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第21回 EdTechZineオンラインセミナー「高校の情報教育が目指す姿とは? 教育委員会・...
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May 18, 2023
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第21回 EdTechZineオンラインセミナー「高校の情報教育が目指す姿とは? 教育委員会・学校はいかに対応すべきか」
永野直氏講演資料
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May 18, 2023
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Transcript
1 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 高校の情報教育が目指す姿とは? -教育委員会・学校はいかに対応すべきか- 永野 直
2 ©2021 特定非営利活動法人みんなのコード 自己紹介 NPO法人 みんなのコード 永野 直(ながの なおし) 千葉県立高等学校教諭(1993年〜) 千葉県教育委員会指導主事(2018〜2020)
みんなのコード(2021.4〜) ・県立高校で1人1台BYADによるiPad必携(2011〜) ・学習指導要領及び解説 専門教科「情報」作成委員
3 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 「情報」の内容 第1章 情報社会の問題解決 第2章 コミュニケーションと情報デザイン 第3章 コンピュータとプログラミング 第4章 情報通信ネットワークとデータの活用 情報I
第1章 情報社会の進展と情報技術 第2章 コミュニケーションとコンテンツ 第3章 情報とデータサイエンス 第4章 情報システムとプログラミング 第5章 情報と情報技術を活用した 問題発見・解決の探究 情報II 必履修 発展科目 「情報I」の学習内容に「プログラミング」や「データ活用」が含まれたことで、 全ての高校生*がこれらを学ぶこととなった。 2022年度入学生から適用される学習指導要領「情報」で示される学習内容 *農・工・商などの専門学科は「情報I」の代替科目を必履修
4 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 「情報」担当者の不安 「情報I」の4つの学習内容のうち、最も 課題が多いと思われるのはどれですか? n=304 • 内容の高度化に対する不安
• 授業時間・準備時間の不足 • 担当者数の不足 • 大学入学共通テストへの対応 をあげる教員が多い。 自由記述からは・・・
5 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード みんなのコードの現場への支援 • プログラミングオンライン教材「プログル」の無償提供 • 教育委員会からの依頼を受け、各県で高等学校「情報I」担当教員の 無償研修会を実施 (2021・2022で1100人以上が受講)
青:研修前 赤:研修後
6 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 「情報科」はどのような教科か 社会の事象を情報とその結びつきとして捉え 情報 情報 情報
情報 社会の事象 プログラミング シミュレーション データの活用 情報デザイン 情報技術を活用して、 「問題の発見と解決」 を図り、 新たな情報に再構成する 情報技術の適用 問題の発見 情報 新たな情報 新たな情報 新たな情報 問題の解決 インプット アウトプット 教科「情報」の見方・考え方
7 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 誰もが経験したことのない人口減少社会・予測のつかない未来に向かって、 「与えられる正解」を覚えるための勉強ではなく、誰もが基礎的な情報技術 (プログラミング・情報デザイン・データ活用など)を活用して、 「自己や社会の問題の発見と解決に向けて、学び続けていこうとする人」 となるための学びである。 教科「情報」を学ぶ意義
子供たちは何のために「情報」を学ぶのか?
8 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード AIで創る未来 https://www.youtube.com/watch?v=XkKxSAb4EAw
9 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 課題解決の考え方 情報活用能力の発揮 解決すべき課題はなんだろうか どうなれば解決となるのか そのためには何を・どうすれば
よいだろうか やってみたらどうだっただろうか 何がわかり、何がわからなかったか うまくいった・いかなかったのはなぜか もっと良い方法はないだろうか 問題が複雑化・多様化し、旧来の知恵だけでは 解決不可能な処理・問題が増えてきた。 • 多様なコミュニケーション方法・手段 • 情報デザインを適用した表現と情報発信 • プログラミング • シミュレーション • IoT・センサー・ロボット等の活用 • AIの活用 • データ活用・データ分析 • 情報セキュリティ • デジタル・シティズンシップ これからの課題解決に「情報」の活用は不可欠
10 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 概要: • 2025年1月の共通テストからスタート(2024年度3年生・現高校1年生から) • 国公立はこれまでの5教科7科目に「情報」を加えた「6教科8科目」を課すことを原則
• 経過措置として、浪人生向けには旧課程の「情報」の別問題を用意する予定 • 現状では、他の教科と同様マークシート方式だが、いずれCBTになる可能性もある? 大学入学共通テスト 「情報I」で学ぶ内容は、あらゆる学部での学びに必須のものとなった ワープロ・表計算・プレゼンテーションソフトの使い方などは一切出題されない。 コンピュータサイエンスの基礎的知識はある程度必要なものの、前提知識は問題の中で説明される。 全ての設問で、「社会でどのように情報技術が活用され、問題解決につながっているか」がテーマ 「暗記していることを思い出す」問題は皆無。全て「考えながら解答を導き出す」問題
11 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード サンプル問題・試作問題のテーマ例 • 東日本大震災で、電話が不通となったのに、SNS等で連絡がとれたのはなぜか? •
比例代表選挙ではどのように当選者が決まっていくのか? • サッカー部を強くするために、ワールドカップのデータから強いチームの傾向を読む • 文化祭でクレープ屋を出店する際、客の待ち時間と人数はどうなる? • 例えば46円の商品を買うとき、やりとりするコインの枚数を最も少なくするには? 共通テスト問題は「学習テーマの宝庫」 社会の事象・生活の中から問題をとらえ、「情報活用能力」で解決を図る 問題発見・解決能力の育成 生徒の大学受験の有無に関わらず、 「授業のヒント」として大いに役立つ
12 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 情報の授業で心がけたいこと = 授業改善 = 共通テスト対策 •
暗記・過去問演習だけでは無理 → 生徒が各自やグループで調べて知識を共有する • 社会での活用例やその効果など → 理論だけでなく、実際の生活との関連を意識 • 課題を読み取るための読解力 → 「作業」ではなく「意図」と「目的」を与える • 題材設定と学習活動の工夫が必要 → 自分ごととして考えることを習慣化する学び 実際の授業と留意すべき点 「教員が持っている知識を覚えさせる」方法では限界がある → 課題:「学びに向かう姿勢」を養うには時間がかかる (1科目2単位だけでは・・) 日々の生活にある、 「何気ない現象」「ちょっとした疑問」をそのままにしない 姿勢が大事 他教科との連携・総合的な探究の時間でのPBL・実践的学習・情報II・専門科目・学校設定科目等の設置
13 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 具体的な例 日常の何気ない行動と学習内容の結びつきを考える 例:「買い物」 無人販売所 旧来のレジ 金額の入力・合計・消費税・預かり金・お釣り・在庫の表示を行うプログラム
(お釣りの枚数はどうやって求めたらいい?) バーコード決済 ICタグ セルフレジ 電子マネー 非接触型決済 FeliCa等のIC バーコード スキャン AIレジ 画像の機械学習、TeachableMachineでAIモデルを作ってみよう どうやって盗難をなくす? 支払いの確認どうする? テクノロジーを活用できないか? Webカメラ? スマートロックを使ったらどうか? プライバシーの配慮は? どんな仕組み? どんな種類がある? QRコード POSシステム 自動販売機は? データの活用 商品管理や分析には どんなデータが必要? どんな仕組み? 支払い方も変化 どんな情報がやりとり されているの? 未来のレジは? 品物を持って帰るだけ。どんな仕組み? 利点・欠点は? 購買 学校の購買も予約システム・電子マ ネーの導入できないだろうか? データから何がわかるだろう? どんな仕組み? データベース
14 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード • 「情報」教員の積極的・柔軟な採用・配置と研修の充実 • 免許保有者の現実的な状況 • 小・中・高における情報教育と教員間の連携(設置者間の情報共有)
• 民間・大学・地域との連携の促進・現場での授業事例や教材の共有 • 専門学科「情報科」、情報コース等の設置 • 学校への教育課程編成のアドバイス ◦ 各校の「情報II」の設置の促進 ◦ 各校の専門「情報」科目の設置の促進 教育委員会にお願いしたいこと 「高校」単体では情報教育の目標を達成するのは困難
15 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード みんなのコード の取り組み
16 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード みんなのコードの現場への支援 • プログラミングオンライン教材「プログル」の無償提供 • 教育委員会からの依頼を受け、各県で高等学校「情報I」担当教員の 無償研修会を実施 (2021・2022で1100人以上が受講)
青:研修前 赤:研修後
17 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 無償プログラミング教材「プログル」 小学校 中学校 • 算数 多角形コース
• 算数 公倍数コース • 算数 データ活用(平均・最頻値・中央値) • 理科 電気とその利用 • 技術・家庭科 技術分野 「双方向性のあるコンテンツのプログラミング」 サーバ・クライアントのデータの送受信などについて、ブロックプログ ラミングでチャットシステムを作る
18 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 無償プログラミング教材「プログル」
19 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード 大学講座用無償オンデマンド教材 「学校教育とテクノロジー」 〜先生を目指す学生向けコンピュータサイエンス最初の一歩〜 •
情報Iを学ぶ前に大学に入学した学生対象 • 将来の学校現場での指導に役立つ実践的な情報教育の講座 を、大学の教員養成課程にて提供 • プログラミング、データ活用の基礎、課題解決学習等のテーマ を含む • 2023年に新コンテンツ追加予定 https://code.or.jp/news/10983/ 1 オリエンテーション 2 コンピュータとは 3 コンピュータのしくみ (ハードウェア等) 4 ネットワーク技術 5 アナログとデジタル 6 データと分析 7 メディアの特徴 8 アルゴリズムとプログラミング 9 コンピューティングと社会との関わり 10 課題解決実習 11 宮教附属小の先生講義 12 宮教附属中の先生講義 13 課題① 14 課題② 15 発表とまとめ
20 ©2021 特定非営利活動法人みんなのコード
21 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード これからの情報教育に向けて https://code.or.jp/news/10747/ みんなのコード「2030年代の情報教育のあり方についての提言」
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26 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード https://support.code.or.jp/
[email protected]
NPO法人みんなのコード 全国の先生方への支援・研修の実施 小・中・高のプログラミング教材の開発・無償提供
子どもたちがいつでもテクノロジーに触れられる コミュニティ「コンピュータクラブハウス」の運営 情報教育のあり方について等の政策提言 教育を支援したい企業の皆様と学校をつなぐ企画等 ご寄付・ご支援よろしくお願いいたします。
27 ©2022 特定非営利活動法人みんなのコード FIN