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サービスのコアバリューが届いていない!? ユーザーの二極化をヒントにした プロダクト改善奮闘...

Rieko Miyamoto
November 29, 2023
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サービスのコアバリューが届いていない!? ユーザーの二極化をヒントにした プロダクト改善奮闘記(pmconf2023登壇資料))

昨年のpmconfで、プロダクトのMission、Visionを策定したお話をさせていただきました。

そのVisionに向けて突き進んでるはずなのですが・・・、成果を出せているユーザーとそうでないユーザーとの二極化が見られるようになりました。

そこで、成果がでていないユーザーと向き合い、インタビュー、ユーザー行動の把握など、どのようなことをやってきたか、そしてどのようなプロダクト改善につなげていくのか。その改善へ向けたリアルな奮闘記をお伝えします。

Rieko Miyamoto

November 29, 2023
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Transcript

  1. © GO Inc. 自己紹介 GO株式会社 プロダクトマネージャー/ 宮本理恵子 ITコンサル会社にて、物流、流通システム案件、社内情報システム などに携わり2018年にDeNAのオートモーティブ事業部に入社 (2020年にGO株式会社に転籍)

    現在、次世代AIドライブレコーダー『DRIVE CHART』のPM タクシーアプリ『GO』における、タクシー向け需要予測ナビなど複 数案件のPMも兼務 @riekomiyamoto
  2. © GO Inc. タクシーDX 乗務員向けナビゲーション端末 タクシーアプリのキャッシュレス決済機能 乗務員向けアプリの開発・運営 ※記載されている会社名や商品名などは、各社の商標または登録商標です。(出願中含む) 脱炭素化 タクシーの運行特性に応じた

    EV運行マネジメントとエネルギーマネジメントによる CO2削減 アプリ注文のみを受け取る車両の配車 交通事故削減支援 AIドラレコを活用した 危険シーンを解析・報告し運行管理に活用 タクシーサイネージメディア(動画広告) AIドラレコのデータを元に、地図と実際の道路情報の差分 をAI技術によりメンテナンス 3 タクシー配車や経費精算などを簡単効率化 した法人向けサービス 会社紹介(事業展開)
  3. © GO Inc. プロダクト紹介 AIが脇見や一時不停止な どのリスク運転行動を自 動検知・動画を自動保存 安全運転管理者はリスク 運転の動画をみて内容を 把握し、ドライバーに指

    導をする 指導を受けたドライバー の運転行動が改善する プロダクトのメインユーザーは、車両運 行している会社の安全運転管理者様 一時不停止、脇見、速度超過などのリス ク運転数が減ることを目指しているプロ ダクトである 1 2 3
  4. © GO Inc. プロダクトのこれまで プロダクトローンチ Mission、Vision策定 売るための機能強化、管 理系機能強化をしていた 時期 Mission、Vision到達

    今日のお話はココ!! Mission,Vision策定後、到達したのか。 どうやって到達しようとしているのか?! Vision実現に向けてどんな課題をみつけて、何 をしてきたか、教科書的ではないリアルな活動 のお話をします! pmconf2022でお話さ せていただきました
  5. © GO Inc. 進め方の方針とゴール 方針:ユーザーインタビューとプロトタイプ検証を軸にプロダクト改善施策を決める 市場の評価 顧客を深く知る 課題の解像度UP 成果が出ている 成功企業4社

    成果イマイチ 企業4社 vs 成功要因の抽出 共通ペインの抽出 インタビュー対象と目的: 狙い: プロトタイプでユーザーの 率直な意見を引き出す 二極化を解消し、 Vision到達に向かう 市場でのTry&Errorではなく、 リリース前に成功の確度をあげておきたい ゴール: ••はすごく良いね! ▲▲は使わないかなー
  6. © GO Inc. 成功企業のインタビューから見つけた成功要因 • ドライバーさんを指導するための基準が明確 ◦ 一時不停止3回したらお呼び出しなど • 日々のルーティンの中にプロダクトの利用が入っている

    ◦ 出勤したら、リスク動画をチェックなど • ITリテラシーがとても高い ◦ ex)独自マクロを組んだエクセル活用、 社内啓蒙のための動画共有にチャットツール活用 成功企業のインタビューから 自分たち基準の使いやすいプロダクトになってい るのでは?! 普段PCの前にいる時間が少ないユーザーである ということの理解不足 →高度なPC操作せずとも、普段使っているスマ ホのUIのようであれば使いやすいのでは ちょっと不都合 な成功要因 PM 反省ポイント 成功要因
  7. © GO Inc. インタビュー以外に参考にしたプロダクト→Not競合他社プロダクト! 参考にしたのは、 プロダクトのユーザー体験を因数分解した体験を提供しているプロダクト 補足:アイデア創出の参考プロダクト 体験:日々習慣的に動画を見て、やるべきこと(指導)への継続意欲を持ち続ける 継続意欲 習慣

    動画をみる 語学学習系アプリ 健康系アプリ 動画視聴アプリ モチベーションが継続する仕掛け どうしたら毎日立ち上げてくれるのか 動画のみやすさ、連続再生の方法 体験因数分解 アプリ種類 参考要素
  8. © GO Inc. 改善施策例とプロトタイプ 管理者とドライバーのコミュニ ケーション促進のアイデア 改善施策を入れ込んだプロトタイプ例 優先して見るべき動画のダイジェストピックアップ機 能(まずはこれを見よう!) 動画アプリ的モダンなUIにして連続動画再生や、サム

    ネイルの工夫により、離脱しないように プロトタイプの効果 改善しようとしている 本気度も伝わる インタビュー時に、 ワイワイ感がでて、話をさ らに引き出すフック 仮説をもとにガンガンプロトタイプを作ってレビューを回す!
  9. © GO Inc. アポイントメントをお願いします! 余談:プロトタイプのインタビューへの貢献 うーん、難しい・・・ チーム内で相談します 訪問実績ないし、信頼関係 構築できている会社ではな いんだよな・・・

    CS 実際にご提案できるものがあるな ら、アポ取りやすよ!OK! 自分たちのために改善案考えて来てくれ たの嬉しい ユーザー 訪問先企業様に、このような提案したい のです(具体的にプロトタイプ見せる) PM 成果イマイチ企業へのアポイントメントにおいて