ての成長と裁量を求めて、 エムスリーへ —まずはじめに、 入社の経緯を教えてく ださい 転職に際し色々な方と話をさせていただいた結果、 「自身が経営人材と し て成長できると ともに、 自分が 本当にやりたいこ とを見つけた時にそれができる環境である」 というのを一つの重要な判断基準にしま した。 その観点で、 基幹事業で利益を出し続けており、 新しい事業展開にも積極的な会社を探し ている なかで、 エムス リーが候補に挙がってきたのです。 社長の谷村がマッキンゼー卒業生という こ とでの関心 もあり ま したが、 谷村との面談が最終的にエムス リー入社の決め手になり ま した。 —谷村さん (代表取締役) との面談を通じてどんな魅力を感じたのでし ょ うか? 「谷村という経営者の魅力」 と 「医療業界の変革に対するポテンシャルの大きさ」 ですね。 エムス リーが創業期に立ち上げた医療従事者向けポータ ルサイ ト 「m3.com」 は今や27万人以上の医 師が会員であり、 日本の医師の9割以上に リーチし ています。 まさに、 医師が毎日見る情報源となっている のです。 これをアセッ ト と し て周辺領域にも事業を広げており、 今後も更なる事業展開を考えています。 経営人材を目指すにあたり、 創業期以来18期連続増収増益で事業拡大を実現し てきた谷村という経営 者の魅力と、 多岐にわたる医療関連事業を展開し課題解決し ているこ とから医療業界に対する変革ポ テンシャルを感じたこ とがエムス リーに決めた理由といえます。 —現在はどのような仕事に取り組んでいますか? おかげさ まで複数の仕事を担当し ています。 ひとつは製薬会社のソ リ ューションパー トナーと し ての課題 解決です。 課題を見たと きに、 今あるサービスで 「解ける」 「解けそ う」 「解けない」 の3つに分かれますが、 私自身は 「解けそ う」 なものをク ライ アン ト と戦略提携し て取り組む部分に関わっています。 —仕事に取り組む中でどのようなやりがいを感じていますか? 国からもMRの生産性の低さが指摘が挙がっていたり、 働き方改革によ り医師の労働時間の減少や病 院のMR訪問規制の強化の中、 医師が好きな時間に情報収集ができ るデジタ ル媒体へのニーズはますま す高ま ってきている と感じています。 今我々が目指し ている姿は、 全てのMRがデジタ ルツールを最大限活 用し、 非生産的な移動時間・待ち時間などを極力削減し、 医師への情報提供をよ り生産的にするこ とで、 医療業界全体の生産性を向上させることです。 そして、 そこに向けてエムス リーがどのよ うに貢献できる か、 リー ドし ていけるか、 という こ とを常日頃考えています。 こ う した世の中の変化や大局的な世界観を持 ちながら、 新たなサービスや事業の種を考えていける環境に手ごたえを感じています。 「医療業界に寄与し、 業界の変革を担っている」 と、 自信を持って言える自分がいる —マッキンゼーでもクライアン トの問題解決をしてこられたかと思います。 現在の仕事はその延長線上 という感触はあり ますか? 経営コンサルテ ィ ングとは明確に異なると感じています。 コンサルテ ィ ングフ ァームでは3ヵ月、 長く ても半 年程度のプロジェク トがメイ ンです。 課題を解く先には、 本当はその会社のミ ッショ ンがあり、 社会的意義 にもつながっていますが、 プロジェク トの期間が短いため腹の底からそれを実感できると ころまで到達し ていませんでした。 エムス リーに転職したことで、 医療業界に変革を起こすというエムス リーのミ ッション に中長期に携われ、 世の中の課題解決によ りコ ミ ッ ト し ている感じがあり ます。 眼の前のクライ アン トは製 薬企業ですが、 その先にいる医師や患者も見据えて課題を解決しながら医療業界全体の生産性を上げ ていく こ とで、 最終的には今や年間50兆円に迫る国民医療費を少し でも減らすこ とに貢献し ている という 実感を得ています。 「何のために働いているのか」 と今問われれば、 自信を持って 「医療業界に寄与し て いる、 業界の変革の一端を担っている」 と言え るのが大きな違いですね。 —エムスリーで働く こ とで、 経営人材と し てのご自身の成長は感じられていますか? そ うですね。 コンサルタン ト時代は、 目の前の企業の経営課題は解いてきま したが、 今はさらにステッ プ ア ッ プし て 「業界のあるべき姿」 まで考えるよ うになり ま した。 そこで描いたものを実現し ていく ためにサス テイナブルな事業運営とはどうあるべきかという観点も、 谷村をはじめとするエムス リー経営陣との会議 でのやり取り を通じ学んでおり、 これらを短い間隔で繰り返せる 「経営陣との距離の近さ」 というのもエム ス リーで成長を加速でき るひとつの理由かと思っています。 —経営人材を目指す方にと っては 「経営陣との距離の近さ」 は特に魅力ですね エムス リーであれば誰よ り もメンターと し て優れていて心強い谷村や、 修羅場を く ぐ ってきたリーダーたちの 存在があり ます。 新しいサービスを作って失敗し ても、 またPDCAを回し てという試行錯誤を繰り返すとい う こ とを愚直にやってきている。 そ し て問題解決を積み重ねながら現在に至るまで創業以来成長を続け られている。 そ ういう人たちが、 間近でメンターになって く れるわけです。 経営人材と し て成長するには、 エ ムス リーは最高の環境だと思います。 主体的に事業インパク トを創出したい方と一緒に 医療業界の変革を担いたい —どんな方がエムスリーに向いていますか? 私自身も、 転職に際し てマッキンゼーの卒業生から助言し ていただいたのですが、 それまでフ ァ ク トベース でロジカル思考で仕事をし てきた方にと っては、 転職先でも同様にフ ァク トベースでロジカル思考で仕事 ができる会社のほうが良いかと思います。 転職時は目指すべき方向性が同じでも、 それがひと段落し て次 のフ ェーズに移った際に、 感覚的に意思決定がなされ、 仕事の進め方も合わずにう ま く いかな く なったと いう事例も聞き ま した。 そ ういった観点で、 合理的かつ建設的に仕事を進めていき、 事業イ ンパク トを創 出したい人にはエムス リーはぴったりだと思います。 —エムスリーに興味を持っている方にメ ッセージをお願いします エムス リーでは、 ミ ッショ ンに合っていてイ ンパク トを出せるのであれば手段は問われず、 自分の目の前の 業務があっても、 新しいチャ レンジを止められるこ とがあり ません。 社内制度と し ても、 プロジェク トを組ん で新規ビジネスの提案や相談ができ ますし、 軌道に乗れば組織的に独立も可能です。 エムス リーの行動規範に 「社長意識を持つ」 というのがある よ うに、 自分で考え、 自分で動ける方にもっと もっと来ていただき、 お互いに切磋琢磨しながら成長し ていく と ともに、 医療業界の変革を一緒に担って いきたいと思っています。 経営人材になるための最高の環境がある 役員メッセージ 執行役員 片山 洋一 さん