Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
俺にも私がAIと作った オススメの個人ツールを語らせてくれ
Search
hideki kinjyo
PRO
March 04, 2026
0
25
俺にも私がAIと作った オススメの個人ツールを語らせてくれ
hideki kinjyo
PRO
March 04, 2026
Tweet
Share
More Decks by hideki kinjyo
See All by hideki kinjyo
PHPer Book Revue 「雑に作る」 #phperkaigi
o0h
PRO
0
82
#phperbiglt のLT
o0h
PRO
0
73
手軽に積ん読を増やすには?/読みたい本と付き合うには?
o0h
PRO
1
240
symfony/mcp-bundleで、既存アプリケーションもお手軽にMCPサーバー化
o0h
PRO
1
120
組織もソフトウェアも難しく考えない、もっとシンプルな考え方で設計する #phpconfuk
o0h
PRO
10
5.6k
Composerが「依存解決」のためにどんな工夫をしているか #phpcon
o0h
PRO
1
690
Composerの依存解決 #phpstudy
o0h
PRO
0
180
「影響が少ない」を自分の目でみてみる
o0h
PRO
4
2.4k
PHPによる"非"構造化プログラミング入門 -本当に熱いスパゲティコードを求めて- #phperkaigi
o0h
PRO
0
1.9k
Featured
See All Featured
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1.2k
Navigating Algorithm Shifts & AI Overviews - #SMXNext
aleyda
1
1.2k
Side Projects
sachag
455
43k
Claude Code どこまでも/ Claude Code Everywhere
nwiizo
64
53k
Beyond borders and beyond the search box: How to win the global "messy middle" with AI-driven SEO
davidcarrasco
3
77
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
6k
Bioeconomy Workshop: Dr. Julius Ecuru, Opportunities for a Bioeconomy in West Africa
akademiya2063
PRO
1
71
Building the Perfect Custom Keyboard
takai
2
710
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
9
1.7k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.8k
First, design no harm
axbom
PRO
2
1.1k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.6k
Transcript
私がAIと作った オススメの個人ツールを語らせてくれ MOSH x RABO x AnotherBall クローズド勉強会 Hideki Kinjyo
GitHub: o0h / X: @o0h_ [発表用] 俺にも
コレ!!!!羨ましいな〜! 2
ってことで、 オマージュで「最近作ってるやつ」 話します 3
https://app-642e18c0-047f-45bc-a7a7- e449ca15f989.ingress.apprun.sakura.ne.jp 4
• 金城秀樹 / きんじょうひでき • GitHub: @o0h / 𝕏 :
@o0h_ • RABO バックエンドエンジニャー • PHP系のイベントに良く居ます • 2026-03-22にPHPer Kaigiで登壇します!応援してください! • 『夢の無限スパゲッティ製造機』11:35〜 Track A 自己紹介
話すこと 「AI時代の開発スタイル」を助けるツールを作ったので、その話 1. ツールの紹介 2. コンセプトとかこだわり 3. なぜ作ったのか、どうなりたいのか
§1 ツールの紹介 §2 コンセプトとかこだわり §3 まとめ
作ったもの: Jog(ジョグ) 8
ざっくり言うと・・ GitHubみたいな課題・コード管理を 「チーム用」ではなく ローカル & 1人作業にも使いたい!! 9
Issue • タスクの管理や分類 • 自動採番、タイト ル、概要 10
ブランチ(PR) • ブランチのコミット やdiffの表示 • 作業内容の説明やコ メントも管理できる 11
コメント(レビュー) • diffをみて、特定の 行に対してコメント を残せる 12
§1 ツールの紹介 §2 コンセプトとかこだわり §3 まとめ
※ jot = 【名詞】メモ 【動詞】記す https://www.ei-navi.jp/dictionary/content/jot/
None
None
こんなことを考えて作りました 1. AIに対するフィードバックを、簡単・効果的な形で出したい 2. AIと親和性の高い形式にしたい 3. すると・・・? 17
AIに対するフィードバックを、 簡単・効果的な形で出したい
AI使っていて思うこと 「めちゃくちゃコード書くの早いヤツ」が出てきた が、「手放しで受け入れる」が難しい (もしくは、指示のコストが上がる) フィードバックをする必要がある 19
フィードバックのかたちを変える AIの実装へのフィードバックの形の例: 1. 指示を出す 2. (ある程度)まとまった量のコード出来上がる 3. レビューする 4. 「◦◦にある◦◦を、◦◦にして」という形での指示
20
フィードバックのかたちを変える AIの実装へのフィードバックの形の例: 1. 指示を出す 2. (ある程度)まとまった量のコード出来上がる 3. レビューする 4. 「◦◦にある◦◦を、◦◦にして」という形での指示
21 これが重い(ダルい)とフィードバックの回転率が「鈍る」
フィードバックのかたちを変える AIの実装へのフィードバックの形の例: 1. 指示を出す 2. (ある程度)まとまった量のコード出来上がる 3. レビューする 4. 「◦◦にある◦◦を、◦◦にして」という形での指示
22 これが重い(ダルい)とフィードバックの回転率が「鈍る」 AIの手の数・早さを活かせない状態に
フィードバックのかたちを変える 「どこのコード」のコンテキストを 手軽&高解像度に備えた状態で フィードバックを送る、というかたち 23
フィードバックのかたちを変える 🙌 微修正のために作業を止めさせなくてよい 🙌 気になった所をまとめてドーンってできる 24
AIと親和性の高い形式にしたい
用意しているツール 26 Core GUI CLI MCP Server 「人の目が必要」なところも「自律的に進める」ところもカバーしつつ、 Jogが双方向にコミュニケーションをとるハブとなる
アーキテクチャ面の工夫① プレーンテキスト • ターミナルからでも良いし、エディ タを問わず簡単に編集管理できる • ツールの不備・不足があっても、素 朴なやり方で対応可能 • grepで検索できるし
27
アーキテクチャ面の工夫② ファイルとディレクトリ • 1issue = 1ディレクトリ、issue本体は README.md、1comment = 1ファイル •
ディレクトリ名の先頭にある数字がそ のままIssue番号 28
アーキテクチャ面の工夫② ファイルとディレクトリ • コメントファイルはUUIDv6なので、 ファイル名だけで時系列順に並ぶ • ステータスはディレクトリで表現 • ターミナルやFinderから (いざとなれば)簡単に操作できる
29
すると・・・?(何が起きたか)
こんな感じの開発ができている • 「JogのIssueを起点にしたワークフロー」をClaude Codeに食わせる • Issueの扱い方、ブランチ(PR)を作ること、レビューをagentに投げること・・ • 私「Issue#100をお願い」 • AI「Jog−MCPで#100をGet」「Issueは"Draft"です。詳細化します」
「Jog-MCPで#100をPut」「IssueがReadyになったので実装します」 「Jog-MCPでworktreeとブランチを作成」「実装ができたのでagentを 立ち上げてレビューを依頼します」 31
こんな感じの開発ができている • AI2「変更を確認したので、Jog-MCPでフィードバックします」「フィー ドバックが終わりました」 • AI「Jog-MCPでフィードバックを取得します」「確認したので対応しま す」「対応が完了したので、Jog-MCPでフィードバックを解決済みにし ます」「AI2にレビューを依頼します」・・・・ 32
人間 & レビュアー役AIの指摘が 全てコメントに残って ↓ 実装役のAIは 「未解決コメント取得tool」 を使って自律的に対応を進める 33
https://youtu.be/bQeXDn2EEyM 34
GitHub のIssue/PRを使えばできそう? • やっている事は同じ • 「手元で完結する」がでかいな、と思う • commit, push, pr作成・・・という手間を全部ショートカット
35
§1 ツールの紹介 §2 コンセプトとかこだわり §3 まとめ
ばいぶす〜で作れた!うれしい • AIいろいろなんでもやってくれて凄い、マジでコード書いてない • 今回は使ったことない技術スタックでやっている(Rust/Swiftとも未経験) • ・・が、細かい修正指示とか出したいな、と思った時にもどかしい • やっぱり理解しておくにこしたことはない 37
AIのポテンシャルを引き出したい。が・・・ • 「本当に強い奴ら」だったら、多分もっと手放し運転を実現している • この壁を超えられて、始めて「生産性100倍!!!」になりそう • t-wadaさんやmizchiさん見てるとマジでヤバそうですよね • 自分は果たしてどうだろう・・? •
「ちゃんと中身を見て、書き換えさせないと納得できない」て感じが強い • かといって「上等なガードレール」「適切なプランファイル」が作れるかと言 うと・・・ 38
ツールが凄くても使い手がボトルネック • これまでのやり方が染み付いている • 脱却すべきだよね ←分かるよ。分かるがしかし • 「使い方を覚える」より「自分のスタイル」を変える方が困難ぽい • 思考スタイル、マインドセット、ワークフローetc..
39
AIに合わせつつ、AIに合わせさせる(今のところ) • だから「自分好みのスタイルに合ったバフ」を開発した • 気づいたことは雑にちっちゃくメモを残していきたいし、マイクロフィード バックしたい時はできるようにしたいし、傲慢で怠惰で短気な殴り書きで済ま せたい。というワガママを叶えさせる! • それで、まずは「生産性12倍!」くらいを狙うところから •
重要なのは「ワークフロー×ツール」の乗算だな、という感じ • どっちもやる。双方を「少しずつ」でも、総合が跳ねればOK • 世界で俺にしか需要がないツールだぜ〜〜を作れちゃうのが楽しい!! 40
おしまい! お付き合いいただき ありがとうございました!!