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インフラだけではない MLOps の話 @事例でわかるMLOps 機械学習の成果をスケールさせ...

Takahiro Kubo
October 02, 2024

インフラだけではない MLOps の話 @事例でわかるMLOps 機械学習の成果をスケールさせる処方箋 発売記念

第45回 『事例でわかるMLOps 機械学習の成果をスケールさせる処方箋』出版記念MLOps勉強会 での発表資料です
https://mlops.connpass.com/event/328296/

書籍のリンク
https://www.amazon.co.jp/dp/4065369568/

書籍・発表で紹介している ML Enablement Workshop はこちらです
https://github.com/aws-samples/aws-ml-enablement-workshop

Takahiro Kubo

October 02, 2024
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Transcript

  1. © 2024, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All

    rights reserved. インフラだけではない MLOps の話 @事例でわかるMLOps 機械学習の成果をスケールさせる処方箋 発売記念
  2. © 2024, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All

    rights reserved. 本日お話しする内容 2 部 9 章の執筆を担当
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    rights reserved. ML Enablement Workshop 3 生成 AI を含めた AI/ML 技術を、プロダクトの成長に繋げられる チームを組成するためのワークショップです。 AI/ML の お試し 継続的 成長 資料は GitHub で公開中 : 400 ☆超
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    rights reserved. 『データ活用はチーム戦!データサイエンティストの孤独・孤立化を防ぐ』webセミナー パネルディスカッション(2021年6月14日) データ、 AI 活用はチーム戦ですよね 4 チームがあって初めてシステム ( インフラとしての MLOps ) が機能する
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    rights reserved. ワークショップで実践する Amazon のプロダクト 開発プロセス : Working Backwards の構成 5 Listen Define Invent Refine Test/Iterate 顧客は誰か? : 顧客の目的と達成す るための行動は何か。 行動をはじめるきっ かけは何か。 課題と機会は何か ? : 行動しない、あるい は行動を促進する状 況は何か ? その状況 に製品はどうかかわ るか。 解決策は何か ? : 行動の障害を取り除 き、促進する最良の 解決策は何か。 最終的な顧客の体験 は ? : 顧客はどのよう に製品の存在を知り 解決策を採用するの か。どのように正当 性を訴求するか。 成功を計測する指標 は ?: 課題の解決を誰がど のように計測し評価 するのか。 20 min 30 min 40 min 40 min 30 min ※ワークショップで行う Working Backwards は時間の成約と 効率性のため簡略化されています
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    rights reserved. ワークショップは 2 パートで構成されます 6 参加人数は 3~6 名程度を想定し、それ以上の場合 +1 時間前後が必要です 1~3 か月で取り組むユースケースと効果計測の方法は実践編で決めます。改善編にて お客様自身で見直しを行ったのち、効果検証の計画を立て活動を開始します。 実践編 (3.5 時間 ) 改善編 (3 時間 ) 目的 チームで顧客起点の意思決定プロセス を体験し必要な観点やデータに気づく 手段 Amazon のプロダクト作りのプロセス Working Backwards を限りある時間で 通しで行い、ユースケースと効果計測 を決めるためのポイントをつかむ。 目的 チーム自身の気づきをもとに意思決定を 改善した上で計画を立て活動を開始する 手段 実践編の結果を参加者主導で改善する。 1~3 ヵ月以内のマイルストンと具体的な Todo を決め各メンバーに割り振り、 仮説検証を開始する。
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    rights reserved. 7 なぜ ML Enablement Workshop が必要で、 なぜ AWS がそれを行うのか ?
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    rights reserved. 8 “DX 動向 2024” (IPA) より引用 十分いる~まあまあいるの合計 日本: 16.4% (2023) 米国: 72.0% (2022) 十分いる~まあまあいるの合計 日本: 10.3% (2023) 米国: 69.6% (2022) 現場の知見と基礎的な AI 知識を 持ち、 AI 導入を推進できる従業員 AI を活用した製品・サービスを企画 できる人材 日本では AI を使った新規の企画や業務改善が推進できる人材 が米国に比べ 50 ポイント以上少ない 55.6pt 差 59.3pt 差
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    rights reserved. 本番環境で機械学習を活用できるチームを増やす ことが、 AWS の価値を感じて頂けるお客様を増 やすことにつながる。 AWS が ML Enablement Workshop を進める理由 9
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    rights reserved. ML Enablement Workshop の歴史 10 • v0.1 : プロダクトマネージャーの機械学習に対する理解に課題感を 持たれていたお客様向けに個別提供 • v0.5 : v0.1 の成果を受け一部合同研修形式で複数社のお客様に提供 • v1.0 : v0.5 のフィードバックをもとに構成・内容を見直し、個社ご とに切り替え提供 • v2.0 : ワークショップの実施間口を広げるため、 3 部構成→ 2 部構 成と短縮するほか、モジュール化しパートごと実施しやすく変更。 書籍で書かれている内容 ※冒頭の構成は v2.0 になります。
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    rights reserved. 頻繁なアップデートの背景 : チームを効率的かつ 効果的に組成するのは簡単じゃない 11
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    rights reserved. 書籍の見どころ : 処方箋ポイント 1. 意思決定権、実装能力、リソースの確保権限がある関係者 でチームを組成する 2. 事例からユースケースを考える 3. 実在する顧客の目線でユースケースを検証する 4. 1~3 カ月以内に成果と学びが得られるマイルストンを設計 する 12 なぜこれがポイントなのか、詳細はぜひ書籍で! 2.0 での改善点を知りたい方はブログ記事をご参照