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2024-07-11 Mercari Hallo 立ち上げ時のSRE

Naka Masato
July 11, 2024
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2024-07-11 Mercari Hallo 立ち上げ時のSRE

Naka Masato

July 11, 2024
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  1. 2 naka Mercari Hallo SRE TL 経歴 • 2022 Mercari

    ShopsにSREとしてジョイン • 2023 Mercari Halloへ異動 その他 • GitHub: https://github.com/nakamasato • X: https://x.com/gymnstcs
  2. 4

  3. 5

  4. 今日の内容: Mercari HalloでのSRE事例 1. Mercariのスタンダードの話ではないです 2. Mercari Halloでどうしてきたか、現時点での状況を一例として共有 3. 今後の改善に活かす

    a. Mercari HalloでのSREのやり方を定期的に振り返り b. Mercari内での組織のあり方やプロジェクトの進め方に活かしていく 6
  5. まずMercariのSREについて 組織上三つのSRE: • MK SRE (Marketplace, Mercari本体とか言われる) • FT SRE

    (Merpay, Mercoin) • Hallo SRE Mercari HalloはMK SREの一部という選択肢もあったが、 「チーム内にEmbeddedすることで、チームの状況・背景を深く理解した上で 一丸となって立ち上げをする」ということでSRE in Halloを選択 7
  6. 立ち上げ〜リリースまでのメンバーとSRE業務 1. 初期 2023年6月〜10月:1人 a. 専属は一人 b. BEやplatform teamと技術選定、アーキテクチャ面での相談、開発環境構築 2.

    リリース前 2023年11月〜3月:3人 a. BE兼務・MK SRE兼務からサポートしてもらう b. Production Readiness Check、モニタリング整備、本番環境構築、Analytics基盤構築、 etc. 3. リリース後 2023年4月〜:2人 a. MK兼務サポート b. モニタリング改善、Oncall改善、データ基盤構築 9
  7. Hallo SREとPlatform Engineering 方針:Mercari Platform Engineeringを最大限活かす 1. Souzohでの経験 2. Mercari知見の活用

    他チーム連携: 1. 開発環境の整備・ツール選定 2. Early adopter a. Platform Engineeringの提供する新しいツール を積極的に採用 (e.g. CI/CD tool, Tortoise) 10 Hallo Architect Platform Merpay Network infra Foundation ※SREと言うよりは、「メルカリが蓄積してきた知見をど れだけHalloに活用できるかを考える人」として活動
  8. Platform team - SRE - Service team 11 Toolsを直接使い、サ ポートを受ける

    Feedback・Improvements Hallo SRE Hallo Service Team 各 Platform Team best practices 課題ベースで相談 してソリューショ ン決め SRE: PlatformとServiceチームの距離を近づける
  9. Embeddedでよかったこと 1. 開発者とうまく分業して、立ち上げスピードを早めることできた a. 新しく入った人にとっては、platformのツール全てのキャッチアップとHalloの開発の キャッチアップ両方は難しい 2. 距離が近いのでService Teamの課題をコミュニケーションコスト少なく把 握できた

    a. コンテクストをいちいち説明する必要がない b. Blockerを素早く的確に認識し、手を打てる 3. Platform面の課題を改善する橋渡しができた a. Halloの開発者もplatformチームメンバーと直接ガンガンやり取りして進んだケースも多 い b. Platformチームの今後の方針をいち早くHalloに取り入れる c. PlatformチームにもFeedback、Feature Requests、Doc更新などグループ全体へ還元 12
  10. 課題&Future Work 課題: SRE依存の部分もある 1. Platformに直接聞くよりチームメートのSREに聞く方が楽 2. SREが継続的にメンテや改善をしているツールがある 3. DB作業の手順などが確立してないのでSlack上で確認するケースがある

    Future Work 1. 専属SRE不要なチームになるための取り組み 2. 「SREの業務もやってみたい」の会を定期開催 (今Qから) 3. Platformチームとのつながりを深める 13