Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
クライアントを作ってみてわかったこと
Search
Segment
August 04, 2023
Programming
0
300
クライアントを作ってみてわかったこと
Nostr勉強会 #3
https://428lab.connpass.com/event/290514/
Segment
August 04, 2023
Tweet
Share
More Decks by Segment
See All by Segment
Nostr(ノスター)を始めよう
gpsnmeajp
0
330
mocopiを簡易ジェスチャー認識音楽プレイヤーに使ってみた
gpsnmeajp
0
250
分散型SNS nostr 仕組み解説
gpsnmeajp
2
2.4k
AT Protocol (BlueSky Social)仕様解説 ~ W3C DID仕様を添えて ~
gpsnmeajp
3
3.8k
Nostr概説
gpsnmeajp
0
1.1k
Other Decks in Programming
See All in Programming
WindowInsetsだってテストしたい
ryunen344
1
190
無関心の谷
kanayannet
0
180
プロダクト開発でも使おう 関数のオーバーロード
yoiwamoto
0
160
AWS CDKの推しポイント 〜CloudFormationと比較してみた〜
akihisaikeda
3
280
ドメインモデリングにおける抽象の役割、tagless-finalによるDSL構築、そして型安全な最適化
knih
11
1.9k
今ならAmazon ECSのサービス間通信をどう選ぶか / Selection of ECS Interservice Communication 2025
tkikuc
11
2.6k
AIコーディング道場勉強会#2 君(エンジニア)たちはどう生きるか
misakiotb
1
240
Using AI Tools Around Software Development
inouehi
0
1.2k
業務自動化をJavaとSeleniumとAWS Lambdaで実現した方法
greenflagproject
1
120
Julia という言語について (FP in Julia « SIDE: F ») for 関数型まつり2025
antimon2
3
960
セキュリティマネジャー廃止とクラウドネイティブ型サンドボックス活用
kazumura
1
190
Create a website using Spatial Web
akkeylab
0
290
Featured
See All Featured
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
34
3k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
71
4.9k
Balancing Empowerment & Direction
lara
1
340
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
411
22k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
331
22k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
700
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
181
53k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
8
660
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
81
5.3k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
29
2.7k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
51
8.4k
Transcript
クライアントを作って みてわかったこと Nostr勉強会 #3
あれ、前に作ってませんでしたっけ
基本構成 クライアント リレー REQ EVENT 要求すると、それまでのイベントと、以降のイベントが ぞろぞろと飛んでくる これだけなら簡単
得られるデータは色々足りない 投稿者の公開鍵(=プロフィール) 返信先 返信相手の公開鍵 → 逐次、得られた情報に対する追加情報を取りに行く必要がある
ごちゃごちゃ クライアント リレー Kind 1REQ EVENT Kind 0REQ Kind 1REQ
Kind 7REQ
いろんなリレーから五月雨に クライアント REQ EVENT 要求すると、それまでのイベントと、以降のイベントがぞろぞろと飛んでくる。 気ままに。あるいは飛んでこないかも。時間かかるかも。 指定してないやつ返してくるリレーすらいる。 リレー リレー リレー
EOSE 数値カウントがゆっく り上昇したり、投稿や 名前が少し経ってから 読み込まれる理由
結局どうかというと • つまりこう、HTTPリクエスト投げたらきれいに応答が返ってくるのとは 違う処理を書くことになります。 (ある意味、パイプラインを自前で実装するのに近い。) • さらにリレーごとに購読数には制限があります。 • WebSocketが切れてることもあります。 •
購読しっぱなしのものと、単発で取得したら終わりのものとを 混ざらないようにする必要があります。 • すべてのリレーから返ってくるのを待つと遅すぎます。
• どのリレーに何をリクエストしたか • 帰ってきてるものは適切か (フィルタ外、すでに登録解除したものでないか) • タイムアウトの管理 • お片付け(購読解除) •
キャッシュ • 再接続時の再購読処理 • 一番最初に帰ってきたリレーの結果が正しいとは限らないが、 全部のリレーの回答を待つと遅い。(重要度別に処理を分ける必要) 管理すること
• とにかくUIを非同期にしておく戦略が必要そう • リアルタイム性を重視するのか、 レスポンス性を重視するのか、 安全性を重視するのか、シチュエーションに 合わせた取得方法の選定が必要そう (ミスると → フォロー吹っ飛び)
• 通信が安定しない環境(モバイル等)ではよりしんどさが増す → 旧来のWebサービスみたいに、責任持って安定して 応答するサーバーを設置してそこで処理したくなる… さらには
クロスプラットフォームクライアント Nemesia for nostr 開発中 (完成時期未定)