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[DevinMeetupTokyo2025] コード書かせないDevinの使い方

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July 25, 2025

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yoshi

July 25, 2025
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Transcript

  1. Tailor株式会社CTO室にて、LLM関連の導⼊およびアプ リケーション開発を進めています。 • x: @takuumi7 • SWE at Tailor Inc.

    • このslide は @k1low/deck によって作成されて います。 ⾃⼰紹介 2 yoshi 吉川匠
  2. • DevinにCoding全部させるの難しいし、それならEditorで動かしやすいやつ使いませんか? ◦ Treat Devin like a junior engineer. Assign

    Devin tasks a junior engineer or intern could figure out if provided with sufficient, clear instructions. • それでもTailorではDevinを導⼊しています! Agenda 3
  3. • GitHub & Slack統合 ◦ GUIから簡単に接続可能 • @Devin メンション ◦

    登録したrepoを検索して質問 ◦ タスク依頼を⾏うことができる features 4 Slack Integration Devinの主要機能
  4. 1. LLMホスティング環境が不要 2. 基盤モデルのバージョン追従はDevinがやってくれる 3. repoの検索機能を⾃前で⽤意する必要がない 4. slack appを⾃作する必要がない ->

    社内のコンテキストをLLMに渡すことで何かしらの業務効率化ができないかを検討するときに最適! 逆にengineerが実際にコードを書く際は、Claude CodeなどよりCodingに特化したものを利⽤する⽅が現時点で はいい。 なぜ嬉しいか features 6 お⼿軽slack連携とcode検索機能つきLLM runtime
  5. • TailorはPaaS基盤を提供 → PublicなDocumentationが存在 • 開発者は主に⽇本(⽇本語話者が多い) • Technical Writerはアメリカに存在 •

    時差も含めて、developerとtechnical writerとのコミュニケーションが課題 Document Workflow Cases: Documentation 11 課題:時差とコミュニケーション
  6. • TicketをGitHub Issueで管理 • Epicにつき、Docs issueを切る • Docs Issueに変更内容のsummaryを書く •

    /create-docs API経由でsessionが実⾏される 実現⽅法 Cases: Documentation 13 GitHub Issue連携
  7. アプリケーションをTailor上で作っているときに直⾯したFBなどは: • Slack経由で @Devin を呼び出し • 変更して欲しい内容をDocumentに反映 成果 • 運⽤前4ヶ⽉で45PR

    • 運⽤後4ヶ⽉で58PR • 28%程度ドキュメント更新量が増加(PRベース) 実現⽅法 Cases: Documentation 14 細かい修正はSlackから
  8. 課題 • 顧客向けアプリケーションのためのGitHub repoなどはTerraformで管理 • SREチームの管理範囲だが、全ての構築のヒアリングは負荷が⼤きい 対応 • 「こういうの作りたい」をDevinに質問 •

    どのように変更すれば良いかを教えてくれる • 具体的な変更ポイントまで指定して回答 • アプリケーション開発側でPRをあげることが可能に • SREチームはPRのreviewを⾏うだけ → 申請して何営業⽇というコミュニケーションになりがちなフローもコミュニケーションコスト削減 IaC Cases: Onboarding 22 IaCの設定⽅法の説明を減らす
  9. 30

  10. 1. LLMをホスティングせずに社内MCP toolを配れる 2. Slack appを作ることなく社内MCP toolを配れる 3. SaaS各社のFirst PartyやThird

    PartyのMCPをワンクリックで使える MCP連携の嬉しいポイント Cases: 便利ツールを配る 31 3つのメリット
  11. • 早速Datadog MCPを登録 • SREの特定の⽅に負荷が寄りがちだったため、LLM経由で調査の裾野が広がることを期待 結果 • queryの組み⽴てや調査の遂⾏能⼒がzero configではうまくいかず •

    調査のpatternをknowledgeとして登録できると、うまくいくことも期待できるかも Datadog MCPを使ってみた Cases: 便利ツールを配る 32
  12. 34 わたしたちは、"Empower every company to deploy any ideas (誰もがデプロイできる社会を創る)" というミッ

    ションのもと、誰しもがプロダクト開発の担い⼿になることができる社会の実現を⽬指しています。ミッション の実現に向けて、共に挑戦する仲間を募集しています。 https://careers.tailor.tech/ 共に働く仲間を募集しています