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AWS Updates - App Dev & AI/ML -

BulBulPaul
September 02, 2023

AWS Updates - App Dev & AI/ML -

JAWS-UG高知 Vol.13 & SORACOM UG四国 で発表したアップデートに関する資料です。
https://jawsug-tosa.doorkeeper.jp/events/159080
#JAWSUG #JAWSUG_KOCHI #SORACOMUG

BulBulPaul

September 02, 2023
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  1. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. AWS Updates ! アプリ開発から AI/ML まで Paul Amazon Web Services Japan Solutions Architect
  2. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. はじめまして ポール アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ⻄⽇本 の ソリューションアーキテクト [関⼼のある技術] Java, Kotlin, Python, Serverless, 釣り, 料理 @bulbulpaul
  3. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. AWS のアップデート! 3
  4. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. 大量 4 😇
  5. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. なので、今回は アプリ開発で便利なものや AI/ML関連をいくつかピックアップ! 5
  6. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. さくっとアプリを構築したい! そんなあなたに・・・ 6
  7. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. AWS Application Composer AWS管理コンソールUIで IaCコード(設定ファイル) を作成するサービス → CloudFormation / SAM(*) テンプレートファイルを生成 & 編集 • CFn / SAMテンプレートを編集 (既存ファイルの読み込みも可能) • SAMが対応する代表的な サーバーレス関連サービスに対応 例1:Amazon API Gateway 例2:AWS Lambda • ローカルファイルシステムに 接続することで、ローカルの ファイルを編集可能 リソースメニューからのドラッグ&ドロップと プロパティ設定でSAMテンプレートを編集 (*) AWS SAM = AWS Serverless Application Model (参照)
  8. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. Application Composer - キャンバス / テンプレート 「キャンバス」と「テンプレート」を切り替えながら表示と編集が可能 → "コードを編集しGUIで確認" や その逆を自由に行き来しながら開発可能
  9. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. Application Composer - リソース間の接続 キャンバス上において、種類に応じてリソース間をコネクタで接続 → テンプレートに IAMポリシー / 環境変数 / イベント の定義が自動生成 コネクタでリソース間を接続 (例︓API → Lambda関数) AWS::Serverless::APIリソース定義に 接続先Lambda関数をバックエンド統合として設定 AWS::Serverless::Functionリソース定義に 接続元APIをイベントトリガーとして設定
  10. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. Application Composer - 対応リソース(Featured) リソースパレットからドラッグ & ドロップ で配置・編集が可能 → Application Composer からスクラッチでコーディング可能 # 対応AWSリソース リソース 1 API Gateway AWS::Serverless::Api 2 Cognitoユーザープール AWS::Cognito:UserPool 3 Cognitoユーザープール Client AWS::Cognito:UserPoolClient 4 DynamoDB テーブル AWS::DynamoDB:Table 5 EventBridge イベントルール AWS::Events:Rule 6 EventBridge スケジュール AWS::Scheduler::Schedule 7 Kinesis Data ストリーム AWS::Kinesis::Stream 8 Lambda 関数 AWS::Serverless::Function 9 Lambda レイヤー AWS::Serverless::LayerVersion 10 S3 バケット AWS::S3::Bucket https://docs.aws.amazon.com/application-composer/latest/dg/reference-resources.html # 対応AWSリソース リソース 11 SNSトピック AWS::SNS::Topic 12 SQS キュー AWS::SQS::Queue 13 Step Functions ステートマシン AWS::Serverless::StateMachine ※API GatewayのAPI や Lambda関数/レイヤー、Step Functions ステートマシン は SAMのリソースタイプ として表現される
  11. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. Application Composer - Local Syncモード Webブラウザー(Chrome/MS Edge)の File System Access API を利用し、 ローカルファイルシステムファイルに接続 & ファイルを編集可 ※非対応ブラウザー(例:Firefox) では「未接続」でのみ利用可能 ローカル ファイルシステムの 空のフォルダを指定
  12. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. Demo 1 - コード生成から Local Sync Mode 12
  13. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. AWS Application Composer AWS管理コンソールUIで IaCコード(設定ファイル) を作成するサービス → CloudFormation / SAM(*) テンプレートファイルを生成 & 編集 • CFn / SAMテンプレートを編集 (既存ファイルの読み込みも可能) • SAMが対応する代表的な サーバーレス関連サービスに対応 例1:Amazon API Gateway 例2:AWS Lambda • ローカルファイルシステムに 接続することで、ローカルの ファイルを編集可能 リソースメニューからのドラッグ&ドロップと プロパティ設定でSAMテンプレートを編集 (*) AWS SAM = AWS Serverless Application Model (参照)
  14. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. CI/CDパイプライン SAM Pipelines と組み合わせて CI/CD までさくっと進める ソースコード 開発者 コードリポジトリ CI/CDパイプライン用雛形ファイルを生成 (例:CodePipeline用CFnテンプレート) template.yaml (SAMテンプレート) > sam pipeline bootstrap > sam pipeline init SAMがパイプライン 自体も構成(雛形を生成) CloudFormation Build Source sam build Deploy Test sam deploy SAM sam local →CI/CDパイプラインを含めた開発の立ち上げを加速 SAM
  15. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. マイクロサービス間の接続や トラフィックの管理をしたい! そんなあなたに・・・ 15
  16. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. VPC Lattice マネージドで以下のようなことを実現可能 1. EC2などから別のVPCにあるサービスへアクセスできるようにする 2. サービスへのアクセスに対してロードバランスを行う 3. サービスへのアクセスに対して認証制御を行う 4. それらを統合管理する(ロギング、認証ポリシーなど) 16
  17. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. • VPC をまたがる HTTP/TLS 通信を中継 • ルートテーブルの設定が不要 • 各VPCにエンドポイントが作られるので、 VPC同⼠のCIDRは重複可能 • 各VPCからはルートテーブルを設定しなく てもアクセスできる Amazon VPC Latticeによる課題解決 VPC VPC Amazon EKS VPC Pod A Pod B Lambda function クライアント クライアント サービスA サービスB VPC クライアント Amazon VPC Lattice サービスC つまり、ネットワーク設計が不要
  18. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. • Latticeにサービスを定義し、VPCに構築された http(s)のターゲットと紐づく • ターゲットの指定は以下が選択できる • EC2/Auto Scalingグループ • ALB • IPアドレス指定 • Lambda Function • EKSのPod • アクセス元のVPCにはサービスにアクセスする ためのエンドポイントが作られる • サービスネットワークはサービスを括る論理境 界。クライアントのVPCやアクセス制御の設定 をこの単位で⾏うことができる サービスとサービスネットワーク VPC Amazon VPC Lattice Amazon EKS + Gateway API Controller VPC サービスA サービスB サービスC Pod A Pod B Lambda function クライアント サービスA サービスB サービスネットワークA サービスC サービスネットワークB サービスAの エンドポイント サービスBの エンドポイント サービスCの エンドポイント リクエスト VPCにアタッチ VPCにアタッチ
  19. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. • サービスへのアクセスは、ALBと似た考え⽅で ロードバランスできる • サービスにはリスナーを設定する。リスナーご とにターゲットグループを作成する • ターゲットグループに登録したターゲットの中 でロードバランスされる • ヘルスチェックも⾏われ、正常なターゲットの みにリクエストが転送される • リスナーには条件設定が可能。条件によって別 のターゲットグループに転送できる • path • method(現在APIのみ) • header(現在APIのみ) ELBのように可用性やスケーラビリティを担保できる VPC Amazon VPC Lattice VPC Lambda function クライアント サービスネットワークA サービスAの エンドポイント リクエスト EC2 ターゲットグループ サービスA リスナー ターゲットグループ EC2 if: path /bar /foo
  20. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. 統合管理 Latticeは、大量のマイクロサービスを 管理するのに適している 図はサービスネットワークの画面 マネジメントコンソールでサービス ネットワークにアタッチしたVPCや、属 するサービスを一覧できる 20
  21. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. クロスアカウント RAMを使ってクロスアカウントを実現可能 21 サービスの作成者 (サービスオーナー) 利用者 共有 サービスの共有 ・サービスの認証ポリシー設定 ・ターゲットグループやルー ティング設定 ・自分のサービスネットワークに、 共有されたサービスを関連付けする ことで、自分のVPCからアクセス サービスネットワークの作成者 (サービスネットワークオーナー) 利用者 共有 サービスネットワークの共有 ・サービスネットワークの 認証ポリシー設定 ・共有されたサービスネットワーク に自分のサービスを関連付け※1 ※1.サービスネットワークオーナーは利用できない
  22. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. VPC Lattice マネージドで以下のようなことを実現可能 1. EC2などから別のVPCにあるサービスへアクセスできるようにする 2. サービスへのアクセスに対してロードバランスを行う 3. サービスへのアクセスに対して認証制御を行う 4. それらを統合管理する(ロギング、認証ポリシーなど) 22
  23. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. サクッとワークフローを組みたい! そんなあなたに・・・ 23
  24. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. AWS Step Functions AWS によって提供されるサーバーレスのワークフローサービス ローコードで多くの AWS サービスとの統合が可能 AWS Step Functions によるワークフローは • ステートマシンを用いて構築する • ステートマシンは JSON ベースの Amazon States Language (ASL) で定義する • ビジュアルエディタ Workflow Studio による直感的な操作をサポート • マイクロサービス、機械学習、ETLパイプラインなど幅広いユースケースをサポート
  25. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. Workflow Studio 25 ドラッグ & ドロップでステートマシンを設計できるビジュアルワークフローデザイナー
  26. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. ドラッグ & ドロップで State を配置 26 Flow State 最適化された統合 AWS SDK 統合
  27. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. パラメータの設定 27
  28. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. StepFunctions の Workflow Studio がアップデート • テンプレートからの構築が 可能に e.g. § S3にCSVファイルを置いて並列 処理 § 機械学習の前処理をしてモデル のトレーニングの実行 • テンプレートのデモリソース を作成しての実行や、独自リ ソースの利用も可能 28
  29. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. Demo 2 かるーくさわってみましょう 29
  30. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. え、生成系 AI アプリ? …どうつくんの? そんなあなたに・・・ 30
  31. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. 31 咲く ⽣成系 AI とは︖ • 会話、ストーリー、画像、動画、⾳楽など、 新しいコンテンツやアイデアを創造 • ⼀般に 基盤モデル(Foundation Model) と呼ばれる 膨⼤なデータに基づいて事前にトレーニングされた⼤規模モデルを利⽤
  32. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. 生成系AI - 基盤モデル (Foundation Model) 「基盤モデル」は、従来のAI/MLモデルと何が異なるか? → 「一定の汎用さ」がありその範囲内ではゼロから学習させる必要性がない テキスト生成 要約 情報抽出 Q&A チャットボッ ト 利用 タスク ラベル付け されていない データ (教師なし データ) 基盤モデ ル (FM) テキスト生成 要約 情報抽出 Q&A チャットボッ ト 学習 利用 タスク MLモデル … … … … ラベル付き データ … … … … 事前学習
  33. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. 生成系AI - 基盤モデル 機能種類 (3種類に大別) Text-to-text 簡単な自然言語プロンプト(質問や指示)を元に、 それに応じたテキスト生成 Text-to-embeddings 検索や文書間の類似点検索などの用途向け に、テキストの数値表現を生成 “心臓の健康と歩行の相関性に ついて記事をまとめて” Multi-modal 自然言語プロンプトから、 画像、動画、音楽など を生成 “ハンド・ソープ” 以下を数値で表現 “ハンドソープ・リフィル、 ハンドソープ・ディスペンサー、 ハンドソープ抗菌” “健康な心臓を保つには 一日 10,000 歩のウォーキング が有効です” インプット アウトプット “宇宙飛行士が 馬に乗っている写真” 例 1 2 3 基盤モデル
  34. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. Amazon Bedrock 34 基盤モデルの選択 CLAUDE 2 Constitutional AI と 無害学習による LLM 思慮深い対話 コンテンツ作成 複雑な推論 コンテンツ創造 コーディング NEW JURASSIC-2 テキスト⽣成⽤ 多⾔語対応 LLM 英語、⻄語、仏語 独語、葡語、伊語 蘭語 テキスト要約 テキスト⽣成 テキスト分類 ⾃由形式の Q&A 情報抽出 Embedding 検索 AMAZON TITAN リアル⾼品質画像⽣成 ⾼精細化 インペインティング ユニークなアート、 ロゴ、デザイン⽣成 STABLE DIFFUSION XL 1.0 NEW COMMAND + EMBED 業務アプリ向けの テキスト⽣成モデル 100+ ⾔語に対応した検索、 クラスタリング、分類⽤の Embedding モデル NEW
  35. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. 公開済み基盤モデルの活⽤ 35 S A G E M A K E R J U M P S T A R T モデル Stable Diffusion XL 1.0 2.1 base ⾼精細化 インペインティング タスク テキスト⼊⼒から フォト・リアルな 画像⽣成 ⽣成画像の品質改善 特⻑ Stable Diffusion 2.1 ファイン・チューン対応 モデル AlexaTM 20B タスク 機械翻訳 質問回答 テキスト要約 注釈付与 データ⽣成 モデル Falcon-7B, 40B Open LlaMA RedPajama MPT-7B BloomZ 176B Flan T-5 models (8 種類) DistilGPT2 GPT NeoXT Bloom models (3 種類) タスク 機械翻訳 質問回答 テキスト要約 モデル Cohere Command XL タスク テキスト⽣成 情報抽出 質問回答 テキスト要約 モデル Jurassic-2 Ultra, Mid 状況に応じた回答 テキスト要約 ⾔い換え ⽂法エラー訂正 タスク テキスト⽣成 ⻑⽂⽣成 テキスト要約 ⾔い換え チャット 情報抽出 モデル Lyra-Fr 10B, Mini タスク テキスト⽣成 キーワード抽出 情報抽出 質問回答 テキスト要約 感情分析 テキスト分類 モデル Llama 2 7B, 13B, 70B タスク 質問回答 チャット テキスト要約 ⾔い換え 感情分析 テキスト⽣成 モデル Dolly タスク 質問回答 チャット ⾔い換え 感情分析 テキスト⽣ 成
  36. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. 生成系AI - 基盤モデル と アプリアーキテクチャ オープンソース基盤モデルの進化、技術競争による多様なモデルの登場 → 適材適所にモデルを組み合わせて高度なタスクを実現する方向へ パターン2: 複数基盤モデルを連携利用 パターン1: 単一/プロプライエタリ 基盤モデル アプリ AIサービス SaaS#1 1つのサービス を外部APIで呼出 プロプライエタリモデル プロプライエタリなサービス ↑ 垂直統合型で提供 ↓ 生成系AIモデル連携ライブラリ(LangChain等) SaaS#1 SaaS#n セルフホスト OSS基盤モデル (および 自社Fine-Tuned) ※人間と同様に “チームを組んで” タスクを実行するスタイル ※加えて、より優れた基盤モデルが登場したら柔軟な切替を容易 に ※一つの基盤モデル/サービスで全てを担うスタイル 基盤モデルを 使い分け&連携 ユーザーアプリ ユーザーアプリ プロプライエタリ 基盤モデル (および 自社Fine-Tuned)
  37. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. RAG - 概要 RAG(検索拡張生成)とは? → 大規模言語モデルのプロンプトエンジニアリング上のテクニックの1つ 生成系AI アプリ 基盤モデル ⾮RAG (Zero-shot) RAG アプローチ 生成系AI アプリ 基盤モデル ナレッジソース (基盤モデル外のデータ) 事前学習 (& 事後学習/Fine-Tune) 済みの情報しかLLMは回答できない 質問 プロンプト(≒質問) プロンプト(ナレッジと質問) ナレッジのプロンプト組⼊れにより︓ 1. "幻覚"をなるべく抑⽌ 2. 事実に基づくLLM回答(精度向上) 質問 https://arxiv.org/abs/2005.11401 ユーザー ユーザー
  38. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. RAG - AWSサービスを活用した実装アプローチ RAG(検索拡張生成)のナレッジソース実装にはいくつかの選択肢がある → AWS上では、それぞれで利用可能なサービスが存在 2. Embedding LLM (*) & Vector DB利⽤ 1. Amazon Kendra利⽤ RAG (Retrieval Augmented Generation) の「ナレッジソース」実装アプローチ 2-a. Amazon OpenSearch Service (k-NN機能) 2-b. RDS for PostgreSQL (pgvector拡張) (*) 厳密にはLLM以外で Embeddingを行うアプローチも存在するが割愛
  39. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. RAG - AWSサービスを活用した実装アプローチ RAG(検索拡張生成)のナレッジソース実装にはいくつかの選択肢がある → AWS上では、それぞれで利用可能なサービスが存在 2. Embedding LLM (*) & Vector DB利⽤ 1. Amazon Kendra利⽤ • ナレッジドキュメントをあらかじめKendraに格納 • 質問を⼊⼒としてKendraをセマンティック検索で クエリし、関連するドキュメントの抜粋(群)を取得 • 結果を元にプロンプトを⽣成し、LLMに送信 RAG (Retrieval Augmented Generation) の「ナレッジソース」実装アプローチ 2-a. Amazon OpenSearch Service (k-NN機能) 2-b. RDS for PostgreSQL (pgvector拡張) (*) 厳密にはLLM以外で Embeddingを行うアプローチも存在するが割愛 • ナレッジドキュメントをあらかじめEmbeddingで Vector化し、Vector DBに格納 • 質問を⼊⼒としてVector DBをクエリし、 近似するドキュメント(群)を取得 • 結果を元にプロンプトを⽣成し、LLMに送信
  40. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. RAG - 実装アプローチ:1. Amazon Kendra利用 Kendraのインデックスにナレッジを事前登録し、 ユーザーの質問で セマンティック検索 した結果をもとにプロンプトを生成 AWS クラウド 生成系AI アプリ エンドユーザー 基盤モデル Amazon Kendra ② 質問内容を入力として、 Kendraを検索 & クエリ結果取得 ① 質問を入力 ③ 検索結果(②)を踏まえて それを元に回答するように プロンプトを生成 & 実行 ④ 基盤モデルの応答結果 ⑤ 回答を取得 RAGアプローチにおいて、⽣成系AI アプリが⽣成するプロンプトの例︓ 「以下はお客様とAIとの友好的な会話です。 そのコンテキストから詳細な内容を回答してください。ただし、質問に対してAIが回答を 持たない場合は真摯に "分かりません。"とだけ回答してください。 #### コンテキスト︓{Kendraクエリ結果} #### 指⽰︓上記の内容を元に、次の質問に回答してください。{エンドユーザー質問} 」 インデックス 社内データ等を コネクターで接続 & インデックス登録 ナレッジ ドキュメント コネクタで Crawling & 登録
  41. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. RAG - 実装アプローチ:2. Vector DB利用 EmbeddingによるVectorデータをVector DBに事前登録し、 ユーザーの質問でクエリ検索した結果をもとにプロンプトを生成 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/quickly-build-high-accuracy-generative-ai-applications-on-enterprise-data-using-amazon-kendra-langchain-and-large-language-models/ AWS クラウド 生成系AI アプリ エンドユーザー 基盤モデル ① 質問を入力 ⑥ 回答を取得 ナレッジを Embeddingモデルで Vector化し事前登録 または Embeddingモデル ナレッジ ドキュメント Vector DB (OpenSearch Service or pgvector) Vector データ ③ DBを類似性検索 バッチ 処理 ④ 検索結果(③)を踏まえて それを元に回答するように プロンプトを生成 & 実行 RAGアプローチにおいて、⽣成系AI アプリが⽣成するプロンプトの例︓ 「以下はお客様とAIとの友好的な会話です。 そのコンテキストから詳細な内容を回答してください。ただし、質問に対してAIが回答を 持たない場合は真摯に "分かりません。"とだけ回答してください。 #### コンテキスト︓{Vector DBクエリ結果から復元したナレッジ} #### 指⽰︓上記の内容を元に、次の質問に回答してください。{エンドユーザー質問} 」 ⑤ 基盤モデルの応答結果 ② 質問文を Embedding (Vectorを算出)
  42. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. まとめ • さくっとアプリを構築したい、そんなあなた → Application Composer でGUIでサクッとアプリ開発を始めましょ • サービス間の接続やトラフィック管理をしたい、 そんなあなた → VPC Lattice でサービス間のトラフィック管理を試してみよう • さくっとワークフローを組みたい、 そんなあなた → Step Functions Workflow Studio でテンプレートを活用しましょ • 生成系AI アプリどうつくんの? → Amazon Bedrock, SageMaker Jump Start 等を活用しましょ 42
  43. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. 他にもAWS のアップデートを知る方法 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/tag/%E9%80%B1 %E5%88%8Aaws/ https://aws.amazon.com/new/ What’s New at AWS アップデート情報Webサイト 基本的に英語 週間 AWS 日本のソリューションアーキテクトが 日本語で先週にあったアップデート情報まとめを掲載
  44. 2023-09-02 AWS UPDATE APP DEV – AI/ML © 2022, Amazon

    Web Services, Inc. or its affiliates. Thank you! © 2022, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. Paul @bulbulpaul