NeuVector 2022/06, オンラインミートアップ
オープンソースになりましたコンテナセキュリティ ソリューションのNeuVectorの最新情報をご紹介します
NeuVectorの概要紹介
コンテナの本番環境での利用が年々増えています。マイクロサービスなどのシステムを構築する際には、従来の仮想サーバーに代わってより粒度の細かい「コンテナ」になりますので、これによって管理対象が一気に増えます。セキュリティの観点では、保護対象も多くなりますので、コンテナの独自のセキュリティーソリューションを考える必要があります。
また、コンテナアプリケーションの構築方法、コンテナ実行時の仕組みが従来とは異なりますので、従来のアプリケーションセキュリティの考え方は、コンテナ環境に適しないです。 例えば、従来の仮想マシンのイメージと違って、コンテナ・イメージは、複数のレイヤーを重ねて情報を保存していますので、それぞれのイメージレイヤーに含まれる脆弱性(CVE)やマルウエアなどを検知する必要があります。
最後、Kubernetesは複雑なコンテナネットワークを抽象化する為、既存のホストのネットワークネットワークの上に、さらにオーバーレイのネットワークを構築していますので、ネットワークの通信などの監視が非常に難しい事になっています。 これらの課題を解決するためには、コンテナ管理プラットフォーム全体のセキュリティーを確保できる独自のセキュリティーソリューションが必要です。
SUSEは上記の課題を解決するために、コンテナ管理プラットフォーム全体のセキュリティーを確保できるオープンソースのセキュリティーソリューションNeuVectorを提供しています。