AIエージェントに設計・実装を任せるため、詳細な仕様を先に定義する「仕様駆動開発」が注目されています。一方で、AIの出力を安定させようとするほど、設計判断や実装方針まで人が仕様に書く必要が生じ、仕様の作成・レビュー負荷が増えてしまいます。 本セッションでは、人が合意・管理すべき範囲を「境界仕様」として定め、その境界内での設計判断や実装をAIエージェントに委譲する開発プロセス「BSDD」を紹介します。20件の実案件への適用結果をもとに、責務境界の定め方、AIの自律実行を支える開発ハーネス、人が確認すべきポイント、導入によって得られた効果と実践上の課題を共有します。