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師弟登壇2018 弟子視点 freee株式会社
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January 21, 2018
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師弟登壇2018 弟子視点 freee株式会社
師弟登壇2018のfreee株式会社のスライドです
freee
January 21, 2018
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Transcript
師弟登壇2018 2018.01 freee株式会社
自己紹介 師匠 • 泉祐一朗 • 業務アプリケーション一筋10年 • エンジニアマネージャ、2017年エンジニア 研修を担当 • freee在籍2年
• どちらかというとフロントエンドが好き。
自己紹介 弟子 • 今村翔一(いまむー) • 2017年4月入社 (エンジニア新卒1期) • 筑波大学社会学類卒業 • 2017年1月からエンジニアインターンとし
てJoin→そのまま入社 • 現在は「申告freee」を開発
2016年「働きがいのある会社」 従業員〜999人規模 ランキング4位 2015年度グッドデザイン賞 「未来づくりデザイン賞」
会社概要 会社名:freee 株式会社 設 立:2012年7月 資本金:96億618万円 (資本準備金含む) 代表者:佐々木 大輔 従業員:357名(2017年6月1日現在) 株 主:DCM,
IVP, SBI HD, 未来創生ファンド 等 会社概要 5 会社設立 freee 開業 freee クラウド会計ソフト freee クラウド給与計算ソフト freee (マイナンバー管理 freee 含む) ✩ はじめる ↻ 運営する ↗ 育てる クラウド申告 freee ❂ 納税する 価値基準 1. 本質的(マジ)で価値ある 2. 理想ドリブン 3. アウトプット→思考 4. Hack Everything 5. あえて、共有する。
市場からの評価 6 市場調査からも シェアNo.1 * デジタルインファクト調べ 開始4年で、80万事業所が利用するサービスに成長 No.1のシェアも獲得 2013.3 2014.3
2015.3 2016.3 2017.3 800,000社 600,000社 サービス開始4年で 80万事業所突破 300,000社 65,000社
freeeの新卒採用 • 2016年4月に新卒1期入社 • 2017年新卒2期 ◦ エンジニアとしては初めての新入社 員 (4/15人) ◦
全員インターン経験者 ▪ 新卒としてはレベルが高い
全体研修 入社後〜2週間の間は部門によらず新入社員全員で研修 • 初日 ◦ PCセットアップ、ミッションバリュー、CEOの話、入社式 • 2日目 ◦ 軽井沢にてアスレチック研修
• 3~5 日目 ◦ ビジネスマナー, 事業部のオンボーディング研修 ◦ 訪問研修準備 6社のfreee未導入企業にチームごとに常駐してバックオフィス 業務全般のサポートとヒアリングを実施
全体研修 • 6~10日目 ◦ 完全常駐 • 11~12日目 ◦ 業務フローの整理とプレゼン資料の作成し、 プレゼン
◦ 全社員の登場により最優秀チームの決定
エンジニア新卒研修 目的 10 新卒エンジニアのポテンシャルを最大限に発揮し、最速でトップエンジニアと して成長するための支援を行う • freeeを最初の会社として選んでくれた優秀な新卒に成長の支援をしたい • 採用から教育までの一貫したfreeeらしいポリシーのもと、優秀な新卒エンジニアの入社と成長 のサイクルを未来へ繋げていく •
新卒エンジニアがfreeeを選んでよかったと思ってもらえることは今後の会社の未来にとっても必 要
基本構成 11 新卒エンジニアの成長を支援するメンターを設定し チームとメンターコミッティによる2軸で成長を支援していく • メンターは各チームのエース級エンジニアが担当し、日々の業務からノウハウ・哲学を育成す る。また良き先輩として相談に乗るなどの支援を行う • 最大の成長機会は日々のタスクを通じた OJTであり、チームで成長を支援する
• ただし、メンターによるばらつきを少なくするシステムや、日々のタスクの中では身につきにくい教 育の機会をメンターコミッティで準備・実施する • 今後のfreeeにおける新卒エンジニアの成長支援プログラムをコミッティで作っていく • 新入社員同士で切磋琢磨しながら学ぶ機会を用意する
メンターコミッティ 12 エース級エンジニアをメンターとしてアサイン メンターコミッティでの育成支援 • 日々の業務フォローとweeklyでの1on1を実施 • weeklyでメンターコミッティMTGを開催 ◦ オーナー+メンター陣
▪ 新入社員の状況や進捗具合、メンター陣も1on1のやりかたなどを学習 • Quarterlyでのキャリブレーションを開催 ◦ それぞれの個性や環境、成長状況を考慮してどうすればより成長できるのかを 全員で話し合う
計画概要 13 1. メンターとの1on1を継続して実施する 2. 成長目標に対するKPT振返りを行う(既存の会社の仕組みとして行っている 1on1やキャリブレーション ) a. 基本的には会社の制度にそって担当パイセンと実施
b. 新卒としての成長目標やスキルマップなどをメンターコミッティで用意 3. メンターによる育成ミーティング /キャリブレーションを実施 a. 能力ではなく、成長にのみフォーカスしたキャリブレーションを実施し、今後の課題や施策を考える b. 研修の計画や育成ノウハウの共有とシステム化を目的とした定期ミーティング 4. 集合型研修を実施 a. 実施内容はメンターミーティングで決定 b. レポート提出または課題の提出 5. 実践型研修を実施(1週間(2〜3割)×3程度) a. 実施内容はメンターミーティングで決定 入社 2〜3Week 入社後半年間 入社後1年間 新入社員研修(Biz共通) ・freeeのビジョンやプロダクト 理解 ・ビジネスマンとしての基礎 ・ユーザー理解 チームタスクでのOJT メンターとの1on1と振返り 実践型研修 集合型研修 状況に合わせた施策
研修内容 • Eng DeepDiscussion運営 ◦ freeeの開発文化を再定義 • サポート留学 ◦ カスタマーサポートチームに留学し、実際のサポート業務を経験
• DesignDoc研修 ◦ 理想的な在庫管理機能を考える • コーディング研修 ◦ ぐちゃぐちゃなコンソールプログラムをRuby on Railsで実装
おさらい • アクティブラーニング、OJT、コーティング ◦ 魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える • レベルの高い環境とレベルの高い新卒エンジニア ◦ 一番の成長は業務を通じて •
成長することが一番の責務 ◦ 優先順位に成長の軸を ◦ 成長できるタスクを。ジャーマネの腕の見せ所
積極採用中 2019年度の新卒エンジニアも積極採用中です! インターン生も募集中
新卒の立場から感じたfreeeでの教育方針 • マジ価値(ユーザを知り本当に価値があるか考える) ◦ 経理の現場に飛び込んでユーザの業務を知る ◦ サポートの現場からユーザの課題を知る ◦ 実際に仮説を立てて設計案にフィードバックをもらう •
アウトプット思考(アウトプットしながら学ぶ) ◦ 開発の現場から爆速で技術を学ぶ ◦ 実装→フィードバック→リリースのサイクル
マジ価値 (ユーザを知り本当に価値があるか考える)
常駐研修 • 大量のレシートを整理 • エクセルへの勤怠時間の入力 • 小口現金の計算 • 業務フローのヒアリング etc..
サポート留学 • freeeのカスタマーサポートの部署( FCS)で3日間業務 • ユーザからの機能への問い合わせにチャットで対応 ◦ この取引の勘定科目は? ◦ 残高が合わないけどどうやったら修正できる?
etc ...
DesignDoc研修 • なぜ実装するのか? • そのインパクトは? • どう実装するのか? • 本当に使われる?
感じたこと / 学んだこと • 限られたリソースでは優先順位を決める必要がある • サービスを作るにはユーザの業務想定力が不可欠 • 面倒な作業を技術でハックしたい
アウトプット思考 (アウトプットしながら学ぶ)
即配属されてプロジェクトを任せてもらえた • インターン時代の配属プロジェクトは二人だけでAndroidアプリの 開発だった ◦ Reactなにそれ、JS触ったとこない状態からスタート ◦ ReactNativeを使って開発 ◦ 無事3月にリリース
• 入社時の研修が終わった4月末から申告freeeの開発に配属 ◦ そもそも法人税ってなに状態からスタート ◦ 「申告結果の問い合わせ機能」を一人で作ることに ◦ RubyOnRailsとReact+Fluxで開発
大量のレビュー
ひたすらリリース • 交通費精算freee • 法人税の電子申告 ◦ 帳票の追加 ◦ 申告結果の取得 •
年末調整の電子申告 ◦ 従業員切り替え機能 ◦ 人事労務フリーとの連携機能 ◦ 帳票のPDF出力 • 一括申告 etc ...
やっていく中で洗練される • 設計、実装、レビューの繰り返しで開発スピードが上がる • 非同期でPDF出力する機能を作ると非同期で処理する機能はだ いたいどう作ればいいか想像できるようになった • HTTPクライアントのGemを他の実装でもスムーズに使える • モーダルに一覧を表示して、ページネーションして、選択されると
何かのリクエストされる仕組みは他の機能でも必要
感じたこと / 学んだこと • 責任が伴う→ひたすらメンターに質問して学べる • アウトプット→レビューが大量に受けられる • 自分の機能でユーザに価値を届けられると嬉しい!
最後に(freeeの研修、OJTはどうだったか?) • 「本当にユーザにとって意味があるか」を考えされられる • 実践の中でアウトプットするとで経験知になる • 本気で成長させようという会社のコミットがある
スモールビジネスに携わる方が より創造的な活動にフォーカスできるように