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実運用の知見で学ぶ n8n・Difyの導入ポイント

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January 22, 2026
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実運用の知見で学ぶ n8n・Difyの導入ポイント

2026/1/22のイベント「組織に​AIを​実装する​ ─ n8n / Dify 運用実践知LT」での株式会社ジパンクの登壇資料です

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Yuya Hyodo

January 22, 2026

Transcript

  1. 社名 株式会社ジパンク/ zipunk,Inc. 所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F−C 設立日 2019年12月2日 代表者 CEO

    兵藤 佑哉、CTO 太田 裕貴 資本金 41,000,170円(資本準備金含む) 事業内容 ・業務自動化AIエージェント『Quden』
 ・企業向けAI導入支援
 ・生成AIプロダクトの開発・提供 許認可 届出電気通信事業 / ISO27001(ISMS) その他 Microsoft for Startups 採択 会社概要/自己紹介 プロフィール X(Twitter)フォローお願いします ©️2026 zipunk, Inc. CEO 兵藤 佑哉 @hyodo0407 京都大学卒業後、新卒にて三井物産株式会社に入 社しプロジェクトファイナンスおよび決算業務に 従事。WEB系ベンチャー企業にてリゾートグルー プ等のデジタルマーケティング支援を担当し、 2019年12月に株式会社ジパンクを創業。 1
  2. n8n・Difyをざっとおさらい ©️2026 zipunk, Inc. いずれも「ワークフロープラットフォーム」と呼ばれるカテゴリのソフトウェア 非エンジニアでも直感的にブロック(ノード)を繋いで業務自動化を構築できる 豊富な外部サービス連携(Difyは約500、n8nは1,000以上) 海外ではn8n、日本国内ではDifyが知名度が高い どちらもユーザーコミュニティが活発でテンプレートや知見のシェアが進んでいる AIをワークフローに組み込めるようになったことで「文章の要約/分類/抽出/生成」

    や状況に応じたアクションの実行などより自由なワークフロー自動化が可能に 自動化したいワークフローが複雑な時、その構成要素で小さく分割して設計する ことが実行精度を高める上で重要だよ。 n8nやDifyを使うとノード(構成要素)単位で視覚的にデータの流れやフローを設計 できる点も人気な理由かも。 自動化したいワークフローが複雑な時、その構成要素で小さく分割して設計する ことが実行精度を高める上で重要だよ。 n8nやDifyを使うとノード(構成要素)単位で視覚的にデータの流れやフローを設計 できる点も人気な理由かも。 2
  3. ルールベースの定型処理から属人的なコア業務の自動化まで、n8nやDIfyはあらゆる業務に活用可能 ©️2026 zipunk, Inc. レベル③ AIエージェント AIが自律的に判断/ナレッジ参照/ツール利用しタスクを遂行 (例)マーケティング戦略の策定から施策実行までAIが行う レベル② AIワークフロー

    レベル① ワークフロー 定型処理をルールベースで自動化 (例)メールで受領した請求書をクラウド ストレージに自動アップロード ワークフローの一部にAIを活用 (例)受信メールの内容を踏まえパーソナライズされ た文面を作成・送信 出力が安定 出力が不安定 インパクト大 インパクト小 n8n・Difyともに下図の①~③まで構築可能だが、上に行くほど設計、運用、短期的なROI創出が難しい 3
  4. n8n・Difyの特徴/プラン/ユースケース① ©️2026 zipunk, Inc. サービス名 開発会社 イメージ 特徴 n8n(エヌエイトエヌ) n8n

    GmbH社(ドイツ) Dify(ディフィ) LangGenius社(アメリカ) 自由度の高い業務自動化 プラットフォーム 日本語対応/公式が日本展開に積極的 指定したナレッジを参照するAIチャッ トボットやそれを組み込んだフローを 簡単に構築できる プロンプトのバージョン管理やテンプ レート等の機能が充実 外部から呼べる形にしやすい(API公 開/MCPなど) 連携サービスや トリガーの種類が充実 (フォーム送信/エラートリガー/他のWF 実行等) 詳細かつ柔軟な制御設計ができ、複雑 なワークフローの構築に強い JSONを中心としたワークフローの設計 画面 業務ナレッジ活用に強みを持つ AIアプリ開発プラットフォーム 4
  5. n8n・Difyの特徴/プラン/ユースケース② ©️2026 zipunk, Inc. ユースケース サンドボックス : 無料 プロフェッショナル :

    $59(¥9,349)/月 チーム : $159(¥25,196)/月 スターター : €24(¥4,443)/月 プロ : €60(¥11,109)〜/月 エンタープライズ: カスタム Community Edition: 無料 ビジネス : €800(¥148,412)/月 社内の専門業務特化FAQ bot(カカクコム) 提案資料/比較表の自動作成(リコー) Webリサーチ&競合調査(サイバーエージェント) セキュリティ調査工数を97%削減 (FullScript) 保険事務業務AIアシスタントの構築 (Icatu Seguros) Community Edition: 無料 ※WF実行数の従量課金要素あり ※料金は月契約時 ※料金は月契約時 ※メッセージ数のクレジット制 料金(セルフホスト) 料金(クラウド) 5
  6. 利用環境 : クラウド版とセルフホスト版のPros/Cons ©️2026 zipunk, Inc. Cons すぐに利用開始可能 運用(更新/バックアップ) をベンダーに寄せやすい

    データを自社環境で管理できる ツール利用料金がかからない 運用の選択肢が広がる
 (バックアップ/ネットワーク監視/制限など) ツール利用料金がかかる プランごとの利用制限あり 導入/運用コストが高い
 (サーバー管理/バックアップなど) 利用時の不具合が公式のサポート対象外に なる場合がある クラウド版 セルフホスト版 Pros 6
  7. のPros/Cons 登壇者に聞いてみました ©️2026 zipunk, Inc. Pros コードを書くほどでもないけれど、ナレッジを活用し たAIワークフローを作りたいというユースケースでは便 利 DifyのワークフローをMCPサーバーやAPI経由で外部

    ツールから呼び出すことができる ベクター検索やハイブリッド検索ができてWeb UIから データ管理ができる点は魅力(ただしn8n×Amazon Bedrock Knowledge Bases x S3 Vector のような構 築の方が自由度は高い) 公式が日本語対応していてこういったツールに慣れてな い人にとってはとっつきやすい Cons 関数 や定数 といった概念 があ り初学者 がいきなり使 うのはハ ー ドルが高い n8nでいうP roj ectの概念 がなく、デフォルト ではワ ークスペ ー ス内の他ユ ーザ ーが作成した WF やチャ ット が見れ てしまう LL Mの APIをプラ ットフォ ーム全体 で1つ 管理す る形 式は かな りネガティ ブ。予算管理 しづ らくAP I利 用量 を見る のにも手間 が 増え る クレ デンシャルの扱いなど がやや雑 でア クセ ス権 を正 しく扱 う ことが難 しい DifyはAIエ ージェント を作る 、n8nはAIワークフローを作る とい う思想 の違 いを感じる。弊社 は人の代替 ではなく運 用フローの 刷新 が目的 だったので後者 がフィ ット した 中国企業 の資本関係 がある ため クラウ ド版 の利 用には懸念 が あ った(※公式 が米国 の法律 とデ ータポリシ ーに則 った運 用をし ている と発表 している) 7
  8. のPros/Cons 登壇者に聞いてみました ©️2026 zipunk, Inc. Pros 連携サービスやノードの種類が豊富でできるこ とがn8nの方が多い DifyにはないChatworkノードがある (ノード単位のZapierと比較して)ワークフロー単

    位での従量課金のためある程度しっかり運用す るならコスト面で優れている ドラッグ&ドロップでデータのインプットを入れ られるので分かりやすいと社内メンバーから評 判だった 英語メインではあるがYoutubeなど学習コンテ ンツが豊富 Cons 機能 が豊富な分ITリテラシーが高くないメンバー にはハードルが高い UIや学習コンテンツが英語ベース クラウド版もアップデートを手動で行う手間があ る、最新バージョンが不安定なケースもある 直近も脆弱性に関するリリースがあったように、 定期的なチェックや対応が必要 8
  9. 社内導入の勝ちパターン 環境整備→オンボーディング→チャンピオン育成→事例のナレッジ化 ©️2026 zipunk, Inc. 利用環境の整備 (ツール/クラウドorセルフホスト/ポリシー整備) 社内オンボーディング 浸透施策(ワークショップ等) WFの

    モニタリング/アップデート 活用に意欲的なチャンピオンの育成 (評価精度への反映等も) 事例の社内展開 ワークフローの汎用化 社内ユーザー増加 社内コミュニティ醸成 (Slack/Teams) 活用に意欲的なメンバーが実業務にツールを活用し効率化事例を創出→知見かつテンプレートとして社内展開して利用 者拡大を促すサイクルが生まれる状態が理想的。必要に応じて外部パートナーを活用する 外部パートナーの活用 9
  10. まとめ ©️2026 zipunk, Inc. n8nとDifyは機能/強み/料金体系/UX等の細かいポイントで差分はあるものの、広くみたらできるこ とに大きな違いはない AIの活用度合いが低~中程度でもこれらツールの活用余地は広く、出力の安定性や取り組みやすさの 意味でも(AI)ワークフローの構築から始めるべき (個人の意見として)連携サービスの充実度、柔軟な制御や設計による自由度の高さからn8nを推して います

    一方でn8nの方が多機能かつ英語ベースのためハードルを高く感じる可能性があり、簡易的なワーク フロー構築に適したZapierを試してみるもアリ n8n・Difyいずれにしても活用度合いが高まるとプログラミングの知見が必要になるシーンが出てく るので、社内もしくは外部パートナーのサポート体制があると良い 実際に一定深度で活用しないと見えにくいポイントも多く、セルフホストで両サービスをトライアル してみる、最初は活用メンバーを絞って感想や事例の共有をするといったスモールスタートがベター 10
  11. ©️ 2026 zipunk, Inc. 13 ソフトウェアエンジニア フルタイム/パートタイム(業務委託) フルリモート 働き方 会社HPはこちら

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