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データ人材ゼロからの挑戦_星野リゾートが目指すデータドリブン組織.pdf

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December 26, 2025
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  1. @2025 Confidential 2 星野リゾートの拠点 11月26日時点 施設 75施設 2025年中開業予定 5施設 計画中の施設は20施設以上

    海外5施設含む 社員 6,980名 正社員 4,992名 国内外75施設を運営するホテル・旅館の運営会社
  2. @2025 Confidential 5 星野リゾートの戦略 – サービスチーム シームレスな業務設計とシフトアサイン 朝 食 準

    備 サービスの現場に出るスタッフ自身が経営判断を自ら行い、 顧客体験価値の構想と価値提供を行いイノベーションを起こす サービスチーム 夕 食 準 備 朝 食 サ ー ビ ス チ ェ ッ ク ア ウ ト 客 室 清 掃 チ ェ ッ ク イ ン 夕 食 サ ー ビ ス スキルの幅 顧客接点の多さ 気づきの蓄積 顧客満足度の向上 新たな提案 商品提供 商品開発 滞在演出 顧客体験価値 料飲サービス 調理 未来の顧客に 価値を創造す る業務 フロント 客室清掃
  3. @2025 Confidential 6 情報システムグループの守備範囲 ホテル運営におけるITっぽいことはすべて守備範囲です ブランド サイト 宿泊予約 システム ノーコード

    アプリ開発 ホテル 運営管理 システム バック オフィス システム Wi-Fi WAN LAN セキュリティ ガバナンス ホテル 運営
  4. @2025 Confidential 9 4つのユニットに分かれてビジョン達成のために戦略を遂行中 情報システム変革の 仕掛人 テクノロジー 研究開発 ユニット 28名

    HOP4 開発 IT インフラ ユニット 7名 セキュ イリティ デバ イス ネット ワーク 分析 生成AI IT サービス マネジメント ユニット 17名 kintone Google IT ヘルプ 開業 人事 システム HOP4 導入 GD室 5名 事務 処理 C3 組織 開発 情報システム変革の 総合演出人 情報システム変革の 支柱人 情報システム変革の 伴走人
  5. @2025 Confidential 10 手にしてきたIT能力は組織のチカラとIT基盤 変化前提の組織能力 変化を加速させるIT基盤 経営 現場 一体化 クラウド

    前提 市民 開発 いつかは Global 統一 トレードオフを伴う セキュリティ コンセプト 全社員 IT人材化 2015年から組織能力→IT基盤の順番で取り組んだ あらゆる産業におけるベストプラクティス 観光産業における競争戦略 業務アプリの パッケージ前提の 当たり前を疑う 情報の 再設計を 徹底的に 行う 先端の ベストプラ クティスで 開発する
  6. @2025 Confidential 12 全社員 IT人材化 市民 開発 社員がITを利用する時代から、社員自らが ITを活用して変革を起こす時代変化への対処 全社員IT人材化の着想

    ありたい姿 予算が 限られて いる 出遅れて いる 競合より劣る要素 活用人材の 育成の場と 支える仕組 を整える 現場が自ら IT人材となり 進化させられ る会社 背景は就業規則 持続性は現場スタッフ自ら イノベーションを行うことで実現する 分析 生成AI ノーコード
  7. @2025 Confidential 16 0 10 20 30 40 50 60

    70 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 メンバー数 ひとり 情シス 業務 システムの基 盤整備 CSと経常利 益をKPIに 社員が改善 高いCS 獲得力で 達人へ 運営特化会 社への挑戦 IT化へ本格 シフトしたい 分析の取組の歴史 コロナ禍 チャンス ITが獲得の 主軸へ 足枷に ならないで... 星野佳路 社長就任 リゾート運営の 達人をビジョンに ブライダル事業で 実力を高める ホテル・旅館再生事業へ 事業拡大期 マスターブランド化 都市部・海外へ 足枷に ならないで... 変化対応力 あるじゃん! ITで 全社戦略を 勝負する CS(顧客満足度調査) 獲得指標 経営(PL)指標 サービスチーム指標 デジマ指標 人事指標 CSは紙》Web に代わり、高い 回答率を維持 ようやく Tableau化 するも課題 あり まだ Excel! 誰も保守で きない基盤 Elasticserach 何度もコンサ ルと取り組む も形にならず まだ Excel! 事業の 足枷 IT戦略 策定
  8. @2025 Confidential 17 分析の取組の歴史 可視化も活用も 市民化に対する高い モチベーションを持つ スキルあるスペシャリ ストが必要 データ分析エンジニ

    アは外出ししてなん とかなるものではな い。内製エンジニア が必要 分析領域も日進月 歩。専門家の薫陶を 得て常に進化できる 仕組が必要
  9. @2025 Confidential 19 2017~2021 コンサルタント Tableauに出会う。 2021~2024 データアナリスト DATA Saberになる。

    事業会社でデータ活用を 推進してみたいと思うように。 2024.6~ 星野リゾート 情報システムグループに参加 ダッシュボード開発や データ活用推進を担当 木村 いずみ Tableau Public にも Vizをあげています
  10. @2025 Confidential 20 入社当時のTableau利用状況はまだまだこれから マーケティング 情報 システム 経営 企画 部門別ライセンス数

    円の大きさ=ライセンス数 主にマーケティンググループが 獲得状況を分析するために活用 既存のダッシュボードもアップデートしつつ、 ここからどんどん全社へ展開していきたい
  11. @2025 Confidential 21 ① 想定していた推進プランが 取れない まずは一番活用が進んでいる 部門で広げていくプランは却下される ⇩ 想定していたプランが白紙に

    ② 環境や人材の不足 分析基盤が無い データエンジニアがいない ⇩ 新しいデータを用いたダッシュボードを 作る場合、時間と労力がかかる 進めていくうち、2つの大きな課題に直面する
  12. @2025 Confidential 24 DATA Saberが 3名誕生! Tableauで 何ができるのか? という認知がグループ内に 広がり、

    データ・分析関連の 相談事が 自然と集まるように DATA Saber認定後、 各自の分野で データ活用を推進 新しいPJTが走り出す 打ち手の結果 データ活用の推進 環境・人材
  13. @2025 Confidential 29 データエンジニアへ転身 Web系, インフラ 広く浅くエンジニア 直近はPO色強め 業務で経営企画 グループと対峙

    DATA Saberへ挑戦!! 社内データの カオスな状況に絶望 データ活用の深みを知る 社内データ整備への使命感の芽生え データエンジニアへ 即決転身! ということで、、、 データ活用の推進 環境・人材
  14. @2025 Confidential 31 分析チームのミッション スタッフ一人一人が データを読み解くスキルを持つ組織 自由にデータを 分析できる環境の提供 データ分析基盤の拡大 ダッシュボードの提供

    スタッフ一人一人がデータを用いて高度な意思決定ができる データ活用を推進する人材の育成 データ活用の推進 環境・人材
  15. @2025 Confidential 32 分析チームのミッション スタッフ一人一人が データを読み解くスキルを持つ組織 自由にデータを 分析できる環境の提供 データ分析基盤の拡大 ダッシュボードの提供

    データ活用を推進する人材の育成 データ活用の推進 環境・人材 スタッフ一人一人がデータを用いて高度な意思決定ができる
  16. @2025 Confidential 33 パフォーマンス悪い 改めてデータ基盤の必要性 データ基盤そのものがなく、分散したデータを集約して管理する場所がなかった 分析データの収集が 非効率 施設ごと担当者ごとに 使うデータも

    計算式もバラバラ 宿泊管理システム (PMS) POSシステム 独自HRシステム スプレッドシートマスタ システムを跨いだデータの分析は 各々が手元でガンバる世界、、、 会計管理システム アクティビティ管理 システム 各施設固有の オペレーション支援システム kintone 自社予約システム 唯一マーケ部門の予約データは Tableauで可視化しているが、、、 野良エクセル,,, 神エクセル,,, データ活用の推進 環境・人材
  17. @2025 Confidential 37 自走化は必須条件 データドリブンな組織となるために、DataOpsを高度に実現していく必要がある 内にも外にも変化の多い状況でDataOpsを高度に実現するためには、データ基盤も内製化が必須条件 データエンジニアリングのケイパビリティ獲得に向けて、データ基盤拡張の自走ステップへ DataOps Explained: How

    To Not Screw It Up HOP4の内製化 競争力となるKPI設計 施設スタッフ/他グループとの コラボレーション促進 既存データソースが 自社システムや 星野カスタマイズ ホテル運営/観光業ドメインの理解 DataOps Explained: How To Not Screw It Up https://www.montecarlodata.com/blog-what-is-dataops/ データ活用の推進 環境・人材 星野リゾート第一号データエンジニアとしてリスキリングしながらデータ基盤の運用/拡大を開始...
  18. @2025 Confidential 38 自走できることでスピード感がでるようになってきた 初期構築 自走開始から数ヶ月 現在 予約データ POSデータ 労働時間データ

    滞在実績データ 会計データ データソースの追加に加え、データの保守対応にも迅速に対応できる データソースが増え、ダッシュボードが表出して使われることで新たな要望が集まる 追加したデータソースの組み合わせで答えられる要望も増え、さらにスピードUP 保守対応 データ活用の推進 環境・人材
  19. @2025 Confidential 42 マーケティング 情報 システム 経営 企画 入社当時(2024.6) 現在

    マーケティング 情報 システム 現地施設 人事 施設 運営 1/3ほどの現地施設に導入済み(全施設導入予定) Tableau利用状況も拡大 データ活用の推進 環境・人材 •新規導入
  20. @2025 Confidential 43 1955 カフェ・フード売上 25/7 25/11 ~25/4 現地 経営企画

    購買 マーケティング 人事 代表室 情報システム 稼働状況 離職率 サービスチーム指標 ビュッフェ収益 ショップ売上 ヘルプデスク件数 社内コンテンツ 閲覧状況 獲得状況 労働効率 エリア 付帯収入 獲得状況 展開状況 第1弾リリース グループ内で自走化 グループ内で自走化 ★分析基盤リリース データ活用の推進 環境・人材
  21. @2025 Confidential 45 社内講座 参加 40名 各回案内から 2-3時間で 満員御礼! DATA

    Saber 説明会参加 60% (24名) DATA Saber 今期申込み 25% (10名) DATA Saber 来期以降希望 13% (5名) 社内講座を通してTableauを知ってもらい、 もっとやってみたいという方はDATA Saberへ と案内したところ、なんと10名申込み! 現地スタッフ等、グループ外へのアプローチ開始 データ活用の推進 環境・人材