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Ephemeral_Containers_という謎の機能をk8sはどうやって実現しているのか.pdf

066d44ac54522688a0721bd740f73445?s=47 yugo kobayashi
September 28, 2021
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 Ephemeral_Containers_という謎の機能をk8sはどうやって実現しているのか.pdf

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yugo kobayashi

September 28, 2021
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  1. Ephemeral Containers という docker にもない謎の機能を k8s はどうやって実現しているのか koba1t Kubernetes Meetup

    Tokyo #45 LT
  2. 自己紹介 name: 小林優吾 github: koba1t twitter: 0x6b6f62 所属: ヤフー株式会社 2

  3. Ephemeral Containersとは エフェメラルコンテナは、トラブルシューティングなどのユーザーが開始するアクションを実行 するために、すでに存在するPod内で一時的に実行するコンテナです。エフェメラルコンテナ は、アプリケーションの構築ではなく、serviceの調査のために利用します。 -- https://kubernetes.io/ja/docs/concepts/workloads/pods/ephemeral-containers/ --

  4. [Demo] Ephemeral Containers

  5. [Demo] Ephemeral Containers 参考: https://kubernetes.io/docs/tasks/debug-application-cluster/debug-running-pod/#ephemeral-container-example

  6. Ephemeral Containersとは エフェメラルコンテナは、トラブルシューティングなどのユーザーが開始するアクションを実行 するために、すでに存在するPod内で一時的に実行するコンテナです。エフェメラルコンテナ は、アプリケーションの構築ではなく、serviceの調査のために利用します。 -- https://kubernetes.io/ja/docs/concepts/workloads/pods/ephemeral-containers/ -- - どうやって隔離されるはずのコンテナの越えてプロセスに触っているのか?

  7. kubeletのコードを読みに行く 起点はkubelet内(kubelet/kuberuntime/kuberuntime_container.go)のコンテナ起動に利用される startContainer() https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/v1.23.0-alpha.2/pkg/kubelet/kuberuntime/kuberuntime_container.go#L173 https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/v1.23.0-alpha.2/pkg/kubelet/kuberuntime/kuberuntime_container.go#L208 この関数内でgetTargetID() が 有効な値を返すかでEphemeral Containerかそうでな いか区別している

    https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/v1.23.0-alpha.2/pkg/kubelet/kuberuntime/kuberuntime_container.go#L120 このgetTargetID() の戻り値 `target` が generateContainerConfig() の引数の一つに なる https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/v1.23.0-alpha.2/pkg/kubelet/kuberuntime/kuberuntime_container.go#L215
  8. kubeletのコードを読みに行く2 generateContainerConfig() で呼び出す applyPlatformSpecificContainerConfig()の 引数nsTargetになる https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/v1.23.0-alpha.2/pkg/kubelet/kuberuntime/kuberuntime_container.go#L215 applyPlatformSpecificContainerConfig()は各プラットフォーム固有の処理をやってて、 linuxではgenerateLinuxContainerConfig()をそのまま実行してる https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/v1.23.0-alpha.2/pkg/kubelet/kuberuntime/kuberuntime_container_linux.go#L59-L62 generateLinuxContainerConfig()内で

    という感じにSecurityContext.NamespaceOptions でtargetのPIDを設定してる https://github.com/kubernetes/kubernetes/blob/v1.23.0-alpha.2/pkg/kubelet/kuberuntime/kuberuntime_container_linux.go#L59-L62
  9. 結局の所kubeletは何をしているか CRIへtargetとなるコンテナのPIDを追加して渡している

  10. 結局の所kubeletは何をしているか デバッグするターゲットコンテナと同じ PID Namespace にdebug 用コンテナを起動するというリクエストが CRI(Container Runtime Interface) のAPIに送られる

    CRIへtargetとなるコンテナのPIDを追加して渡している
  11. 結局の所kubeletは何をしているか デバッグするターゲットコンテナと同じ PID Namespace にdebug 用コンテナを起動するというリクエストが CRI(Container Runtime Interface) のAPIに送られる

    CRIへtargetとなるコンテナのPIDを追加して渡している 同じ PID Namespace で起動したら他のコンテナのプロセスに触れる?
  12. None
  13. None
  14. None
  15. None
  16. Ephemeral Containersとは エフェメラルコンテナは、トラブルシューティングなどのユーザーが開始するアクションを実行 するために、すでに存在するPod内で一時的に実行するコンテナです。エフェメラルコンテナ は、アプリケーションの構築ではなく、serviceの調査のために利用します。 -- https://kubernetes.io/ja/docs/concepts/workloads/pods/ephemeral-containers/ -- - pod内に起動したとしてどうやってコンテナを越えてプロセスに触るの?

    > 共通のPID Namespaceにプロセスを起動することで隔離されなくなる
  17. 余談 - ところで “PID Namespace” の設定は通常のPod定義で仕様できるのだろうか?

  18. 余談 - ところで “PID Namespace” の設定は通常のPod定義で利用できるのだろうか? CRIのAPI定義(LinuxContainerSecurityContext構造体内のNamespaceOptions)ではPID Namespaceを指定できるが、k8sのpod等で利用している core/v1 のContainer構造体定

    義内の SecurityContext では指定できない。 https://pkg.go.dev/k8s.io/cri-api/pkg/apis/runtime/v1alpha2#LinuxContainerSecurityContext https://pkg.go.dev/k8s.io/api/core/v1#SecurityContext 内部的に使用する値のようで通常のPod定義には利用できそうにない
  19. 追記

  20. dockerでも “pid” を指定するオプションがある Ephemeral Container と原理上は同じことができそう... https://docs.docker.com/engine/reference/commandline/container_run/

  21. dockerでも似たようなことはできた...