Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
ガウス過程回帰とベイズ最適化
Search
NearMeの技術発表資料です
PRO
November 15, 2024
Science
1.5k
6
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
ガウス過程回帰とベイズ最適化
NearMeの技術発表資料です
PRO
November 15, 2024
More Decks by NearMeの技術発表資料です
See All by NearMeの技術発表資料です
Claude Code × git worktree で並列開発 (続き) -差分のサービスだけを併設する-
nearme_tech
PRO
1
58
Claude Code × git worktree で並列開発 — サブモジュール構成のリポジトリで成立させる —
nearme_tech
PRO
0
71
LLM + 強化学習
nearme_tech
PRO
0
33
PosthogのA/Bテスト機能の紹介
nearme_tech
PRO
1
77
AIフレンドリーなプロダクトに向けて
nearme_tech
PRO
2
65
初めてのLean言語
nearme_tech
PRO
0
110
Apache Airflow Workflow orchestration without turning cron into spaghetti
nearme_tech
PRO
2
39
実務で役立つ幾何学 ボロノイ図の基礎から グラフ・ネットワーク応用まで
nearme_tech
PRO
1
78
SQL/ID抽出タスクから考える 実践的なハルシネーション対策
nearme_tech
PRO
1
90
Other Decks in Science
See All in Science
生成AI・プレプリント時代における 研究成果公開の再設計 ― トップカンファレンス文化はどこへ向かうのか / Redesigning the Dissemination of Research Outputs in the Age of Generative AI and Preprints — Where Is the Top-Conference Culture Heading?
ykiyota
0
30k
(CVPR2026) Back to Basics: Let Denoising Generative Models Denoise
shumpei777
0
350
[NLP2026 参加報告会] AI for Science まとめ / NLP2026
lychee1223
0
2k
JSAI2026企画セッションKS-14 インタビュー集『⼈⼯知能と哲学と四つの問い』が提起する⼈⼯知能のこれからの課題 趣旨説明 / JSAI2026 Special Session: A Collection of Interviews, “Artificial Intelligence, Philosophy, and Four Questions”
ykiyota
0
460
Conwayの法則を"ちゃんと"使うために — 原典でConwayは何を言っていたのか
bonotake
10
7.2k
「遂行理論の未来」(松島斉教授最終講義記念セッションの発表資料)
shunyanoda
0
1k
presen_司法書士学員会.pdf
tagtag
PRO
1
110
Massey Ratings for Match Outcome Prediction in Table Tennis: Evidence of Greater Stability than the ITTF World Ranking
konakalab
0
150
Inside the Mind of an LLM
baggiponte
0
340
20260820_アウトカムが二値のデータに対するCausal Impact@LINEヤフー Data Science Share #2 / Causal Impact for Binary Outcomes
brainpadpr
3
1.4k
(SIGBIO84) Inverse MSMD法による化合物部分構造プロファイリングと結合親和性推定
keisukeyanagisawa
PRO
0
120
データベース15: ビッグデータ時代のデータベース
trycycle
PRO
1
580
Featured
See All Featured
End of SEO as We Know It (SMX Advanced Version)
ipullrank
3
4.4k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
187
23k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
10k
The AI Search Optimization Roadmap by Aleyda Solis
aleyda
1
6.2k
The B2B funnel & how to create a winning content strategy
katarinadahlin
PRO
1
530
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
464
34k
The Curious Case for Waylosing
cassininazir
1
510
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
730
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
1k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
38
3k
Fireside Chat
paigeccino
43
4k
Accessibility Awareness
sabderemane
1
210
Transcript
1 2024-11-15 第108回NearMe技術勉強会 Futo Ueno ガウス過程回帰とベイズ最適化
2 はじめに 参考図書:「ガウス過程と機械学習」 https://www.kspub.co.jp/book/detail/ 1529267.html
3 はじめに 図の出⼒などに使ったコード: https://colab.research.google.com/drive/1_1v2ZuANtvrgzOli6dnErZbms ASoU_rK?hl=ja#scrollTo=B4aPaxbC2Aoc
4 背景 ‧「ブラックボックス最適化⼿法」の⼀つであるベイズ最適化を タスクで使ったらかなり良かったので, 共有したい ‧ベイズ最適化のアルゴリズムではガウス過程回帰をうまく使っている ‧ガウス過程回帰⾃体もどこかに使えそう ‧ガウス過程回帰&ベイズ最適化の概要を説明する
5 回帰とは ⼊出⼒ペアのデータから未知の⼊出⼒関係を推測すること ex. 単回帰 cf. 過去の勉強会資料 https://speakerdeck.com/nearme_tec h/ji-jie-xue-xi-woli-lun-karazhen-jian-n iqu-rizu-ndemitajian-sono1-hui-gui-nig
uan-surufu-xi https://speakerdeck.com/nearme_tec h/ji-jie-xue-xi-woli-lun-karazhen-jian-n iqu-rizu-ndemitajian-sono2-xian-xing- hua-nitiao-zhan-siyou
6 ガウス過程とは → 直感的には「無限次元」の正規分布 (= ガウス分布) ガウス分布 → 実数が対応
7 ガウス過程とは → 直感的には「無限次元」の正規分布 (= ガウス分布) ガウス分布 多変量ガウス分布 → 実数が対応
→ 有限次元のベクトルが対応
8 ガウス過程とは → 直感的には「無限次元」の正規分布 (= ガウス分布) →「無限次元」のベクトル (= 関数)が対応 ガウス分布
多変量ガウス分布 ガウス過程 → 実数が対応 → 有限次元のベクトルが対応
9 ガウス過程とは → 直感的には「無限次元」の正規分布 (= ガウス分布) →「無限次元」のベクトル (= 関数)が対応 ガウス分布
多変量ガウス分布 ガウス過程 → 実数が対応 → 有限次元のベクトルが対応
10 ガウス過程とは → 直感的には「無限次元」の正規分布 (= ガウス分布) →「無限次元」のベクトル (= 関数)が対応 ガウス分布
多変量ガウス分布 ガウス過程 → 実数が対応 → 有限次元のベクトルが対応
11 ガウス過程とは → 直感的には「無限次元」の正規分布 (= ガウス分布) →「無限次元」のベクトル (= 関数)が対応 ガウス分布
多変量ガウス分布 ガウス過程 → 実数が対応 → 有限次元のベクトルが対応
12 切り取る 「無限次元」をどう扱うか ‧ガウス過程は”関数 version”の正規分布だった → 「関数 f がガウス過程に従う」ことをどう定義すればよいか? ‧多変量ガウス分布の⼀部を切り取ってもやはりガウス分布に従うことに注⽬
→ 任意の(いくらでも⼤きな)個数の成分をfから切り取っても多変量ガウス になるような「仕組み」があればよさそう m n - m m n - m m n - m 第1~第m成分を切り取る
13 ガウス過程の定義 定義 直感的には, ‧μ(x) → 無限次元の平均ベクトル ‧k(x, y) →
無限次元×無限次元の共分散⾏列
14 ガウス過程の定義 定義 ‧適切に前処理できるなら, 実際に回帰するときにμ(x)まで考慮しなくてもよい ‧k(x, y) はカーネル関数と呼ばれている
15 カーネル関数の与える影響 ‧カーネル関数k(x, y)は, f(x)とf(y)の相関を規定する → カーネル関数次第で, ガウス過程の実現値(= 関数)の性質が⼤きく変わる 😁
😭 異なるk(x, y)に対する実現値の⽐較
16 カーネル関数の例 ‧ガウスカーネル ‧指数カーネル ‧線形カーネル なめらか ギザギザ ← この「中間」もある
(Matérn カーネル) ← 重回帰に対応
17 カーネル関数の与える影響 (再掲) ‧カーネル関数k(x, y)は, f(x)とf(y)の相関を規定する → カーネル関数次第で, ガウス過程の実現値(= 関数)の性質が⼤きく変わる
😁 😭
18 ガウス過程回帰 ‧⼊出⼒のデータ: が与えられたとする (適切に前処理されているとする) ‧データにフィットする関数 f をexactに求めるのではなく, データ観測後の「事後的な f
の分布」を求める → ベイズ的 ↑よくわからないので とりあえずガウス過程でモデリング ⼊⼒ 出⼒ ↑データに適合するような関数が 出てくる確率が⾼くなっている(ことを期待) (未知)
19 ガウス過程回帰 ガウス過程の性質から であることはわかる → の分布もわかりそう ← ここでの出⼒について知りたいとする
20 条件付き多変量ガウス分布 定理
21 ガウス過程回帰
22 ガウス過程回帰 カーネル関数を変えると「パス(ガウス過程の実現値)の⾃由度」が変わる → 推定される「fの事後分布」も変わる γ (ハイパーパラメータ)の選び⽅にも依存す る
23 ガウス過程回帰の応⽤例① ‧時系列解析 ガウスカーネル ガウスカーネル + 線形カーネル → トレンドを考慮 カーネルの設定(
= 事前分布の設定) を通じて「主観」が反映される -- カーネル関数を組み合わせることで様々な予測が可能
24 ガウス過程回帰の応⽤例② ‧ベイズ最適化 -「ブラックボックス最適化⼿法」の⼀つ - ガウス過程回帰をうまく使うことで効率的に探索することができる ⼊⼒ 出⼒ ↑ f
の計算に時間がかかる場合, なるべく少ない評価回数で最適化したい
25 獲得関数 ‧f の計算が重いので, 代理となる関数(獲得関数)を⽤意する ‧獲得関数に求めること: - 計算が重くない (重要) -
f に近い (少なくとも既知の点とその近くで合っていてほしい) - 不確かさが反映されている(未探索の部分を過⼩評価しないでほしい) ‧ガウス過程回帰を使うと「関数 version」の信頼区間を出すことができる → 「上側100α%点を繋いだ関数」などが獲得関数として使われる -- 例えば, +2.576σ など (上側0.5%点)
26 ベイズ最適化のアルゴリズム
27 ベイズ最適化のアルゴリズム 今回は acquisition = +2.576σ としている ‧上げると反復が多くなるが局所解に陥りにくい ‧下げると反復が少なくて済むが局所解に陥りやすい
28 ベイズ最適化のアルゴリズム
29 ベイズ最適化のアルゴリズム
30 ベイズ最適化のアルゴリズム
31 ベイズ最適化のアルゴリズム
32 ベイズ最適化のアルゴリズム
33 ベイズ最適化のアルゴリズム
34 ベイズ最適化のアルゴリズム
35 ベイズ最適化のアルゴリズム
36 ベイズ最適化のアルゴリズム
37 ベイズ最適化のアルゴリズム
38 ベイズ最適化のアルゴリズム
39 ベイズ最適化のアルゴリズム 1. 初期値に対して f を評価 (重い) 2. 既知の {
(x, f(x)) } を使ってガウス過程回帰 3. ガウス過程回帰の結果から得られる獲得関数を最⼤化するx*を求める 4. x*においてfを評価 (重い) → (x*, f(x*))は既知となる 5. 2~4を繰り返して適当な停⽌条件を満たしたら終了
40 Reference ‧ 持橋⼤地, ⼤⽻成征 : 「ガウス過程と機械学習」. 講談社, 2019.
41 Thank you