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Xcode 26 の Coding Intelligence で感じた これからの自分に求めら...

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July 27, 2025
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Xcode 26 の Coding Intelligence で感じた これからの自分に求められる変化

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July 27, 2025
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  1. © 2025 Wantedly, Inc. Xcode 26 の Coding Intelligence で感じた

    これからの自分に求められる変化 ご飯を食べながらアプリ開発もくもく会& LT会 Jul.23 2025 - Yuya Harada
  2. 名前 Wantedly 入社 ポジション 趣味 性格診断 : 原田 祐也 :

    2024年 7月 : iOS エンジニア : バドミントン : モチベーター
  3. © 2025 Wantedly, Inc. Coding Intelligenceを実際に試してみて、ただ便利なだけではなく 企業で働く 自分自身の学び方や役割が大きく変わると改めて感じた • Copilot

    • Cursor • Gemini • Coding Intelligence ◦ Xcode 26 (今秋リリース?)で追加される はじめに AI 開発支援ツールが増えている
  4. © 2025 Wantedly, Inc. CONTENTS 01 Xcode 26 の Coding

    Intelligence とは 02 これからの自分に求められる変化 I. 学び方の変化 II. 役割の変化 III. 成長スピードの変化 03 まとめ
  5. © 2025 Wantedly, Inc. Coding Intelligence とは Xcode 26 に追加される、アシスタント機能

    • できること(例) ◦ コード生成や変更、提案 ◦ コードの解析や説明 ◦ ドキュメントの作成 https://developer.apple.com/documentation/Xcode/writing-code-with-intelligence-in-xcode 例 : 󰢧 「マルバツゲームを作って」 → 数秒でプロトタイプが完成 (Swiftを学び始めたとき、実装に 1週間以上かかりました ...)
  6. © 2025 Wantedly, Inc. • コードの追加や変更を行う • 進捗がメッセージで表示される ◦ スライダーで各プロンプトの

    出力 (途中の結果 ) が見れる コード生成や変更、提案を行う コードを書く手間を減らしつつ、実装の意図も理解できる https://developer.apple.com/documentation/Xcode/writing-code-with-intelligence-in-xcode
  7. © 2025 Wantedly, Inc. 変化① 学び方の変化 • 時間がかかる学びのサイクル ◦ 調べる

    → 試す → 失敗 or 成功す る → 理解する • 問題解決に時間がかかる ◦ ドキュメントやStack Overflowな どを行き来して調査 • 理解までに遠回りが多い ◦ 正しい実装にたどり着くまでに何 度も試行錯誤する ◦ Before
  8. © 2025 Wantedly, Inc. 変化① 学び方の変化 • 時間がかかる学びのサイクル ◦ 調べる

    → 試す → 失敗 or 成功す る → 理解する • 問題解決に時間がかかる ◦ ドキュメントやStack Overflowな どを行き来して調査 • 理解までに遠回りが多い ◦ 正しい実装にたどり着くまでに何 度も試行錯誤する ◦ Before • AIで学びのサイクルを加速させる ◦ AIに質問 → AIが提案 → すぐ動かせる → 理由を考える • スムーズに問題解決する ◦ トラブルシューティングの回数を減らす • 素早く理解する ◦ 動くコードを見ながら「なぜこう書くか」を 理解する After
  9. © 2025 Wantedly, Inc. 変化② 役割の変化 • コードを書くことが中心 ◦ 自分で一からコードを書き、

    どのように実装するかを考えながら 試行錯誤する • 実装方法を考える時間が多い ◦ どのように実装するかに頭を使う Before
  10. © 2025 Wantedly, Inc. 変化② 役割の変化 • コードを書くことが中心 ◦ 自分で一からコードを書き、

    どのように実装するかを考えながら 試行錯誤する • 実装方法を考える時間が多い ◦ どのように実装するかに頭を使う Before • コードを判断することが中心 ◦ AIが書いたコードを取捨選択し、 品質や正しさを見極める力が 求められる • 設計により注力する ◦ 実装方法より「どんな設計にすべき か」により集中し、コードは AI に書か せる (個人的に設計が苦手なので頑張ります...) After
  11. © 2025 Wantedly, Inc. 変化③ 成長スピードの変化 • 経験と試行錯誤が成長の中心 ◦ コードを書き、試行錯誤を積み重ね

    て、経験学習サイクルを回すことで スキルが身につく • サイクルの回転が遅い ◦ 調査や実装に時間がかかり、サイク ルを高速に回すのは難しかった Before
  12. © 2025 Wantedly, Inc. 変化③ 成長スピードの変化 • 経験と試行錯誤が成長の中心 ◦ コードを書き、試行錯誤を積み重ね

    て、経験学習サイクルを回すことで スキルが身につく • サイクルの回転が遅い ◦ 調査や実装に時間がかかり、サイク ルを高速に回すのは難しかった Before • AI活用し、成長スピードを加速させる ◦ 提案をそのまま使う人と、うまく活用し て考える人で差が広がる • サイクルを高速に回して成長する ◦ AIが調査や実装を補助し、経験学習サ イクルを早く回すことで、より早く成長す る After
  13. © 2025 Wantedly, Inc. 1. 学び方の変化 → AI が調査や実装を補助し、 学びのサイクルを高速に回す

    2. 役割の変化 → コードを書くより「設計・判断」が中心になり、 AIのコードを取捨選択する力が必要 3. 成長スピードの変化 → サイクルを高速に回せる人がより早く成長し、 AI活用次第で差が大きく広がる まとめ どう学び、どう判断し、どう活かすかが求められる