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現場と作る! 完成度7割から始める ダッシュボード改善活動
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primeNumber User Group
April 18, 2025
Technology
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現場と作る! 完成度7割から始める ダッシュボード改善活動
#p_UG 東京: ユーザーと作ろう!ダッシュボードの改善方法でフルサト・マルカホールディングス株式会社 山本さまにご登壇いただいた際の資料です。
primeNumber User Group
April 18, 2025
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Transcript
現場と作る! 完成度7割から始める ダッシュボード改善活動 © MARUKA FURUSATO CORPORATION IT企画部 デジタル戦略課 山本
忠孝 2025/4/18
2 自己紹介 P.3 会社紹介 P.4 TROCCO導入前の状況 P.6 TROCCO選定理由 P.7 データ基盤の構築
P.9 データ活用のためのダッシュボード構築 P.11 最後に P.15 もくじ
プロフィール 3 フルサト・マルカホールディングス 経営戦略本部 IT企画部 デジタル戦略課 課長 山本 忠孝(やまもと ただたか)
✓ 2004年に新卒入社。フルサト工業にて 建築資材の営業を4年間担当。 ✓ 2008年に情報システム室(現IT企画部)に異動。 未経験ながらシステム関連業務に携わる。 ✓ 2021年にフルサト・マルカホールディングスに出向。 IT企画部デジタル戦略課の課長として、 グループ全体のデジタル戦略を推進。
4 フルサト・マルカホールディングス 社名 ブランド名 代表社名 設立年月日 本社所在地 グループ社員数 事業内容 会社URL
フルサト・マルカホールディングス株式会社(東証プライム:7128) UNISOL 古里 龍平 2021年10月1日 〒540-0024 大阪市中央区南新町1-2-10 単体 108名(2024年12月31日現在) グループ 2,010名(2024年12月31日現在) ・機械・工具事業 ・建設資材事業 ・建設機械事業 ・IoTソリューション事業 https://www.unisol-gr.com/
5 フルサト・マルカホールディングス
6 データのサイロ化 (事業会社ごとにデータが分散) TROCCO導入前の状況 3つの主な課題 データ抽出・加工の煩雑さ (手作業でのデータ集計作業など) 経験者不足により データ分析基盤がない 経営層や現場への
迅速な情報提供が困難 事業会社それぞれの 販売管理システム使用により、 事業会社間の連携不足 データ基盤の構築が後回しに A社 B社 C社
7 TROCCOの選定理由 製品選定のポイント ①専門知識が不要 ②少ない工数で操作可能 ③個人に依存しない 少しのITの知識で誰もが操作可能 分かりやすいUIで開発が容易 脱属人化
8 TROCCOの選定理由 データ基盤の専門家でなくても利用できる分かりやすさ 国産サービスであることの安心感 スモールスタートが可能な料金体系 イニシャルコストの低さ TROCCOを選定した理由 トライアル導入 2022年2月 PoC(概念実証)
本格導入 2022年4月 導入プロセス
9 データ転送 データ基盤の構築 データ転送元 DWH データ加工 DataMart ダッシュボード 転送定義 241件
データマート定義 244件
10 共通データ基盤 販売データ マスターデータ IoTデータ 勤怠データ 基幹システム オンプレミス 基幹システム クラウドサービス
既存データセンター 各種情報系サーバ Saasサービス 経営層 本部社員 現場社員 関連会社 取引先サービス GWSによる認証 認証 データ転送ツール 各種分析ツール(BIツール) 製造データ データ基盤の構築
11 ◆従前のツール • エクセル • スプレッドシート データ活用のためのダッシュボード構築 従前のツール 現在の利用ツール 合計38のダッシュボード稼働中
※2024年10月に廃止 Excel スプレッドシート LookerStudio 全社展開向け QlikSense 詳細な分析を必要とする部署向け
12 データ活用のためのダッシュボード構築 ⑤~⑥工程 繰り返す 初回要望 電話orメール 現場 ディスカッション イメージ作成 担当者
ディスカッション 完成 ダッシュボード 構築 修正 0日~2日 イメージ作成 初回リリース 完成度:7割 ダッシュボード構築の進め方
13 Before 集計 在庫 推移 データ活用のためのダッシュボード構築
14 データ統合基盤ができた結果 販売管理システム SFAシステム データ活用のためのダッシュボード構築 SFAデータ 販売管理データ 販売管理データ + SFAデータ
15 最後に 今後の展望 ①蓄積してきた過去のデータをダッシュボード化し分析 AIを活用し、需要予測や在庫の出荷予測といった未来分析に着手 ② IT管理者向けのデータ基盤 現場からデータにアクセスできる基盤を構築 ③IT企画部でのダッシュボード構築 市民開発者の育成