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Kiro入門|仕様駆動開発で変わるAI時代の開発スタイル

 Kiro入門|仕様駆動開発で変わるAI時代の開発スタイル

KiroはAWSが提供するAI開発環境で、仕様駆動開発により設計から実装までの流れをAIと協働で進められる新しい選択肢です。
仕様駆動開発とは、要件定義や設計仕様をAIと対話しながら先に固め、その仕様に基づいてコードを自動生成していく開発手法です。
チーム単位・プロジェクト単位でスモールに始められる柔軟性が特徴で、AI開発環境の導入をこれから検討する開発組織にとって入口にしやすい一手となります。

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工藤皓夢

August 20, 2026

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Transcript

  1. 01 / PROBLEM チームの生産性を蝕む正体 AIを使っていても、使っていなくても、チームの生産性を蝕むのはこの3つ 01 手戻り 仕様の曖昧さ・認識ズレがコードになってから発覚し、作り直す 統制コスト 02

    規約・設計方針を守らせるためのレビュー往復と指摘。人が増えるほど増える 03 属人化 なぜそう作ったかが人の頭の中にしかなく、引き継ぎ・オンボーディングが重い コードを書く速さは、「チームの生産性」のごく一部でしかない 6
  2. な ぜ 「 書 く こ と 」 を 速

    く して も 、 こ の 3 つ は 消 え な い の か AIとの協働で失敗するときの正体は、 たいてい 「意図の誤解」 何を作るべきかが曖昧なままコードにすると、 速く書けるほど、速く間違える。 手戻りも、統制コストも、属人化も、根っこは同じ。 意図が「コード」の中にしか無いこと 7
  3. 02 / KIRO Kiroとは Kiro さきほどの考え方を、誰でも・全員が同じ進め方で実践できるようにした、仕様駆動開発のフォーマットが揃ったAIコーデ ィングツールです 💻 VS Codeベース(見慣れた操作感)

    ☁️ AWSが開発 🔌 MCP対応(社内ツール・データ連携) 🧠 複数のAIモデルから選択可 中核となるのが、3つのペインにそれぞれ効く次の3つの機能 📋 Spec 仕様駆動開発のワークフロー Requirements → Design → Tasks 🧭 Steering チームの規約・文脈をAIに渡す =協働の前提知識 🪝 Hooks 定型チェックの自動化 運用中も品質を守る番人 手戻りはSpecが、統制コストはSteering/Hooksが、属人化は仕様の資産化が、それぞれ引き受ける 9
  4. 02 / KIRO 4つの形態|今日はIDEを中心に Kiro自体は4つの形態で使えます。このセッションでは、そのうちKiro IDEを中心にお話しします 💻 Kiro IDE 仕様駆動開発の中心

    3本柱をフル活用できる ⌨️ Kiro CLI ターミナルの エージェント 実装支援・自動化・CI連携 🌐 Kiro Web 📱 Kiro iOS プレビュー中 プレビュー中 ブラウザから エージェントに タスクを委任 スマホでエージェントの セッションを 管理・承認 仕様駆動開発を体験するなら、まずIDEから。CLI・Web・iOSは普段の環境を補完する位置づけ 10
  5. 02 / KIRO Kiro IDEの画面|主に3つのエリア 🗂️ 左|ファイルツリー .kiro/specs配下にrequirements.md/ design.md/tasks.mdが並ぶ 📝

    中央|エディタ 今どのステップを見ているかがナビゲーション で分かる 💬 右|Kiroとの対話 チャットでやり取りしながら仕様・設計・タス クを進める 11
  6. 03 / SPEC Spec|仕様の3ステップ+実装で進める開発フロー チームの生産性を削るのは手戻り・統制コスト・属人化。Specがまず狙うのは、この「手戻り」 1 Requirements 要件をAIと固める ▶ 人間のレビュー

    2 Design 設計をAIと固める ▶ 人間のレビュー 3 Tasks タスクに分解 ▶ 人間のレビュー 4 実装 AIが実行・人間が検収 各ステップの間に、必ず人間のレビューゲートがある(決めるのは人間、提案・実行はAI) 手戻りの正体は「仕様の曖昧さ」。コードになってから直すのではなく、仕様の段階で舵を切る 12
  7. 04 / OPS Steering/Hooks|統制コストを「仕組み」で下げる 🧭 Steering 🪝 Hooks 例:コーディング規約/技術スタック/ドメイン用語集 例:Lintチェック/テスト自動実行/セキュリティスキャン

    コーディング規約・技術スタック・ 業務ルールを共有 IDE以外の形態からも同じ前提知識を参照できる 保存時・コミット前などのタイミングで 定型チェックを自動実行 Specで決めた基準を、実装後も守り続ける 規約を守らせるのはレビュアーの根気ではなく、リポジトリにコミットされたルール 14
  8. 05 / VALUE 得られる効果|チームのコスト構造が変わる 📋 手戻りが減る 🪝 品質が個人に依存しない 🧭 資産が残る

    ← Spec ← Steering / Hooks ← 仕様の資産化 「思ってたのと違う」が、コードになる 前に止まる 規約遵守が、レビュアーの根気ではなく 仕組みで担保される 作った過程(仕様・設計・タスク)がチ ームの資産として残る 本当に嬉しいのは、チームのコスト構造そのものが変わること 16
  9. 06 / REFERENCES 参考文献 Kiro https://kiro.dev/ Kiro and the future

    of AI spec-driven software development https://kiro.dev/blog/kiro-and-the-future-of-software-development/ Specs just got faster (and smarter) https://kiro.dev/blog/faster-smarter-specs/ Steering https://kiro.dev/docs/steering/ Hooks https://kiro.dev/docs/hooks/ Kiro for iOS https://kiro.dev/mobile/ AWS Amplify Conference 2026 レポート https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-amplify-conference-2026/ 本資料の内容は2026年7月時点の情報にもとづきます。Kiroはアップデートが頻繁なため、最新情報は各リンク先でご確認ください。