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Findy Team+ Award 2024 プロジェクトビジョン発表会 ー KINTOテクノ...

KintoTech_Dev
December 02, 2024
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Findy Team+ Award 2024 プロジェクトビジョン発表会 ー KINTOテクノロジーズ株式会社

もっとエンジニアが輝ける組織に
「やらされ感」ではなく「やってみたい」を引き出す、開発生産性向上に向けた取り組み

KintoTech_Dev

December 02, 2024
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  1. 会社概要 KINTOテクノロジーズ株式会社 (KINTO Technologies Corporation) 2021年4月 トヨタファイナンシャルサービス株式会社 100% 約350名 外国籍社員比率:25%

    (2024/7/1現在) 4拠点 ・東京/室町オフィス ・東京/神保町オフィス ・愛知/名古屋オフィス ・大阪/Osaka Tech Lab ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 会社名 設立 株主 社員数 拠点 ミッション 役割 プロダクト グローバルトヨタファイナンシャルサービス (KINTO含む)のデジタルビジネスをテクノ ロジー面からサポート トヨタ自動車グループ関連のデジタルビジネ ス推進もサポート デジタル開発 デジタルマーケティングに資するデータ分析 グローバルKINTOアプリを提供し、現地法人 等で迅速なKINTO立上をサポート グローバルIDプラットフォームを提供し、各 国間および国内の異サービス間でのID連携を サポート ある地域で成功しているKINTOシステム(ex. カーシェアシステム)のグローバル横展開
  2. サービス紹介 KINTOで手軽にマイ カーを。車のサブスク リプションサービス クルマのオーナーに向 けた、愛車のカスタ ム・機能向上サービス KINTO ONEのリース アップ車を中心としたト

    ヨタの中古車サブスク あなたにぴったりの場 所を見つけ出す 、お出 かけ先インスピレー ションAIアプリ ユニークな体験プラン や多彩な商品が発見で きる、KINTOご契約者 向けの優待サイト あなたの移動はもっと 自由にもっと楽しく! おでかけコンシェル ジュアプリ クルマ好きなお客様と 一緒に楽しみ、旧車に 乗れる喜びを分かち合 う旧車コミュニティ トヨタのキャッシュレ ス決済アプリ 決済プラットフォーム でWoven Cityで生み出 される発明に貢献 開発支援 開発支援 サブスクリプションサービス 「KINTO」を中心に、 様々なサービスを開発・提供
  3. 私たちが大切にしていること 主な利用者 toB向けサービス toC向けサービス 重視すべきこと じっくり検討する とにかく早く提供する プロダクト 完璧なものを目指す フィードバックを得ながら、

    アップデートを繰り返す ROIの考え方 ローンチ後費用がかかるか かからないか どれだけビジネス価値を 生み出すか 従来のIT KINTOテクノロジーズ 顧客にWebを通じて直接サービスを届けるには、 クイックに顧客要望に対応し、PDCAを回す必要がある KINTOテクノロジーズ株式会社 取締役副社長 景山 均
  4. 社員に「選ばれる」ための組織風土づくり 採用手法 採用する企業側が選ぶ こちらが選ばれる側 情報提供 企業側が伝えたいことを伝える 候補者様が知りたいことを教える 人事制度/ルール 企業側が決める 企業側が決めながら、

    社員の意見を聞きクイックにアップデート IT環境 コスト重視 開発パフォーマンス重視 (ハイスペック端末やMacの導入) 服装 スーツ着用もしくはビジネスカジュアル TPOをわきまえたうえで自由 (服装や髪色も自由) コミュニケーション スタイル 電話/メールが中心 チャットツールやZOOMが中心 給与 年功序列 スキル/能力で評価、登用 従来型 KINTOテクノロジーズ 従来の採用スタイルではエンジニアは採用できない。 そこで、「エンジニアが入社したい会社になりましょう」と提案。 採用スタイルや、社内の風土を変化させてきた。
  5. スクリーンショット 2024-08-30 11.47.32 スクリーンショット 2024-08-30 11.45.17 スクリーンショット 2024-08-30 11.44.59 弊社でのFindy

    Team+の活用 ▪課題①:幅広いプロダクト開発案件があり、全社基準での標準化 →フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニア・デザイナーなど複数職種が同一組織に在籍 →案件毎・職種毎に開発の進め方が異なり、業務負荷の可視化に課題 ▪課題②:エンジニアの業務負荷状況把握 →開発案件増加に伴い、エンジニア数が急激に増加 →マネジメント工数が逼迫し、エンジニアの業務負荷把握が物理的に困難な状況に エンジニアのワークロード(生産性・業務負荷)可視化を目的に、 2022年7月に『Findy Teams』トライアル導入 一定の成果があったことから、2022年9月より3部署にて導入
  6. スクリーンショット 2024-08-30 11.47.32 スクリーンショット 2024-08-30 11.45.17 スクリーンショット 2024-08-30 11.44.59 導入後の課題

    ▪課題①:導入対象部署の拡大 → 当初は、イノベーター/アーリーアダプターに属する3部署にて推進 → より多くの部署で活用してもらうための施策が必要に ▪課題②:現場負荷の軽減 → 新規事業でもあり、部門(現場エンジニア)は忙しい → トップダウンではなく、ボトムアップでアプローチしたいと考えた エンジニアが「楽しく、前向きに働ける」環境を整えることが間接部門の役割 その前提に立ち、部門・経営双方にとっての最適解を探す必要があった イノベーター理論
  7. スクリーンショット 2024-08-30 11.47.32 スクリーンショット 2024-08-30 11.45.17 スクリーンショット 2024-08-30 11.44.59 取り組み①:プロジェクト化および経営計画への反映

    ・開発生産性向上およびFindy Team+の利活用を目的として全社横断の「プロジェクト」を発足。 ・経営層、事務局、Findy CSの3者にて「Findy Team+を活用した生産性向上」の方針を年初に策定。 年間の活動目標を決定し、経営計画に落とし込みを実施。 ・2024年1月全社キックオフにて、経営層(副社長)から、「開発生産性向上」を目標として掲げ、全社員に発信 経営層 副社長:景山 事務局 開発支援部 有留・矢島 ユーザー 部門 Findy CS 田中様、淺田様 プロジェクト体制 弊社期初キックオフ
  8. 取り組み②:開発生産性向上に向けた課題/解決策のパターン化と部署横断の横展開 導入効果のパターン化 自社内有効活用事例の型化 Phase1 利活用状況整分析 部署毎に責任者と作戦会議 課題に照らした活用提案 Phase2 課題/解決策のパターン化 新規導入対象部署の選定

    CSのオンボーディング 利活用の習慣化 Phase3 伴走/オンボーディング 上記フローを構築し、泥臭くも丁寧に、部署課題に照らして導入推進を実施 事務局 / Findy 双方にて役割分担しながら推進することで、手厚いフォローを実施
  9. スクリーンショット 2024-08-30 11.47.32 スクリーンショット 2024-08-30 11.45.17 スクリーンショット 2024-08-30 11.44.59 取り組み成果

    あくまで社員の主体性(使ってみたい)を尊重し、 事務局/プロジェクトとして後押しする体制にて推進。 「社員が自発的に開発生産性を意識し、推進する状態」を作り上げている ・Findy Team+利用実績 :3部署 → 10部署 へと拡大 ・社員から事務局に、「興味あるので活用してみたい」との相談が寄せられるように ・勉強会には毎回70名以上の社員が参加し、全社的に「開発生産性」への意識が向上
  10. スクリーンショット 2024-08-30 11.47.32 スクリーンショット 2024-08-30 11.45.17 スクリーンショット 2024-08-30 11.44.59 今後の展開(1/2)

    行動変容の加速 As-Is 社内いくつかのチームに導入はされたが チームとしての取り組みに発展途上 To-Be チーム全体でデータと向き合うための ナレッジ提供と行動変容の促進
  11. スクリーンショット 2024-08-30 11.47.32 スクリーンショット 2024-08-30 11.45.17 スクリーンショット 2024-08-30 11.44.59 今後の展開(2/2)

    包括的なリリーススピードへ 市場調査 業務要件化 サービス設計 プロトタイプ システム 要件定義 開発 QA UAテスト Security評価 運用・CS 分析・改善 開発チームの外側にも目を向けて事業活動における開発プロセス全体を整理していく 起案からリリースまでの包括的リードタイムの短縮 基盤システム、プラットフォーム支援、組織カルチャー etc