yamamura
September 17, 2020
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Infrastructure as Code によるインフラ構築の 自動化により、オペレーションミスを防ぐ仕組みづくり

私自身の経験を元にインフラエンジニアとしての
技術的負債を考え、Infrastructure as Codeによる
インフラ環境の構築・運用の自動化にたどり着き
解決に至るまでの工程をご紹介致します。

yamamura

September 17, 2020
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Transcript

  1. • 以下の手動オペレーション作業をPlayBookに落とし込む - ディレクトリの作成 - ファイルを配置 - パーミッション権限の設定 - シンボリックリンクの設定

    - パッケージのアンインストール及び、インストール - アプリケーションの設定情報反映など PlayBookの作成
  2. • 以下の手動で実施していたテスト項目などをServerspecを 活用し、テスト自動化を行う - 各サービスの起動状態 - 指定ポートがListenしているか - 作成したユーザ/グループが存在するか -

    ディレクトリのオーナーとパーミッションが正しいか - 指定したパッケージがインストールされているか - 指定したミドルウェアバージョンがインストールされて いるか・・・etc Serverspecでテスト自動化
  3. まとめ • 以下の対応を行うことで、Infrastructure as Codeによる インフラ環境の構築・運用自動化を推進することが出来た - タスク管理システムのRedmineを活用して、Documentの 更新漏れを防ぐ仕組みを実現!結果として、taskの見える化、 業務成果、リードタイムなども明確化された

    - オペレーションミスを防ぐために、手順の自動化を構成管理ツール 「Ansible」を活用して、生産性の向上が実現! ※合わせて属人化にならないよう部内で、Ansibleに 対してのスキル向上の推進も行った - Serverspecなどで、テスト自動化を行えばさらに 生産性の向上が見込める!