Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
2ヶ月で生産性2倍、お買い物アプリ「カウシェ」4チーム同時改善の取り組み
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
ike
April 17, 2025
Programming
230
2
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
2ヶ月で生産性2倍、お買い物アプリ「カウシェ」4チーム同時改善の取り組み
ike
April 17, 2025
More Decks by ike
See All by ike
1年で人数1.5倍、PR数5.5倍増。 品質とアウトカムはどうなったか、 何が効いたか
ike002jp
0
59
人ありき → AIありき、に変化させていったレコメンド体験
ike002jp
0
72
「コードの90%をAIが生成」 どう実現したか?開発はよくなったか? 〜プロヒス アフターイベント編〜
ike002jp
0
44
LLMでソフトウェアエンジニアリングを改善 / 「コードの90%をAIが生成」どう実現したか?開発はよくなったか?
ike002jp
2
850
カウシェで Four Keys の改善を試みた理由
ike002jp
1
270
Other Decks in Programming
See All in Programming
過去最大のMCPアップデート! 2026-07-28 RC版の謎に迫る
licux
6
380
Skillsは効率化、Agentsは"自分の拡張"——Builder時代のエージェント編成(CC Night 2026)
wemra
1
140
OSもどきOS
arkw
0
580
メソッドのジェネリクスでGoの夢は広がるか? / Kyoto.go #65
utgwkk
3
860
Creating Composable Callables in Contemporary C++
rollbear
0
160
Make SRE Operations Easier with Azure SRE Agent
kkamegawa
0
7.2k
「なぜそう決めたのか」を残し続ける仕組み ― Notion AI カスタムエージェント × Slack連携による設計判断の自動記録 - NIKKEI Tech Talk #47
niftycorp
PRO
0
210
RTSPクライアントを自作してみた話
simotin13
0
620
Honoでのサプライチェーン侵害対策 〜 3つのライブラリに学ぶ
yusukebe
7
1.4k
LLMによるContent Moderationの本番運用の裏側と品質担保への挑戦
suikabar
3
720
Lemonade + Foundry Toolkit でお手軽アプリ開発
seosoft
1
360
ローカルLLMでどこまでコードが書けるか -拡張版 / How much code can be written on a local LLM Extended
kishida
11
4.3k
Featured
See All Featured
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
28
3.5k
Mind Mapping
helmedeiros
PRO
1
260
The agentic SEO stack - context over prompts
schlessera
0
820
Collaborative Software Design: How to facilitate domain modelling decisions
baasie
1
250
Pawsitive SEO: Lessons from My Dog (and Many Mistakes) on Thriving as a Consultant in the Age of AI
davidcarrasco
0
160
Taking LLMs out of the black box: A practical guide to human-in-the-loop distillation
inesmontani
PRO
3
2.3k
BBQ
matthewcrist
89
10k
A Soul's Torment
seathinner
6
3k
Navigating the moral maze — ethical principles for Al-driven product design
skipperchong
2
390
Jess Joyce - The Pitfalls of Following Frameworks
techseoconnect
PRO
1
170
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
Writing Fast Ruby
sferik
630
63k
Transcript
2ヶ⽉で⽣産性2倍、 お買い物アプリ「カウシェ」 4チーム同時改善の取り組み
注意:ここでいう “⽣産性2倍” について、最初に補⾜ • ⽣産性には3段階あるといわれているが、そのうちの1段階⽬(仕事量)についての話 ◦ 開発⽣産性について議論する前に知っておきたいこと ◦ https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1 •
Four Keysの先⾏指標の、以下にフォーカスして、以下を2倍にしたよ、という話 ◦ ⼀⼈当たりあたりプルリクエスト数
池松恭平 / ike @ike002jp 2021/05〜 カウシェ ・バックエンドエンジニア ➝ EM / PdM
➝ CTO 2014/04〜 DeNA ・バックエンドエンジニア / EM
タイトル "ソーシャルEC" × "発⾒型EC" 創業5年を迎え、誰もが⽇常的に使うECとなるべく挑戦中
内容 ⼈数などの前提 改善結果 取り組み⽅
内容 ⼈数などの前提 改善結果 取り組み⽅
前提 • 25年/1⽉から改善活動を開始 ◦ 2⽉末までの活動を紹介 • 4チームで同時実施 ◦ バックエンド3チーム(8名) ◦
モバイル1チーム(5名) • Four Keys向上を⽬標 ◦ ⼀⼈当たりプルリクエスト数にフォーカス
内容 ⼈数などの前提 改善結果 取り組み⽅
⼀⼈当たりプルリクエスト数(全体) 1.1件/⽇ 2.4件/⽇
Four Keys:デプロイ頻度(全体) 10.5件/⽇ 21.5件/⽇
内容 ⼈数などの前提 改善結果 取り組み⽅
取り組み⽅ • ⽬標数値の設定 • 週次定例とレポート • DevOps能⼒ドリブン
⽬標数値の設定 • なぜ? ◦ ⾼さ設定とその登り⽅のPDCAを回して学習したかった ※ 数値⽬標は、個⼈⽬標には紐づけていない • 決め⽅ ◦
「今が1.1」 ◦ 「半年で同規模組織の上位10%の1.8を⽬指す」 ◦ 「そのために3⽉末には1.5を必達で⽬指す!」 • 背景‧意義‧⽅針は繰り返し説明
背景‧意義‧⽅針 • ⼈数が増える中で⽣産性を⾼めたい ◦ 3ヶ⽉で7⼈ ➝ 13⼈ • 客観的な判断による活動をしたい ◦
システムのモニタリング⽂化 ⇔ フロー効率状態のモニタリング⽂化 • ⽣産性3段階の1段階⽬に、まず、優先的にフォーカスしたい ◦ 「仕事量効率 ≒ フロー効率」はエンジニアこそが⼤半の責任を果たすべき領域 • 絶対にこうやって実現したい ◦ ✕:数値のハックで伸ばす ◯:DevOps能⼒の向上で伸ばす • etc…
週次定例とレポート 週次定例とレポート • ikeと、4チームの各代表の合計5名で、毎週1時間、定例を実施 • なぜ? ◦ 指標改善の習慣(指標確認➝要因と対応の検討➝…)がキモなはず ◦ 4チームの代表と⼀緒に⾛るのがキモなはず
◦ ナレッジの横連携と成果実感で、実⾏⼒UPもあるはず • なので、ike含む全員が以下をレポート ◦ 前回Nextの振り返り ◦ ⼀⼈当たりPR数の移動平均と⽇次平均の現状報告 ◦ 変化理由(と、課題や今後の⾒⽴て)
レポートの例 ※書くのをあまり頑張りすぎない、議論する、という⽅向性で運営していたので、記載は質素⽬
レポートの例
レポートの例
DevOps能⼒ドリブン • ✕ :「プルリク数どうやれば増えるか?」 • ◯:「どのDevOps能⼒がボトルネックになっているか?」 『LeanとDevOpsの科学』をきちんと解読する 〜Four Keys だけじゃ絶対もったいない
https://speakerdeck.com/bonotake/leantodevopsnoke-xue-wokitintojie-du-suru-four-keys-dakeziyajue-dui-motutainakunaruhua?slide=40
「⼩さいバッチ単位の作業」能⼒ • ⼀部の⼈は以下を積極的に⾏っていた ◦ PRの分割(まずDB、次にこのレイヤ、…) ◦ feature flag • それを全員実⾏を促した
⼩さいバッチのためにPRどう分割しているか共有会
DevOps能⼒ドリブンで参考にしているのが以下ページ Cloud Architecture Center / DevOps の能⼒ • できている/できていないの基準がわかりやすく、気付きをもらえる •
https://cloud.google.com/architecture/devops?hl=ja
やってみてどうだったかの定性的な振り返りの⼀部抜粋
まとめ • 4チーム同時進⾏で、⼀⼈当たりPR数は2ヶ⽉で2倍 ◦ 定性的にもポジティブ • 取り組み⽅ ◦ ⽬標数値の設定 ◦
週次定例とレポート ◦ DevOps能⼒ドリブン • 直近課題‧興味 ◦ モバイル開発でのDevOps能⼒(テスト) ◦ 分析、要件定義、設計、QAでのLLM活⽤ • 採⽤中 ◦ Backend, iOS, Android, ML, PdM, Designer, …