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Oracle Database@AWSの設計構築体験談!-NWの目線から-
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矢儀丈博
August 04, 2026
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Oracle Database@AWSの設計構築体験談!-NWの目線から-
矢儀丈博
August 04, 2026
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Transcript
Oracle Database@AWSの 設計構築体験談! ーNWの目線からー 2026/8/4 矢儀丈博
◆自己紹介 名前:矢儀 丈博(やぎ たけひろ) 年齢:28歳 #NW_JAWS でツイー トお願いします! 出身:山口県 業務:カード会社様のAWS基盤保守など
好きなAWSサービス: Amazon VPC Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 2
◆目次 1. イントロダクション 2. Oracle Database@AWSの基礎 - AWSとOCIの関係性 - 主要コンポーネント
3. 設計構築体験談 –NWの目線から- - Exadata Infrastructureの最小構成が大きすぎて、「基盤化」せざるを得なかった - 自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた 4. まとめ Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 3
◆目次 1. イントロダクション 2. Oracle Database@AWSの基礎 - AWSとOCIの関係性 - 主要コンポーネント
3. 設計構築体験談 –NWの目線から- - Exadata Infrastructureの最小構成が大きすぎて、「基盤化」せざるを得なかった - 自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた 4. まとめ Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 4
◆イントロダクション – Oracle Database@AWSとは AWSのデータセンター内でOracle社が管理するOracle Databaseを AWSのプラットフォームを通して利用できるサービス Oracle RACが使えてうれしい!! 本日の主役はコレです
※OracleRAC (Real Application Clusters) はRDSでは非サポート Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 5
◆イントロダクション – Oracle Database@AWSとは AWSのデータセンター内でOracle社が管理するOracle Databaseを AWSのプラットフォームを通して利用できるサービス 東京リージョンと大阪リージョンでも GAされました(大阪は1AZのみ) Oracle
Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 6
◆イントロダクション – サービス名表記について Oracle AI Database 26aiのリリース以降、 Oracle側は「Oracle AI Database@AWS」と表記を統一していますが
AWS側はまだ「Oracle Database@AWS」のまま… 今回のスライドでは 「Oracle Database@AWS」 または「ODB@A」と表記します Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 7
◆目次 1. イントロダクション 2. Oracle Database@AWSの基礎 - AWSとOCIの関係性 - 主要コンポーネント
3. 設計構築体験談 –NWの目線から- - Exadata Infrastructureの最小構成が大きすぎて、「基盤化」せざるを得なかった - 自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた 4. まとめ Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 8
◆ Oracle Database@AWSの基礎 – AWSとOCIの関係性 • AWSのデータセンター(子サイト)は OCIのデータセンター(親サイト)の”拡張”扱い • AWS/OCI間は低遅延のNWで接続
AWSリージョン(子サイト) OCIリージョン(親サイト) 東京(apne1-az1/az4) 東京(ap-tokyo-1) 大阪(apne3-az2) 大阪(ap-osaka-1) 【参考】 Exadata Databaseのプロビジョニング手順 https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/database-at-aws/oaawsgetting-started-architecture.htm 1. ODB Networkを作成 2. Exadataインフラストラクチャを作成 3. Exadata VMクラスタを作成 4. ODBピアリングを設定 5. Exadata Databaseを作成 Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- AWS のコンソールから OCI のコンソールから 9
◆ Oracle Database@AWSの基礎 – 主要コンポーネント ODB Network ・OCIインフラをホストする専用のプライベート ネットワーク ・「ODBピアリング」でVPCと接続する
・ODB Networkを作ると、OCI側では VCNとして認識され、ODB Networkと 同じCIDRがマッピングされる Exadata Infrastructure ・DBの基盤となるハードウェア ・ExaInfraの上に「VMクラスタ」を作成し、 そのVMクラスタの上でDBを動かすイメージ ・DBサーバとStorageサーバの組み合わせで 構成される https://aws.amazon.com/jp/blogs/database/provision-oracle-databaseaws-resources-using-terraform/ ・DBサーバ2台+Storageサーバ3台が 最小構成 Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 10
◆目次 1. イントロダクション 2. Oracle Database@AWSの基礎 - AWSとOCIの関係性 - 主要コンポーネント
3. 設計構築体験談 –NWの目線から- - Exadata Infrastructureの最小構成が大きすぎて、「基盤化」せざるを得なかった - 自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた 4. まとめ Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 11
◆Exadata Infrastructureの最小構成が大きすぎて、「基盤化」せざるを得なかった コスト 性能 シングルAZ/最小構成の1階部分だけで、毎月170万円!!!! 1つのシステムだけでROIを説明できる気がしない!!!! 1,520ECPU、2,780GB、240TBが最小構成!!!! 1つのシステムで使い切れる気がしない!!!! https://speakerdeck.com/oracle4engineer/exadata-databasecloud-technical-detail?slide=14 https://docs.oracle.com/en-us/iaas/exadatacloud/doc/exa-servicedesc.html?utm_source=chatgpt.com#ECSCM-GUID-43F48F95-31074983-AB29-D95A54A01152
Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 12
◆Exadata Infrastructureの最小構成が大きすぎて、「基盤化」せざるを得なかった システムA システムB システムC VPC VPC VPC ODB@A基盤 システムA用
ODB Network システムB用 ODB Network システムC用 ODB Network VMクラスタ VMクラスタ VMクラスタ Exadata Infrastructure Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 13
◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた ODB Networkを作って、VPCとピアリングもして VMクラスタも作ったぞ!! OCI側でVCNも見えてる!! ルートテーブルにはどんな設定が入ってるかな https://aws.amazon.com/jp/blogs/database/provision-oracle-databaseaws-resources-using-terraform/ Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から-
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◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた VCN内のローカル通信のルートは暗黙的なのね (AWSみたいに、一応表示しといてくれると分かりやすいのに) ODB@Aの内部NWはDRG(OCIの仮想ルータサービス) として認識されるの面白い!! Service Gateway(AWSのVPC Endpoint的なもの) へのルートは自動設定されててうれしい!! 172.31.0.0/16はピアリングしたVPCで…
129.224.0.0/20って誰?? デフォゲがないやん!! 直接ピアリングしたVPCとの通信しかできないってこと!? https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/the-aws-oracle-database-network Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 15
◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた 172.31.0.0/16はピアリングしたVPCで… 129.224.0.0/20って誰?? この人 https://repost.aws/ja/articles/AR2TOdAL0KT-mTYZUefV_hPQ/accessing-aws-managed-services-from-odb-network-usingamazon-vpc-lattice Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 16
◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた デフォゲがないやん!! 直接ピアリングしたVPCとの通信しかできないってこと!? そんなことはない POINT!! https://repost.aws/ja/articles/AR4zNLqp-CSmq-8MRjInUUcw/connecting-aws-cloud-wan-to-oracle-database-aws-odb-aws Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 17
◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた デフォゲがないやん!! 直接ピアリングしたVPCとの通信しかできないってこと!? ここに入れたCIDRがVCNのルートテーブルにも追加されて 宛先がODBピアリングに向くようになる https://www.ateam-oracle.com/oracle-dbaws-tgw Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 18
◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた 「Peer network CIDRs」に 0.0.0.0/0 入れたら デフォゲっぽく設定できるやん!! ピアリングされたCIDRブロックごとに、 新しいセキュリティルールセットが デフォルトNSGに追加されます!!
「Peer network CIDRs」に 0.0.0.0/0 を入れたら デフォルトNSGで 0.0.0.0/0 からの DBアクセスが許可されます!! Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 19
◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/database-at-aws/oaaws-network-odb-network.htm Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 20
◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/database-at-aws/oaaws-network-odb-network.htm Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 21
◆自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた VMクラスタからデフォルトNSGを全てデタッチして カスタムNSGで通信統制を一本化 ODBピアリングの「Peer network CIDRs」に 社内のプライベートIPレンジを設定 ⇒0.0.0.0/0からの接続許可するNSGが 存在してしまうのは、それ自体が危険と判断 https://aws.amazon.com/jp/blogs/database/provision-oracle-databaseaws-resources-using-terraform/
Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 22
◆目次 1. イントロダクション 2. Oracle Database@AWSの基礎 - AWSとOCIの関係性 - 主要コンポーネント
3. 設計構築体験談 –NWの目線から- - Exadata Infrastructureの最小構成が大きすぎて、「基盤化」せざるを得なかった - 自動生成されるVCNのルートテーブルとNSGの仕様に悩まされた 4. まとめ Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 23
◆まとめ • Oracle Database@AWSは、AWSのデータセンター内でOracle社が管理するOracle Databaseを AWSのプラットフォームを通して利用できるサービス。 • ODB Network・ODBピアリングを通してVPCと接続する。 •
Oracle Database@AWSは最小構成が大きく、単一のシステムで利用するにはTooMuchな場合がある。 ROIを考えて、複数システムで共用するのが一つの選択肢。 (もちろんシステム間の分離/統制の設計はちゃんとしないといけない) • VCNのルートテーブルとNSGの仕様に注意。 「VMクラスタを作ったら、とりあえずデフォルトNSGはデタッチして、カスタムNSGに乗り換える」 「その後、ODBピアリングのPeer network CIDRsに社内のプライベートIPレンジを設定する形で VCNのルートテーブルにルート設定を追加する」 というのがグッドプラクティスなのでは。 Oracle Database@AWSの設計構築体験談! -NWの目線から- 24
Oracle Database@AWSの 設計構築体験談! ーNWの目線からー 2026/8/4 矢儀丈博