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2025-01-25 Devin.aiを使ってみた使用感@機械学習社会実装勉強会第43回

Naka Masato
January 24, 2025
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2025-01-25 Devin.aiを使ってみた使用感@機械学習社会実装勉強会第43回

https://devin.ai/ を1ヶ月間使ってみた実例の紹介をします。

Naka Masato

January 24, 2025
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Transcript

  1. 機能紹介 連携 • GitHub/Slackの連携 • タスクのお願い ◦ Slackから ◦ Web

    UIのSessionから ◦ GitHubから • Knowledgeの蓄積 • Playbook • 実行環境 ◦ Repoをクローンさせて、testやlintの実行方法を教えておくとコード変更時にその環境でチェックして くれる
  2. 実際に使ってみた例:既存のSlack App (Python) の拡張 • 既存アプリ ◦ LLMでGitHubやNotionの検索をして回答してくれる Slack bot

    • 改善例 ◦ AsIs: GitHub検索はコードを検索して返す機能のみ ◦ ToBe: GitHubのPRの確認もできるようにしたい Slack App GitHub API Notion API OpenAI API Slack
  3. トライ1: 愚直にお願いする 1. PR Description いい👍 a. Changes b. Devinのリンクも

    2. PRにCommentしたらそれに対応して くれる。対応不要の場合は “(aside)” を コメントに書く。 3. CIの失敗も直してくれる! CI通ってる🎉
  4. トライ1: 愚直にお願いする - 実装が...❌ これも “open pr”と “merge ” など文字列比

    較 😁 確かに例としてあげたけど... そんなに直接 実装は...😅
  5. 同様に続けて 1. LinkをMetadataに追加 2. ContextにMetadataを追加 3. RAG時に使うExampleの追加 を別々にお願いしてすべてクリア✅ それぞれ 1.

    0.72 ACU = 1.4 USD = 221円 2. 3.91 ACU = 7.8 USD = 1,232円 3. 1.18 ACU = 2.4 USD = 380円 ちょっとやり取りが発生すると高 くなる
  6. 約1ヶ月まとめ 1. 使用ACUs: 167.34ACUs 2. Session (=依頼数): 29件 a. Merged

    PRs: 22件 b. Merge出来ずclosed: 6件 c. 残り: Slackからの依頼 3. Knowledge a. 6件 (重複もあるので実質 4件) b. 例. レポノート、テストの実行方法、特定のファイルの用途 (GitHub APIの実装ファイル) etc. 4. Playbook a. これは活用出来てない
  7. 個人的な感想 1. 丸投げはまだ無理 a. 実装の中身を知らない人が AIでコードを書こうは出来なそう 2. スコープをうまく絞る必要がある a. 使う人は慣れ&スキルも必要

    b. 実装を全部知ってる人が、ここ直したいというのを指示するのが良さそう (ローカルでのgit, lint, test, PR作成/確認などのの手間をなくせる ) 3. 単純なケースは役立つ a. Refactorは役立つ b. やりたいことが明確だけど時間がなくて出来てない部分が進む 4. 少人数で高頻度の開発を行っている組織に向きそう a. 大規模組織だと全員が学習するとお金がかかってしまいそう(自分のケースだと 2万円近く結果ので ないPRと遊んでしまった😁)