Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
既存RailsプロダクトにVue3導入した話 / vue-introduction
Search
Kazuma Maekawa
June 15, 2022
Programming
1
380
既存RailsプロダクトにVue3導入した話 / vue-introduction
Kazuma Maekawa
June 15, 2022
Tweet
Share
More Decks by Kazuma Maekawa
See All by Kazuma Maekawa
Nuxt3 × microCMSでポートフォリオサイト構築
kazuma630
0
210
Other Decks in Programming
See All in Programming
#QiitaBash TDDで(自分の)開発がどう変わったか
ryosukedtomita
1
360
[DevinMeetupTokyo2025] コード書かせないDevinの使い方
takumiyoshikawa
2
280
Webinar: AI-Powered Development: Transformiere deinen Workflow mit Coding Tools und MCP Servern
danielsogl
0
110
構文解析器入門
ydah
7
2.1k
CEDEC2025 長期運営ゲームをあと10年続けるための0から始める自動テスト ~4000項目を50%自動化し、月1→毎日実行にした3年間~
akatsukigames_tech
0
120
画像コンペでのベースラインモデルの育て方
tattaka
3
1.5k
Terraform やるなら公式スタイルガイドを読もう 〜重要項目 10選〜
hiyanger
12
3k
20250808_AIAgent勉強会_ClaudeCodeデータ分析の実運用〜競馬を題材に回収率100%の先を目指すメソッドとは〜
kkakeru
0
140
『リコリス・リコイル』に学ぶ!! 〜キャリア戦略における計画的偶発性理論と変わる勇気の重要性〜
wanko_it
1
450
技術的負債で信頼性が限界だったWordPress運用をShifterで完全復活させた話
rvirus0817
1
1.4k
The State of Fluid (2025)
s2b
0
120
PHPUnitの限界をPlaywrightで補完するテストアプローチ
yuzneri
0
400
Featured
See All Featured
Scaling GitHub
holman
461
140k
Being A Developer After 40
akosma
90
590k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
36
6.8k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
53k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
3k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
695
190k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
30
6k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
431
65k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
60k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.5k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
207
24k
Transcript
既存RailsプロジェクトへVue3を導入
自己紹介 ▪ 名前 まえかわ かずま(23歳) ▪ 所在地 → → →
→ → 兵庫 茨城 兵庫 福岡 東京 茨城(現在地) ▪ 業務 株式会社アサインナビに在籍する2年目エンジニア Rails、Javascript(Jquery, Vue.js)を主に触ってます ▪ 近況 週末は海辺でのんびり ゆる言語学/コンピュータ科学ラジオ(youtube)にハマってます @kz2021_enginner
アジェンダ ・Vue導入のきっかけ ・導入にあたっての壁 ・コンポーネント化方針 ・コーディングスタイル方針 ・振り返り(自戒)
・拡張性や可読性の低いコードが乱立 ・既存の同じUIを探すのが大変、統一がとれていない 影響範囲をカプセル化し、再利用しやすいフロント開発環境を 構築すべくVue導入を決定 しかし、Vue3系について社内で詳しいメンバーがいない状態... 勉強会を行い 基礎的な知見をチーム内で固めた上で導入する方針に 背景
・Vueのコーディングルールがなく、 再利用性や保守性にかけるコンポーネントが乱立 ・webpackerに依存しており、パフォーマンスチューニングや マイグレーションコストがネックに Vue3導入に合わせて ・webpackerではなくwebpackを選定 ・コンポーネント設計方針やスタイルガイドを検討 別プロジェクトで発生していた問題への対応
Vueの設計・コンポーネント化方針 ▪ 設計方針 Atomic Designの5階層に基づいて、ディレクトリを分割 i18n, routesはRubygemでエクスポートしたものを配置 ディレクトリ構造 引用元:Atomic Design
Methodology
Atomic Designのつらいところも... ・atomやmoleculesなど、どの階層に配置しようか? の検討コストが思った以上に大きい 他社さんの事例も参考にしつつ ディレクトリ構造の見直しを検討していきたい... ・ユニークビジョン社: components コンポーネントは
以下にフラットに全部置くのが良い ・カカクコム社: Atomic Designをやめてディレクトリ構造を見直した話
コーディングスタイル方針 ESLintとPrettierを採用 eslint-plugin-vueが3系のスタイルガイドをサポートしてくれている! 推奨設定で動かす インデントや折り返し行数など細かいルールのみカスタマイズ デフォルト設定がverUPで変更されることもあるので 明示的にルールを設定
・webpack導入のバージョン差異エラーで時間とってしまった... 公式ドキュメントのマイグレーションガイドはきちんと読もう! ・設計方針とか技術選定は机上の空論になりがちだった... プチLTとかモブプロなど アウトプットベースで議論すると道筋がみえてくる! ・導入作業が落ち着いたけど、ここからが本番
技術に溺れずうまく使いこなす つよつよエンジニアになりたい!(なる!) 振り返り(自戒を込めて...)