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Transcript
研究と問い KISU Yujiro
「問い」とは? •問い • 「問いとは?」は問いである • 「わからないことやはっきりしないことを人に聞 く」こと [1]
研究においての問い • 研究とは • 真理の探究と知の創造 [2] • 問いとは? • 新しいこと、つまり、今は分からないことを意識すること
(知の創造につながる) • それを多く行うことは、それだけ研究が進むということ(?)
問いがなかった時 • 木須が中学生・高校生の頃は、疑問を持つことがほとんどなかった • 代わりに、興味のあるものには食いついていた • バスケットボール • バイオミメティクス •
SFのテクノロジー • 異文化 • 環境問題 • 模擬国連 • スピーチコンテスト • モデリング • おそらく、問いを作るのにはある程度は経験のストックが必要
問いが生まれるきっかけ • 大学に入学後、学問の自由さを目の当たりにした • 自分でも新しい知を創造したいという探究心が生まれる • しかし、学部1年生は勢いでなんでも学ぶ • 高校生の頃とあんまり変わらない感じ •
学部2年生になって学ぶことに対して意義を見出したくなる • 日本国憲法がつまらなすぎた(担当教員の先生、失礼します) • 何でも、自分が好きな生物に関連づけ始める
問い(きっかけ)、行動、思考の連続 ① 社会の課題をどうすれば生物学で紐解くことができるのか?(日本国憲法 の授業にモチベーションが湧かなすぎて、憲法を生物学だと思って履修し ていた) →細胞生物学のサマースクールで科学の実験デザインを人文系のトピックに持ち込んだ (しかし、人文と科学の距離を感じて、より根本的な部分を見たいと考えた) https://yuyuslab-wiki.notion.site/19f65e9ec70047908eca74f2ff16d308
問い(きっかけ)、行動、思考の連続 ② 人間において共通の課題に対して、どのように異なる方法が使われるの か?(認知学の授業で丁度いい感じの規模感で実験を考える必要があっ た) →人間が問題解決をする時にどのように手法を区別するか、生理的・認知的な現象をも とにしてSudoku実験をデザインした • (日本に帰国後、人間ではない動物を扱うことになり、どうすれば人間ではない動物のシ ステムを人間に応用できるのかが気になり始める)
https://yuyuslab-wiki.notion.site/19f65e9ec70047908eca74f2ff16d308
問い(きっかけ)、行動、思考の連続 ③ 認知の分業を実証するために必要なものは何か?(研究室にお邪魔してい るのに1人だけ何も具体的な研究をしていない、やる気があるのか疑いが生 まれそう、さすがにそろそろ何か実証的なことをやりたい) • →現在進行中 • (現在進行中) https://yuyuslab-wiki.notion.site/19f65e9ec70047908eca74f2ff16d308
まとめ 研究において「問い」とは • 知の創造である、と言っても過言ではない • 自分は何をしたいのだろうと考える • 木須の場合:いわゆる青年期(学部2年生)でアイデンティティが形成されるような期間に問 いが研究に重なる •
大きな問いを根底に持つ • 木須の場合:「異なる背景を持った人々が目標に向かって協力するためにはどうすればよい か?」 • 大きな問いに答えるために、それを小さく分ける • どうやって分けるようになるかは、その時々の状況によって変わる • 木須の場合:どんな授業を取るか、誰と出会うか、どれくらい時間があるか etc.
参考文献 [1] https://kotobank.jp/word/%E5%95%8F%E3%81%86-579356 [2] https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/overview/b04_01.html