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We released a service released with forming Pro...

We released a service released with forming Product Discovery Team

Mitsuo Hangai

January 09, 2020
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Transcript

  1. ⼤企業の縦割り組織の中で Product Discovery Team を作ってサービスをリリース出来た話 Jan 9, 2020 Regional Scrum

    Gathering Tokyo Mitsuo Hangai Manager, Business Communication Platform Group EC Business Empowerment Section EC Business Support Dept. Rakuten, Inc.
  2. 2 ⾃⼰紹介 半⾕ 充⽣(Mitsuo Hangai) Nick name: Guy(@bangucs) 楽天株式会社 EC

    ビジネスサポート開発部 EC エンパワーメント課 ビジネスコミュニケーションプラットフォームグループ マネージャ 2010年⼊社、 ずっと仙台⽀社勤務 これ私です RSGT 2018の OST ファシリテーター https://twitter.com/scrumosaka Access: 2019/12/24 https://suku3rum-sendai.connpass.com Access: 2019/12/26
  3. 3

  4. 4 今⽇お話したいこと • ⼤企業でも、 • Product Discovery Teamで良い感じに出 来る •

    お客さんから素早くフィードバックをも らおう • 愛を持ってる⼈を集めてチームを作ろう
  5. 8 楽天市場は B to B to C モデル ユーザー 店舗様

    楽天=プラットフォーム お店の集合体= ショッピングモール Data platform お店を作るシステム RMS(Rakuten Merchant Server) 商品、店舗、注⽂、等のあらゆるデータ https://www.rakuten.co.jp/ Access⽇: 2019/12/22 https://mainmenu.rms.rakuten.co.jp/ Access⽇: 2019/12/22
  6. 16 事業サイド: BU (Business Unit) Product Ownership 5-10⼈ 組織はだいたいこんな感じ デザイナー

    組織: CWD (Contents and Web Design) 3-6⼈ 開発組織: Tech (Developme nt) 10-20⼈ I’m here
  7. 18 のしかかる課題 • 短い期間での開発(開発開始 2019/01 ローンチ 2019/06) • ⼤規模かつ短納期、事前に店舗様にニュース告知、技術的に初の試 み(Web

    Socketを使ったリアルタイム通信等) • 誰がどこまで決めていいのか分かりづらい • ミーティングミーティングミーティング→決定まで時間かかる→ス ケジュール変わらない • 「絶対に、気持ちいい使い勝⼿にしてあげたい」 • プロダクトオーナーとチームの強い思い
  8. 20 事業サイド: BU (Business Unit) Product Ownership 5-10⼈ 組織はだいたいこんな感じ デザイナー

    組織: CWD (Contents and Web Design) 3-6⼈ 開発組織: Tech (Developme nt) 10-20⼈ I’m here
  9. 25

  10. 29 素敵なUX Designerが⼀緒にやってくれることに・・・ これは初めてこれが使えるのでは︖︖ BU = Value Tech = Feasible

    CWD = Usable Product Discovery Team Product Ownerが1⼈で全てを負 う必要は無い。それぞれのスキ ルを持った⼈を集めたチーム ( Product Discovery Team)を 作って、仮説を検証しつづけれ ばよい。
  11. 33 タイムラインと⼯夫 Product Discovery Team結成。モックアッ プ作成して店舗様から フィードバック Inception Deckとリリー スノート(サポート

    ニュース)作成、開発着 ⼿ 100店舗様向け限 定公開(2週間) フィードバックをもと に再検討、インフラ調 整 リリース 15スプリント開発、 Show and tell 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 6⽉ 今に⾄る
  12. 34 タイムラインと⼯夫 Product Discovery Team結成。モックアッ プ作成して店舗様から フィードバック Inception Deckとリリー スノート(サポート

    ニュース)作成、開発着 ⼿ 100店舗様向け限 定公開(2週間) フィードバックをもと に再検討、インフラ調 整 リリース 15スプリント開発、 Show and tell 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 6⽉ 今に⾄る
  13. 35 Persona(仮想ユーザ像) => Customer Journey Map(時系列にそって店舗 様の振る舞いをマッピング) => Crazy8(強制的にアイデアアウトプット) =>

    Paper Prototyping ⽬的︓みんなで理解し、仮説を⽴て、なるべく時間をかけずにサービスの全体像を具体化すること CWD BU Tech Tech CWD Crazy8 (A4 1枚、8枠で1枠30秒で 無理やりアウトプットする ⼿法) Persona Customer Journey Map
  14. 41 タイムラインと⼯夫 Product Discovery Team結成。モックアッ プ作成して店舗様から フィードバック Inception Deckとリリー スノート(サポート

    ニュース)作成、開発着 ⼿ 100店舗様向け限 定公開(2週間) フィードバックをもと に再検討、インフラ調 整 リリース 15スプリント開発、 Show and tell 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 6⽉ 今に⾄る
  15. 42 タイムラインと⼯夫 Product Discovery Team結成。モックアッ プ作成して店舗様から フィードバック Inception Deckとリリー スノート(サポート

    ニュース)作成、開発着 ⼿ 100店舗様向け限 定公開(2週間) フィードバックをもと に再検討、インフラ調 整 リリース 15スプリント開発、 Show and tell 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 6⽉ 今に⾄る
  16. 45 BU= Value Tech = Feasibl e CWD = Usable

    課題 VS 我々 事業サイ ド: BU デザイ ナー 組織: CWD 開発組織: Tech (組織名)ガー VS VS One Team感︕ ともすると対⽴構造になりがちな組織が、⼒を合わせて同じ⽅向を向けるようになった。 (組織名)ガー (組織名)ガー とか⾔いがち
  17. 46 タイムラインと⼯夫 Product Discovery Team結成。モックアッ プ作成して店舗様から フィードバック Inception Deckとリリー スノート(サポート

    ニュース)作成、開発着 ⼿ 100店舗様向け限 定公開(2週間) フィードバックをもと に再検討、インフラ調 整 リリース 15スプリント開発、 Show and tell 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 6⽉ 今に⾄る
  18. 47 • 3⽉から15スプリント → Sprint GoalとShow & Tell(店舗 様への先⾏公開) •

    複雑なシステム構成、インフラ • リアルタイム性を確保するためWeb Socket利⽤→インフラ (Cloud Foundry)との調整難航。。。 • 無理難題を聞いてくれる素敵なインフラ担当の存在 • 既存APIを含めたシステム全体の負荷テスト、パフォーマン ス・チューニング、などリリースに向けた準備・・・ いざ、開発着⼿。
  19. 51

  20. 53 6⽉28⽇ 無事ローンチ︕︕ ユーザー 店舗様 Inquiry list Chatting pane Customer

    information こっちに やること満載 - ⾃動応答 - Chatbot - ⾃動翻訳 →こっちも Product Discovery Team 必要かな︕ Access⽇: 2019/12/23 Access⽇: 2019/12/23
  21. 56 ⾔われてみれば・・・ Product Ownerの 楽天・店舗様・チーム への愛が半端ない ◦◦さん︕ (場所とか組織 で呼ばない) これが無いと⽚⼿落ち

    になっちゃう。やり⽅ は任せる。やろう︕ かっこいい︕ すごいじゃん︕ 天才︕ この⽅が店舗様は嬉 しいはず。こっちで いこう︕ 我々としてはこういう ⽅向にしていった⽅が カッコいいじゃん︖ ◦◦ちゃん連れ てきたから︕
  22. 58 まとめ • Product Discoveryは、愛を育むプ ロセスでもある • ⼤企業でも、 • Product

    Discovery Teamで良い 感じに出来る • お客さんから素早くフィード バックをもらおう • 愛を持ってる⼈を集めてチーム を作ろう BU = Value Tech = Feasibl e CWD = Usable