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一人でAIプロダクトを作るならAIにはもっと働いてもらいたい / I want AI to w...

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August 08, 2025

一人でAIプロダクトを作るならAIにはもっと働いてもらいたい / I want AI to work harder

2025/08/08に開催された「AIAgent勉強会|AIエージェントの開発Tips・活用事例を持ち変えるLT×3」の登壇資料です。
https://almondo.connpass.com/event/362663/

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August 08, 2025
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Transcript

  1. 今日の内容 話すこR ` AI-Driven Development Lifecycle (AI-DLC2 ` 新規でプロダクトを作る時にAI-DLCを 取り入れるために考えたこと

    / 取り組 みの一部 話さないこR ` 開発したプロダクトそのものの€ ` 言語 / フレームワークなどの具体的な 技術スタックやTips 新規開発・個人開発の場面で持ち帰ってもらえるものがおそらく多い
  2.  日中フルで使えるわけではな7  → 隙間時間の活用とAIにどれだけ自動的に働いてもらえるか  +AIではなく、AI+を考えた7  +AI:既存の家にスマートスピーカーを置S 

    AI+:最初からスマートホームとして設計 (デモデー向けではあるので、ある程度はプロセスや技術の素振りに使った 最初に考えたこと
  3. https://aws.amazon.com/jp/blogs/devops/ai-driven-development-life-cycle/ AWSのAI Driven Development Life Circle 「AI initiates & directs

    the conversations with humans instead of humans initiating the conversation with AI」

 訳) 「人間がAIに指示するのではなく、AIが人間に提案し、会話を 主導する」
  4. 3 中心的な考え方は「対話の方向性の逆転」。AIが主導し、人間が検g 3 AIが計画を提案、人間が重要な背景知識(コンテキスト)を提供し、監督と承` 3 設計をプロセスに組み込H 3 DDDのような設計技法をオプションとせず、プロセスの中心Q 3 新しい用語、高速化されたサイクルの提t

    3 Bolts (ボルト): 週単位のスプリントに代わる、数時間〜数日単位の作業サイク& 3 Units of Work: エピックに代わる作業単 3 チームはコラボレーションに集中(モブセッションなど)
 AWSのAI Driven Development Life Circle https://aws.amazon.com/jp/blogs/devops/ai-driven-development-life-cycle/
  5. ざっくりイメーW Ȅ PRプレビュー環境を作 F„ Claude Code Actionと定期実行を仕込I @„ 特定Slackチャンネルのコメント(e.x. 〇〇の修正が必要)

    やエラーログを元にGithub Issueを作É y„ Github Issueを定期的にAIが選んでPR生É „ (後述)移動中に簡単なものは動作確認・レビュー AIトリガーでGithub IssueやPRを作成可能にする
  6. > I'm convinced it isn't legal to start an AI

    startup without mentioning the data flywheel. 訳)私は、データ・フライホイールについて触れずにAIスタートアップを立ち上げるこ とは合法ではないと確信している。 O'reilly AI Engineering by Chip Huyenより抜粋 AIへの学習ループを回す
  7. AIコードレビュー系ツールなどのように好みや観点を教えられるように
 ミニマム実装として、xxx.mdなどに観点を残す Step 1: 補助 Step 2: 承認 Step 3:

    自律 人間が観点を手動で教える Claude.mdにたまに振り返る ように仕込んでおき、定期的 に人間が修正する AIから人間に新しく学ぶ観点 を提案する
 Github ActionsでIssueやPR のやりとりを元にmdファイ ルの修正提案をさせてみた AIが勝手に学んで修正できる 修正提案に留まらず、勝手に 観点ファイルを更新できるよ うにした シンプルに実装
  8. 9 一応Step 3(AIが勝手に提案・マージ)までやっては見s 9 コードレビュー系であれば対して気にならなW 9 Issue作成 / PR実装の観点に違和感のある内容が数回潜り混んでた時点で、面倒に 感じ落としてしまっs

    9 レビューのレビューのレビューの世 9 Slackコメントやエラーログから勝手にIssueが作られ、それが自動的に開発に進んで いくパイプラインは結構感動した(ベルトコンベアみたいにPRまで進む) 学習ループの設計は大事。運用を考えるともう少しメンテにコスト割きたいという感想 やってみての感想