Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
サーバーレス開発を1年で完全にマスターする学び方/How I mastered Serverl...
Search
TATSUNO Yasuhiro
August 28, 2018
Programming
0
83
サーバーレス開発を1年で完全にマスターする学び方/How I mastered Serverless from ZERO over the past year
https://jawsug-nagoya.doorkeeper.jp/events/76573
2018-08-28 JAWS-UGナイト in AWSome Day 名古屋
での発表です。
TATSUNO Yasuhiro
August 28, 2018
Tweet
Share
More Decks by TATSUNO Yasuhiro
See All by TATSUNO Yasuhiro
Bun に LCOV 出力を実装した
exoego
2
53
terraform-provider-aws にプルリクして マージされるまで
exoego
2
290
ライブラリをパブリッシュせずにすばやく試す
exoego
2
180
esbuild 最適化芸人
exoego
3
1.4k
いい感じに AWS を組み合わせたビルディングブロックでアプリ開発を支援する / TdTechTalk 2022 11
exoego
0
550
Empowering App Dev by Nicely-Crafted High-Level AWS Components
exoego
0
25
月間数十億リクエストのマイクロサービスを支える JVM+AWS フルサーバーレス開発事例 / Now and Future of Fully Serverless development at Chatwork
exoego
1
630
Scala と AWS でフルサーバーレス開発事例 / How Chatworks uses Scala and Serverless
exoego
3
1.4k
忙しい Scala 開発者の超時間節約術 / Big Timesavers for Busy Scala Developers
exoego
1
1k
Other Decks in Programming
See All in Programming
エンジニア1年目で複雑なコードの改善に取り組んだ話
mtnmr
2
1k
The Sequel to a Dream of Ruby Parser's Grammar
ydah
1
200
Swift Concurrencyとレースコンディション
objectiveaudio
1
400
[DroidKaigi 2024] Android ViewからJetpack Composeへ 〜Jetpack Compose移行のすゝめ〜 / From Android View to Jetpack Compose: A Guide to Migration
syarihu
1
230
僕が思い描くTypeScriptの未来を勝手に先取りする
yukukotani
9
2.3k
今インフラ技術をイチから学び直すなら
yuhta28
1
120
GoのIteratorに詳しくなってしまう
inatonix
1
200
デザインシステムとコンポーネント指向によるフロントエンド開発プロセスの革新 / Innovation in Frontend Development Processes through Design Systems and Component-Oriented Architecture
nrslib
8
5.2k
Architecture Decision Record (ADR)
nearme_tech
PRO
1
650
1人で挑むSwiftコンパイラ 〜型システム入門編〜
s_shimotori
0
330
Go1.23で入った errorsパッケージの小さなアプデ
kuro_kurorrr
1
170
null or undefined
susisu
22
6.1k
Featured
See All Featured
Ruby is Unlike a Banana
tanoku
96
11k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
85
5.6k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
166
48k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
334
56k
The Invisible Customer
myddelton
119
13k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
226
52k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
103
48k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
322
23k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
101
6k
Speed Design
sergeychernyshev
21
420
A better future with KSS
kneath
235
17k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
53
8.9k
Transcript
サーバーレス開発を1年で 完全にマスターする学び方 TATSUNO Yasuhiro 2018/8/26 JAWS-UGナイト in AWSome Day 名古屋
1. 最近採用が広まる、 サーバーレスアーキテクチャ の超概要 2. 私がサーバーレスをゼロから どう学んだ・学んでいるか 本日のお話
2010~ ユーザ系SIer 業務用Webアプリ開発運用 2016~ 2017~ プロダクトマネージャー 私 所属: JAWS UG,
Java UG, Frontend UGなど 好きなAWS: Lambda, CloudFront 職歴 私の担当プロダクトを事例に紹介
機械学習向け教師データ作成ツール 高品質な教師データを大人数で効率 よく作り込めるノウハウ満載 2018年3月一般公開、50以上の企業 /大学で利用 AnnoFab 基本利用 ¥0 annofab.com
1. 数千人が日々長時間利用するB2Bアプリ。 ビルトインのスケールアウトが不可欠 2. 中小企業なので固定費はできるだけ抑制 3. 製品開発に注力できるように、インフラ はクラウドに任せたい 開発テーマ サーバーレスアーキテクチャに挑戦
プログラム実行環境 サーバーレスとは 私の理解 Lambda イベント駆動アプリ データベース/ストレージ 必要なとき必要なだけ 性能・量を用意できる 使った時間だけ 課金される
Batch バッチコンピューティング Aurora Serverless オンデマンドでスケールするRDB AppSync リアルタイムデータアプリ向けBaaS 東京リージョン 2015年6月 東京リージョン 2017年6月 東京リージョン 2018年4月 東京リージョン 2018年8月 Fargate サーバーレスコンテナオーケストレーション 東京リージョン 2018年7月 常時起動するサーバー「レス」 使ってないときはコスト「レス」
1. チームメンバー全員サーバーレス未経験 EC2/DynamoDB/S3を触った程度 2. 私:前職はインフラは別部署任せ 3. 技術検証2週間、開発期間2ヶ月 2017、私とサーバーレスの出会い ゼロからのサーバーレス 課題が多数
• Lambdaの5分制限をこえる処理は? • 「サーバー」ないけどドメインどうやって 割り当てる? • どうやってデプロイ? 課題① 何をどう使えばいいか分からん ブログ見たり勉強会参加して
コミュニティの先駆者から学ぶ 当時情報が多かったServerless Frameworkを採用。 今はAWS公式のSAMあり。Serverlessはプラグインに優位 複数オリジン(S3やAPI Gateway)をCloudFrontで たばね、CloudFrontにドメインを割り当て BatchとかStepFunctionでがんば
1. Lambda 2. API Gateway 3. Batch 4. StepFunction 5.
DynamoDB Stream 6. CloudFront 7. SQS 8. SNS… 課題② 初めて使うAWS多すぎ チームで手分けしてノウハウ確立→共有。 開発イテレーションごとに担当変えて多能工化
1. 公式ドキュメントをあたる 2. AWSサポートに聞く 3. 技術検証 課題③ やりたいことが新しすぎ or マイナーすぎて世間に情報がない
公式情報が一番正確 分からないことはTry&Error
RDBではなくKVS(DynamoDB) KVSに最適なスキーマ設計って? 複雑なクエリは遅い、トランザクションない 課題④ 慣れ親しんだ開発手法が通じない 分かるところから始めて改善。 作り直しも辞さない 8月に東京でもリリースされた Aurora Serverless使えば…!
まずはRDB風に設計。 あとから改善 頼らないようにアプリ自体を設計
1. AWSのSNSアカウントをフォロー 2. AWSについて書いてるブログを購読 3. 勉強会に出て学ぶ 4. AWSを使える仕事をする 課題⑤ 変化が激しい
勉強し続ける、実践する ホットで新しい分野なのでどんどんAWSが改善される
まとめ:私の学び方 1. 先駆者のブログやスライドから学ぶ 2. チームで手分けして学ぶ 3. 調べものはまず公式情報にあたる 4. 分からないことは検証する 5.
小さく始めて改善し、作り直しも辞さない 6. 勉強会や仕事で実践し続ける