Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Roomのマイグレーションをテストする方法
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
Rakalute
January 31, 2024
Programming
5.6k
1
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Roomのマイグレーションをテストする方法
Rakalute
January 31, 2024
Other Decks in Programming
See All in Programming
【やさしく解説 設計編・中級 #6】良いアーキテクチャとは ~ 一本の登り道の、行き先 ~
panda728
PRO
0
160
なぜ関数型プログラミングで「型」と「証明」が語られるのか #fp_matsuri
kajitack
3
860
その問い、本当に正しいですか?AI時代のエンジニアに必要な哲学と認知科学 / ai-philosophy-cognitive-science
minodriven
14
6.9k
琵琶湖の水は止められてもNet--HTTPのリトライは止められない / You might be able to stop the water flow of Lake Biwa but you can't stop Net::HTTP retries
luccafort
PRO
0
240
言語を使う側から、作る側へ。 自作 Lisp で得た新たな気づき。
andpad
0
120
【やさしく解説 設計編・中級 #1】一つの車に、運転手は一人 ~ある倉庫システムの事例から~
panda728
PRO
0
170
Developing with AI Agents — Codex, Claude Code & Cowork Practical Guide
x5gtrn
PRO
0
1.4k
スマートグラスで並列バイブコーディング
hyshu
0
290
AI駆動開発を妨げる技術的負債の解消アプローチ / ai-refactoring-approach
minodriven
17
9k
アルゴリズムは何を圧縮しているのか ─ Haskell から育った「圧縮代数」というメンタルモデル
naoya
16
3.4k
フィードバックで育てるAI開発
kotaminato
1
110
Creating Composable Callables in Contemporary C++
rollbear
0
210
Featured
See All Featured
Collaborative Software Design: How to facilitate domain modelling decisions
baasie
1
260
How Fast Is Fast Enough? [PerfNow 2025]
tammyeverts
3
650
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
55
8.2k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
37
7.4k
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses - posit::conf(2025)
minecr
1
310
Leveraging Curiosity to Care for An Aging Population
cassininazir
1
360
Deep Space Network (abreviated)
tonyrice
0
220
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
12
1.7k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
211
24k
KATA
mclloyd
PRO
35
15k
My Coaching Mixtape
mlcsv
0
170
Ruling the World: When Life Gets Gamed
codingconduct
0
280
Transcript
Roomのマイグレーション をテストする方法
自己紹介 • 名前:若松 健斗 • 所属:DeNA SWETグループ ◦ Androidエンジニア •
アプリの設計を考えることが好き
今日話すこと • 業務で行なったマイグレーション • Roomのマイグレーションテストの基本 • 業務で作成したマイグレーションのテスト • まとめ
業務で行なったマイグレーション
マイグレーションを行った背景 独自に定義した型をそのまま保存 することができないので、Json形式 の文字列に変換する必要あり
マイグレーションを行った背景 難読化されないようにする設定が漏 れてしまった その結果、難読化の影響を受けた Jsonが生成された 難読化の影響を受けたJson 難読化ツールにProguardを使用している
マイグレーションを行った背景 • Proguardの難読化の影響を受けたJson形式のデータがDBに保存されている • Proguardのアルゴリズムが変更されると、DBからデータを読み込めなくなる可 能性がある id name age 1
{a: Taro, b: Tanaka} 20 1 {a: Hanako, b: Yamada} 34 1 {a: Jiro, b: Suzuki} 18 難読化の影響を受けたデータを含むテーブル データを難読化前の状態に 戻す必要がある
実施したマイグレーションの概要 Proguardで難読化された データを元に戻す マイグレーション前のデーターベース マイグレーション後のデーターベース id name age 1 {a:
Tanaka, b: Taro} 20 1 {a: Yamada, b: Hanako} 34 1 {a: Suzuki, b: Jiro} 18 id name age 1 {last_name : Tanaka, first_name: Taro} 20 1 {last_name: Yamada, first_name: Hanako} 34 1 {last_name: Suzuki, first_name: Jiro} 18 id name age 1 {a: Tanaka, b: Taro} 20 1 {a: Yamada, b: Hanako} 34 1 {a: Suzuki, b: Jiro} 18 テーブルA(UserEntity) テーブルA (紐づくEntityはなし) テーブルB(UserEntity)
実施したマイグレーションの概要 id name age 1 {a: Tanaka, b: Taro} 20
1 {a: Yamada, b: Hanako} 34 1 {a: Suzuki, b: Jiro} 18 id name age 1 {last_name : Tanaka, first_name: Taro} 20 1 {last_name: Yamada, first_name: Hanako} 34 1 {last_name: Suzuki, first_name: Jiro} 18 元のテーブルは残す id name age 1 {a: Tanaka, b: Taro} 20 1 {a: Yamada, b: Hanako} 34 1 {a: Suzuki, b: Jiro} 18 マイグレーション前のデーターベース マイグレーション後のデーターベース すぐにロールバックできる状態にし ておく テーブルA(UserEntity) テーブルA (紐づくEntityはなし) テーブルB(UserEntity)
マイグレーションのシナリオ • よくあるマイグレーションのシナリオ ◦ 新しいテーブルを追加 ◦ 既存のテーブルを削除 ◦ 既存のテーブルのスキーマを変更 •
今回のマイグレーションのシナリオ ◦ 新しいテーブルを追加する ◦ 既存のテーブルの値を元にレコードを生成する ◦ 生成したレコードを、新しいテーブルに追加する
Roomのマイグレーションテストの基本
事前準備(1/2) • スキーマをJSONファイルにエクスポートさせる設定 ◦ エクスポート先のパスを追加する
事前準備(2/2) • スキーマのJsonをテスト時にRoomが利用できるようにする設定 ◦ AndroidTestのアセットにJsonのパスを追加する
Roomのマイグレーションテストの基本的な流れ マイグレーションのテストコードのサンプル
Roomのマイグレーションテストの基本的な流れ MigrationTestHelperの生成 マイグレーションのテストコードのサンプル 古いスキーマのデータベース生成 やマイグレーションの実行を行う
Roomのマイグレーションテストの基本的な流れ 古いスキーマのDBを作成 SQLを使いテーブルにデータを追加 する マイグレーションのテストコードのサンプル
Roomのマイグレーションテストの基本的な流れ マイグレーションを実行する runMigrationsAndValidateでマイグ レーションの実行とスキーマの検証 を行う Entityに紐づいていないテーブルが データベース上に存在することを許 可しない場合 validateDroppedTablesをtrueにす る
マイグレーションのテストコードのサンプル
Roomのマイグレーションテストの基本的な流れ 値の検証を行う runMigrationsAndValidateではス キーマのチェックしか行わない マイグレーションのテストコードのサンプル
業務で作成したマイグレーションのテスト
作成したマイグレーションのテスト • 難読化されたデータを元に戻すロジックのテスト • データベースの振る舞いのテスト
作成したマイグレーションのテスト • 難読化されたデータを元に戻すロジックのテスト • データベースの振る舞いのテスト
難読化されたデータを元に戻すロジックとそのテスト 今回テストしたいロジック obfuscatedJsonがnullの場合にnull を返すこと obfuscatedJsonがnullでない場合に 難読化が解除された文字列を返すこ と テストコードの一例 難読化されたJson形式のデータを元に戻すロジック
難読化されたデータを元に戻すロジックとそのテスト テストコードの一例 難読化されたJson形式のデータを元に戻すロジック 単体テストを作成 値の変更ロジックは単体テスト可能 単体テストでカバーできる範囲を広げ ることで、テストにかかる労力や時間を 削減することができる
単体テストと統合テストの比較 単体テスト 統合テスト 単体テストの方が圧倒的に簡単 テストにかかる労力や時間を削減できる
作成したマイグレーションのテスト • 難読化されたデータを元に戻すロジックのテスト • データベースの振る舞いのテスト
データベースの振る舞いのテスト
データベースの振る舞いのテスト 古いスキーマのDBを準備 スキーマバージョン1のDBを用意して難 読化されたデータを追加
データベースの振る舞いのテスト マイグレーションを実行 難読化の影響を受けたデータを元に戻 すマイグレーションを実行する validateDroppedTablesをFalseに設定 しEntitiyに紐づかないテーブルの存在を 許容してもらえるようにする
データベースの振る舞いのテスト 値の検証 new_userテーブルに意図した値が含ま れているかを確認する
マイグレーション後にデータを読み込む際の注意点 部分的なバージョン移行のテストで はSQLを使う Daoを経由してデータを取得しないように する。Daoは常に最新のスキーマを扱う ため再度スキーマを変更するとテストが 壊れてしまう 全てのマイグレーションをまとめたテスト ではDaoを使ってもOK マイグレーション後のデータベースが常
に最新のスキーマになるため
まとめ • 業務で行ったマイグレーションテストと簡単なRoomの使い方について解説した • マイグレーションの種類によっては単体テストを導入できる • テストで扱うスキーマのバージョンからSQLとDaoの使い分けを行う