写真で振り返るSXSW 2018とLaval Virtual 2018 / Look back on the SXSW 2018 and Laval Virtual 2018

2018/04/11にMoguraVRさん主催のイベント「行って分かった！欧米のVR/AR最新事情〜GDC・SXSWなどの現地から〜」に登壇した際に発表した資料です。
https://moguravr-201804.peatix.com/

Transcript

1. マスター タイトルの書式設定 • マスター テキストの書式設定 写真で振り返る SXSW 2018とLaval Virtual 2018 行って分かった！欧米のVR/AR最新事情〜GDC・SXSWなどの現地から〜 2018/04/11 Mercari, Inc. R4D 諸星 一行 a.k.a @ikkou
2. マスター タイトルの書式設定 • マスター テキストの書式設定 SXSW 2018 と Laval Virtual 2018 に 行って見て触ってきたので 駆け足10分で紹介します
3. マスター タイトルの書式設定 • マスター テキストの書式設定 whoami • IKKOU Morohoshi ( @ikkou ) • Mercari, Inc. R4D “XR Research Engineer” • 日本バーチャルリアリティ学会認定VR技術者 • 開発者向けコミュニティ xR Tech Tokyo 主催 • めぐるーまー
4. マスター タイトルの書式設定 • マスター テキストの書式設定 What’s SXSW 2018 • 1987年に始まった毎年3月にアメリカのテキサス州オースティン で開催される音楽と映像とテクノロジーの祭典 • 2018年の会期は3/9〜3/18 ( 閉幕後にGDCとのハシゴが可能！ ) • ハードウェアのCESに対してSXSWはソフトウェアやアイデアの プロトタイプが披露される場所 • 2007年にTwitterが、2011年にAirbnbがInteractive Innovation Awardsを受賞して急成長したと言われている • 今年は技術トピックとしてVR/ARが1つのカテゴリとして大きく取 り上げられていた • 参加費用は何かと入場が優遇される Platinum Badge を9月上 旬までに購入すると $1,150 で当日に購入すると $1,650 • SXSW の Platinum Badge ≒ GDC の All Access
5. マスター タイトルの書式設定 • マスター テキストの書式設定 What’s Laval Virtual 2018 • 1999年に始まったフランスのLaval (パリから300km程度西に 位置する都市) で開催される欧州最大のVRの祭典 • 2018年は20周年記念回で会期は4/4〜4/8 • 会期は全日程のPROFESSIONAL DAYSと後半のPUBLIC DAYSに分かれていて、産業向けの出展を含む全日程参加の 参加費用が2/28までに購入して390€、現地購入で540€ • 一般向けの出展に切り替わる後半の2日間4/7-8のみの参加費 用は13€ (厳密にはもう少し細かい金額設定となっている) • 神奈川工科大学の白井先生 (@o_ob) が尽力していることも あってアカデミックな側面も持っている
6. SXSW 2018 @ Austin, Texas, USA
7. SONY Wow Studio “HEAD LIGHT”という独自デバイスを用いて人間の知覚を拡張させる“Superception”
8. SONY Wow Studio 高速ビジョンセンサー+予測アルゴリズム+ハプティクスを組み合わせた “A(i)R Hockey”
9. SONY Wow Studio ハシラス社による“キャプテン翼VR”
10. 同時プレイ可能なVRアーケードを展開する“ARKAVE”
11. 日本からの出展、ビービーメディア社の“IKEBANA VR”
12. 偶然VR系で日本の企業が隣同士で出展、Psychic VR Lab社による“chloma × STYLY”
13. ランニングマシン同等の装置の上を(歩いて|走って)進むVRコンテンツ
14. 南米ペルーが国として出展していた呪術の世界観を持ったVRアニメーション
15. 先日のコンテンツ東京2018でも出展されていた“さわれる音”
16. 日本から唯一Interactive Innovation Awardに選出されたアカツキ社の“PONG!PONG!”は4×4版を出展
17. Microsoft Researchにも掲載されているHoloLensで心拍数を可視化する“Cardi♥Lens”
18. Dell会場、ハンモックに揺られながらヒーリングムービーを見るVRコンテンツ
19. Dell会場、体験そのものは見慣れたものだけど魅せ方が上手かった
20. Accenture Interactiveに展示されていて個人的に最も興味を惹かれたハプティクスデバイス“Haptx”
21. かなり重厚なグローブをはめる必要があるが、指先から手のひらまで細かい触覚フィードバックが得られた
22. まだ販売に関する詳細は公表されていない
23. Snapchat Lens Studioワークショップの模様、SXSWは展示だけではなく手を動かすワークショップもある
24. いわゆるセッションの多くはスライドを用意しない座談会に近いもののため、圧倒的な英語力が求められる
25. curiosity社によるHMDを伴わない没入体験を得られる“The Wizard of Colors”
26. 個別の出展とは別に映像系VRコンテンツが集まったVirtual Cinemaは大人気で開場前から長蛇の列
27. 1体験あたり10分以上の1人回しであまり多くの人が体験できなかった“GREENLAND MELTING”
28. USでは評判の高いWITHIN社による6人同時プレイの“CHORUS”
29. CHORUSはハプティックデバイス“SUBPAC”を背負って体験した、他ブースでも見かけたデバイス
30. サンダンス映画祭2018で上映され過去最高額で落札された“ SPHERES: Songs of Spacetime ”は立位で鑑賞
31. SXSW 2018でもっとも注目された映画と評される“Isle of Dogs 犬が島”の世界観を感じられるVRコンテンツ
32. SXSWの後半は入場料の必要ない“GAMING”期間となって“SUPERHOT VR”のような有名コンテンツも出展
33. 新概念“FURTUAL REALITY”
34. VR空間にダンスフロアを展開するパリピ向けな“TheWaveVR”はSXSWで唯一発売前だったVIVE Proを使用
35. Sony “Lost in Music” で初公開されたPSVRで展開されるKHALIDのMV
36. Laval Virtual 2018 @ Laval, Mayenne, France
37. 20周年を迎えたLaval Virtual
38. “haption”という触覚フィードバックのあるマニピュレーター
39. STARVRは企業向けに体験会を実施、写真撮影はNG
40. Laval VirtualではVIVE Proを用いた出展がいくつかありました
41. Microsoftは会場中心部に大きなブースでHoloLensの体験コーナーを出展
42. 産業向け会場内にはHoloLensを用いた出展がいくつか集まっていました
43. 触覚フィードバックを持ったグローブ型のデバイス“MANUS VR”
44. 知る人も多いFacerig + Perception Neuron Proの実演デモ
45. Perception Neuron Pro同様にワイヤレスで全身モーショントラッキングを実現する“Xsens”も出展
46. 日本でも見かける空中立体ディスプレイもいくつか出展していました
47. 中国で見かけるタイプのVRデバイスを出展している一画
48. 同企業が展開する“720 DEGREE VR FLIGHT SIMULATOR”はなかなか激しい動き
49. HoloLensを使ったカードゲームは盤面のまわりにゲームのUIが複数表示されていました
50. SIGGRAPH賞を受賞した“The Dolphin Swim Club”はミニプールで泳ぎながら体験するVRコンテンツを出展
51. パリの教育機関esieaがDIYで製作したVirtuix OmniのようなデバイスはMicrosoftのImagine Cupにノミネート
52. Laval Virtualで個人的に最も興味を惹かれたのがメイン会場から少し離れたところにある“ART/VR”の一画
53. 最初は真っ黒な画面で、手で温めたところだけ奥が見えるようになるVRコンテンツ
54. 現実に飾られている絵画の中に入り込んで描かれているモノに触れることができるVRコンテンツ
55. 招待者向けのパーティーでキズナアイちゃんを周知する人、VTuberの認知度はUSより低かったように感じた
56. CES 2018にも出展していた指先につけるハプティクスデバイス“VRTouch”
57. HMDを伴わないドーム型ディスプレイは1つしか見かけませんでした
58. Laval Virtualはアカデミックな側面もあるため、日本の大学もいくつか出展、これは前庭電気刺激(GVS)のデモ
59. 新型LeapMotionでハンドトラッキングも実現していたtoB向けHMD“VRHero 5K Plus”は7,500€ ≒ 100万円
60. 3D Games & Entertainment Awardを受賞した“AoES+”はコンテンツに応じて熱や風や水分を感じるデバイス
61. VR会のアカデミー賞と呼ばれる“Laval Virtual Award”
62. Laval駅からLaval Virtualの会場までは徒歩25分程度と少し距離がある、Uberは走っていない
63. 街の雰囲気は穏やかで治安は良い
64. SXSWに比べると街全体で盛り上がっているわけではないが、至る所にLaval Virtualの案内が掲示されている
65. Laval駅からさらに奥に行ったところにあるLaval Virtual Centerは去年2017年に紆余曲折を経て開設された
66. あまり多くの情報が出ていないLaval Virtual Center内部の様子
67. マスター タイトルの書式設定 • マスター テキストの書式設定 気になることがあれば @ikkou まで