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FirebaseNotification,RemoteConfigでユーザセグメントごとにプッシュ通知を実装する

 FirebaseNotification,RemoteConfigでユーザセグメントごとにプッシュ通知を実装する

FirebaseMeetup#13にて発表させていただいた資料です

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yu mitsuhori

May 28, 2019
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Transcript

  1. FirebaseNotification,RemoteConfigで ユーザセグメントごとにプッシュ通知を実装 する Firebase Meetup at DeNA @1013Youmeee

  2. アジェンダ 1. 自己紹介 2. この発表で紹介すること 3. TL;DR 4. 背景 5.

    手法の解説 6. 実装方法 7. メリット、デメリット 8. まとめ 2 2
  3. 自己紹介 - 三堀 裕(みつほり ゆう) - 養命酒(youmeee, youmitsu) - メインはAndroid

    - 新宿の隣でヘルスケア系アプリを開発しています。 - Github: youmitsu - Twitter: @1013Youmeee 3 3
  4. この発表で紹介すること - RemoteConfigで分割されたユーザセグメントに対して、各セグメントごとにインター バル通知をFirebaseNotificationで送信する方法と背景について ※実装の話などAndroidの話が多めになると思いますが、iOSでも実装が可能なの で参考程度に聞いていただければと思います 4 4

  5. 今回使用するサービス 5 5 Notification (FCM) Remote Config User Property (Analytics)

  6. TL;DR 1. RemoteConfigの値をUserPropertyに登録する 2. NotificationComposerからUserPropertyを指定してプッシュ配信する ※iOSでも同様の手順で実装可能 6

  7. 背景 7

  8. 実装するきっかけ - アクティブユーザー約80万(Android)のアプリ - アクティブ率向上施策として、FirebaseNotificationによるリモートプッシュ通知を導 入することになる - プッシュ通知を全ユーザに対し、同時に送信してしまう - アプリを起動した際にAPIコールが走る

    => 膨大なリクエスト。。 - サーバサイド側で準備ができておらず、一時間ほどアクセスできない状態になって しまった。 8 8 サーバ負荷を抑えるための対応をする必要がある
  9. 考えられた対応策 - サーバのインスタンス数を増やす - 通知開封時に通信を走らせない - ユーザを分割し、回数を分けて送信する - サーバのインスタンス数を増やす必要がない(コストがかからない) -

    アプリチームだけで対応が可能 - 実装工数が少なくできる 9 9
  10. Firebaseでユーザ分割とプッシュ送信を 実現するには 分割 - RemoteConfigでユーザを均等に分割可能 送信 - CloudMessagingからフィルターとして指定可能なのは、 右記の通り -

    RemoteConfig× UserProperty◯ アプリで取得したRemoteConfigをUserPropertyとして 登録することで、紐付けをする 10 10
  11. 実現方法の解説 11

  12. 改善前の方法(プッシュ送信) 12 12 送信担当者 Notification Composer アプリ 通知情報の作成 (フィルターなし) 通知送信

    通知の表示 フィルタリングしていないた め全ユーザに 一斉送信されてしまってい た
  13. 改善後の方法 (Config値をUserPropertyにセット) 13 13 アプリ Firebase RemoteConfig Firebase Analytics Config値(user_group)

    取得 user_groupをUserPropertyに登録 UserPropertyにuser_group の値を登録 user_group(1~N)返却 user_groupを定 義しておく (1~Nのどれか) ※Nは分割数
  14. { AppID: 12345, user_group: 3 } 14 14 1 2

    3 or user_group一覧 3 3 RemoteConfig App AppID(12345) UserProperty (Analytics) イメージ図:Config値をUserPropertyにセット 取得 登録
  15. 改善後の方法(プッシュ送信) 15 15 Notification Composer アプリ user_group=1 通知情報の作成 (user_group=1) 通知情報の作成

    (user_group=2) 通知情報の作成 (user_group=N) アプリ user_group=2 アプリ user_group=N スケジューリング 通知送信 (user_group=1) 通知送信 (user_group=2) 通知送信 (user_group=N) 通知 表示 通知 表示 通知 表示 送信担当者
  16. 16 App user_group: 1 FCM イメージ図:プッシュ送信 Notification 【通知情報】 user_group: 1

    【通知情報】 user_group: 2 【通知情報】 user_group: 3 App user_group: 2 App user_group: 3 UserProperty user_groupがxの appidリストを返す
  17. 実装 17

  18. ユーザ分割用のRemoteConfigを設定 (条件作成) - 全ユーザを3分割するとする。 - user_groupを均等に3つに分類 - 各条件ごとに33%ずつ割り振る 18 RemoteConfigの条件一覧画面

    RemoteConfigの条件作成画面 ユーザ(ランダム%)を選択
  19. ユーザ分割用のRemoteConfigを設定 (パラメータ定義) - パラメータキーはuser_groupに設定 - 各条件ごとにConfig値を設定する 19 RemoteConfigのパラメータ設定画面

  20. Firebase関連のdependenciesを定義 ※Androidの場合 dependencies { implementation fileTree(dir: 'libs', include: ['*.jar']) implementation

    'com.android.support:appcompat-v7:28.0.0' … implementation "com.google.firebase:firebase-core:16.0.9" implementation "com.google.firebase:firebase-config:17.0.0" implementation "com.google.firebase:firebase-messaging:18.0.0" } 20 app配下のbuild.gradleにFirebase関連のdependenciesを定義
  21. 実装(RemoteConfingの値を取得 &UserPropertyの設定)※Androidの場合 val config = FirebaseRemoteConfigSettings.Builder() .setMinimumFetchIntervalInSeconds((if (BuildConfig.DEBUG) 0 else

    60 * 60 * 12)) .build() val remoteConfig = FirebaseRemoteConfig.getInstance() remoteConfig.apply { setConfigSettingsAsync(config) setDefaults(R.xml.remote_config_default_value) fetch().addOnCompleteListener { fetchedTask -> if (fetchedTask.isSuccessful) activate() val userGroup = getString("user_group") mFirebaseAnalytics.setUserProperty("user_group", userGroup) } } 21 21 ApplicationクラスのonCreate()内に以下を記述 Debugビルド時 毎回Config値を取得する ようにする Releaseビルド時 Config有効時間をデフォ ルト(12時間)に設定 FetchしたConfigのキャッ シュ有効時間の設定 ローカル内の デフォルト値を設定 Configの取得後の コールバックを定義 RemoteConfigの値を 取得 user_groupの値を取得し、 UserPropertyにセット
  22. NotificationComposerから通知送信 - ターゲットの部分で、user_groupを指定する(例:3) - 配信予定日時を指定して、「下書き保存」する 22 22

  23. 各user_groupごとにスケジューリングしておく - 各user_groupをターゲットにした通知を時間を分けてスケジューリングする - プッシュ送信間隔は、運用チームと相談して決める 23

  24. 通知の受信 24

  25. メリット・デメリット 25

  26. メリット - 工数が少なくすむ - コストも抑えられる - Notification, RemoteConfig, Analyticsは無料 -

    別チームのリソースを借りずに済む - バッチを書いたり、サーバサイドの開発をする必要がない 26 26
  27. デメリット - 長期的な運用に向いていない - Notification Composer上でやることが多い - ヒューマンエラーが起こりやすい - UserPropertyの設定はラグが多少あるため、UserGroupのフィルターに引っかから

    ないユーザが出てくる(通知が送られない) - おそらく使い方間違ってる - UserPropertyは分析用のもの。通知の負荷分散のために使うものではない 27 27
  28. まとめ - Firebase Notificationで通知を送信するとき、RemoteConfigの値でフィルタリングが 可能。インターバル通知を送信することもできる。 - あまり推奨される方法ではないが、手っ取り早く実装することができる - User Propertyへの反映はラグが多少あるので、送信されないユーザが出てきてし

    まう点は要注意 - 以下にサンプルをあげています - https://github.com/youmitsu/FirebaseAnalyticsSample 28 28
  29. Qiitaも書きました https://qiita.com/youmeee/items/7fe6d80e1d451bf9ed53 29 29