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タイミーのプロダクト開発に対するアナリストの向き合い方

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April 22, 2025
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 タイミーのプロダクト開発に対するアナリストの向き合い方

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  1. CopyRight © Timee,inc. 2023 - 経歴 2017 上場ベンチャー(営業 → HR)

    2019 タイミー(HR → CS → プロダクト →データ) HRの経歴が長いです。 2023年5月にアナリストに転向。 当時10名組織だったDA部は、現在 20名程度の組織に なっています。 データアナリティクス部 佐藤 柚花 趣味 健康オタク / ジビエ・クラフトコーラ
  2. CopyRight © Timee,inc. 2023 - タイミーのアナリスト組織について ビジネスアナリティクス ▪ データアナリティクス部は3つのチームに分かれています ▪

    プロダクト向き合いのデータアナリストは(GMを除き)6名います マーケティングアナリティクス プロダクトアナリティクス GM GM 本日はここのお話
  3. CopyRight © Timee,inc. 2023 - タイミーのプロダクト開発組織 A Tribe  xxx Squad

    yyy Squad B Tribe zzz Squad www Squad ▪ 顧客価値をベースにした仮想組織で活動しています ▪ 1人のアナリストが複数のSquadを兼任することが多いです Designer Engineer Engineer PdM Data Analyst Engineer Engineer PdM Data Analyst Engineer Engineer Engineer PdM PMM Engineer Engineer PdM Data Analyst Designer
  4. CopyRight © Timee,inc. 2023 - Squadに対してデータアナリストがおこなっていること ▪ Squadの日々の活動への伴走 ◇ 各種スクラムイベントへの参加、運営

    ◇ 指標策定・モニタリング環境の作成 ▪ 課題探索 ◇ PdM・PMM・デザイナーと適宜協業して、定性・定量両面での課題探索と評価をします ◇ Squad単位で実施することもあれば、Tribe単位で実施することもあります ▪ 効果検証 ◇ 実験設計のドキュメントを作成し、計画通りに実行します ⭐日々の活動に伴走することで、Squadが向き合う課題の解像度が上がります
  5. CopyRight © Timee,inc. 2023 - ▪ 個人事業主的な立ち回りになりがちで、データアナリスト間のノウハウ共有が難しい → データアナリスト内で、事例共有・壁打ちができる場を週1で設けています。  

    事例共有においては、なるべくプロセスも含めて共有するようにしています。 ▪ データアナリストとして困っていること・改善したいことについて相談したい → データアナリスト内で、振り返りの場を隔週で設けています。(KPT法などを使います)   なるべくネクストアクションに繋げるようにしています。 ▪ Squad・Tribeの枠を超えた、プロダクト全体にかかる分析がしづらい → 有志のデータアナリストでプロジェクトチームを組成し、   他組織も巻き込みつつ、分析を推進しています。 活動の中で生じた課題と、現在の解決方法
  6. CopyRight © Timee,inc. 2023 - ▪ 壁打ち・事例共有の場 → 不正利用に対して、とりうる対策とその事業影響について分析していました。  

    絶対に意思決定を間違えられないため、他のアナリストの知恵も借りながら進めました。   また、プロセスやアウトプットも可能な範囲で共有し、得られた学びを還元しました。 ▪ 振り返り・改善の場 → 自分ではどうにもできないレベルで業務が逼迫しており、ヘルプをお願いしました。   さまざまな業務を他の方にお願いさせていただき、乗り切ることができました。   チームとしての強さを改めて実感しました & 本当に感謝しかありません・・・! 具体事例:不正利用対策(昨年冬ごろ)
  7. CopyRight © Timee,inc. 2023 - ▪ プロダクト組織の拡大に耐えうる体制づくり → データアナリストが、より効率的に、より多くの価値を提供できるような体制 ▪

    プロダクト以外のアナリストとの知見の掛け合わせ → ユニットを横断したアナリストとの協働で、全社的な課題にタックルしていく ▪ 既存の分析内容へのアクセシビリティ向上 → 組織が拡大する中で、車輪の再発明が起きないようにする仕組み ▪ データアナリストのさらなるスキルアップ機会創出 → 現場のイネーブルメントや業務自動化などを通して、   より高度な業務に集中できる環境づくり → データサイエンティストとの協働などを通して、 周辺領域に染み出していく機会 今後の課題