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10人は喜んでも、10万人は喜ばない。 10万人の”来たい”を、構造で作る。

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August 27, 2026
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10人は喜んでも、10万人は喜ばない。 10万人の”来たい”を、構造で作る。

2026年8月27日開催
Anthropicでも引っ張りだこの新ロール『グロワー/スケーラー』に入門しよう
https://forkwell.connpass.com/event/403811/

登壇資料

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August 27, 2026

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Transcript

  1. ABOUT 板倉 雅之 株式会社hacomono AI開発部マネージャー / PdM hacomono これまで いま

    スタンス 大規模・高頻度なC向けサービスの プロダクト開発 AIで「作れる」を、 顧客価値と継続利用へつなげる PdMだが、コードは AIと毎日書いている 02 / 10
  2. WHY "SCALER"? 「スケーラー」について、考える。 01 Prototyper とりあえず作る 02 Builder 実装して形にする 03

    Maintainer 運用する 04 Scaler 広げられるようにする 05 Finisher 合格条件を出し、受け入れる ※役割名はイベント告知の5類型より。日本語の説明は発表者の解釈。 Grower=広げること。Scaler=広げられるようにすること。——今回はこう捉えています。 hacomono 03 / 10
  3. STATELESS → STATEFUL 1回目はステートレス。 2回目から、ステートフル。 1回目 STATELESS 物珍しさでも、来る。 全員ほぼ同じで、 まだ何も残っていない。

    2回目 → 「続き」 があるから、来る。 STATEFUL 1回目が残したステートが、 戻る理由になる。 Growerの責務は「1→2」の先——長く(1000回)× 広く(10万人)。この面積。 hacomono 04 / 10
  4. THE SCALE GAP スケールしたとき、 壊れるところ。 01 — 縦×横=面積 受け止め漏れ TECH

    同時に来る量を、受けきれない。スパイク、RPSの 上限、キューの滞留。 SPEC 人力前提の運用が、回らない。こぼれた人の戻り 道が、仕様にない。 こぼれ方 落ちる 「エラーが出た。使えなかった」 02 — 縦に広げると 03 — 横に伸ばすと SPEC 予期しない使われ方。想定外のニーズ。 TECH データの偏りで、同じ処理の速度が桁で変わる。 SPEC wowが消えたあと、使い続ける価値が残るか。 TECH データが溜まると、遅くなる。やがて死ぬ。 ブレ こぼれ方 すり抜ける 「自分には、合わなかった」 蓄積 こぼれ方 濁る 「使い続ける価値が、なかった」 壊れたところは、 「また来たい」のステートを汚す。——この三つに対応する役割が要る。それが、Grower/Scaler。 hacomono 05 / 10
  5. 01 — 受け止め漏れ 受けきれない瞬間は、必ず来る。 受け方と、戻り道を設計する。 “ エラーが出た。 なんか、使えなかった ” TECH

    平均では受けられても、ピークの数分で溢れる——スパイク、RPSの上 限、キューの滞留。 SPEC 人力前提の運用が、量で破綻する——個別対応、手動承認、目視確認。 「また来たい」は、受け止められた人にしか生まれない hacomono → CONTROL 人 × こぼれ1% = 1,000人。制御の範囲内か? 100,000 受け方 → キャパを増やす(TECH・金・SPEC) 戻り道 → 拾い切って、「来たい」へ戻す Grower/Scalerは——実数で認識し、制御の範囲に納める 06 / 10
  6. 02 — ブレ 10万人は、 「平均」のようには使わない。 外れた一人ひとりに、 「扱い」を作る。 “ 自分には、合わなかった。 私の時だと、エラーになる

    ” SPEC 「平均のユーザー」向けの設計から、外れる——想定外の使われ方、想定 外のニーズ。 TECH データの偏りで、同じ処理の速度が桁で変わる。AIは、出力そのものがブ レる。 ブレが「来たい」を壊すのではない。未熟な扱いが壊す hacomono → CLASSIFY outcome: そのまま retryable → 自動でリトライ needs_review → 人がフォロー unknown → 出口へ。名前をつけて既知に success → Grower/Scalerは——扱いを作り、刺さり始めた「機能B」を伸ばす 07 / 10
  7. 03 — 蓄積 wowが消えたあと、使い続ける価値は残るか。 残るのは蓄積——足枷にせず、力へ蒸留する。 “ 使い続ける価値が、なかった。 ずっと使ってると、遅い ” SPEC

    wowは、必ず消える。残った蓄積だけが、 「続き」の価値を作る。 → DISTILL 負債は返す。資産は力に—— データ → インサイトに変える コード → 返済する。次の桁への投資 機能・仕様 → 蒸留=無駄を省き、価値を上げる TECH データもコードも仕様も、溜まって絡まる——体験は重く、AIも鈍る。 蓄積は「続き」の器——濁れば、ステートごと濁る hacomono Grower/Scalerは——負債を返し、資産を蒸留して、次の1回と次の1人へ 08 / 10
  8. WHAT AI CHANGED AIはScalerを生んでいない。 追いつけなかった動詞を、加速した。 三つの動詞の中で、DevとBizが溶ける—— CONTROL → 実数が、共通言語になる。こぼれた1,000人を、DevもBizも同じ数字で見る。 CLASSIFY

    → 名前づけが、共同作業になる。エラーの分類も、需要の「機能B」も、同じ表に載る。 DISTILL → 本質の判断を、両方の目でやる。アクセス資産と、価値の見立てを重ねて蒸留する。 この動詞を共通言語に、越境する。——10万人でも100万人でも、「答えがある」状態を、チームで作る。 hacomono 09 / 10
  9. TAKEAWAY 「来たい」を守るとは、 壊れに、対応し続けること。 広げる仕事にも、広げられるようにする仕事にも——持ち帰りは、三つの「動詞」。 VERB 01 — 受け止め漏れ VERB 02

    — ブレ 「0.1%」と言わず「1,000人」と言い直す。キャパを 増やし、こぼれは拾い切る。 成功以外の着地点に、名前と「扱い」を先に用意する。 溜まるものを、負債と資産に仕分ける。無駄は省き、 未知には、出口を。 価値は上げる。 数えて、納める。 hacomono 名前をつける。 VERB 03 — 蓄積 蒸留する。 10 / 10