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開発スピードの維持向上を支える、テスト設計の 漸進的進化への取り組み / Continuous Test Design Development for Speed of Product Development

ropQa
May 10, 2024

開発スピードの維持向上を支える、テスト設計の 漸進的進化への取り組み / Continuous Test Design Development for Speed of Product Development

2024.05.10 / freee QA LT会

ropQa

May 10, 2024
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Transcript

  1.   3 経歴 • オプティムに新卒⼊社 ◦ Android開発を経験した後、2年⽬から QAに転⾝ • freeeに中途⼊社

    ◦ 同期マイクロサービスのQAを担当し、同 期ジョブのintegration testを導⼊ ◦ 現在は決済プロダクトのQAを担当し、 Agile QAに挑戦中 好きな⾷べ物 • カレー 苅⽥蓮(ren) QAエンジニア Ren Karita プロフィール画像の トリミング⽅法
  2.   6 過去に作ったテストチャーターを、その後の機能開発でも繰り返し使う リグレッションテスト → テストチャーターをそのまま使う 機能改修時のテスト → テストチャーターを修正して使う テスト設計の成果物を繰り返し使う

    テストチャーター テストラン (リグレッションテスト) テストラン (機能改修時のテスト) テスト設計の成果物の保存場所とは別に、 テスト実⾏結果の保存場所を⽤意する (そのような使い⽅を⽀援してくれるテスト管理 ツールを採⽤している) テストの資産として蓄積し、使い続ける
  3.   7 過去に作ったテストチャーターを、その後の機能開発でも繰り返し使う リグレッションテスト → テストチャーターをそのまま使う 機能改修時のテスト → テストチャーターを修正して使う テスト設計の成果物を繰り返し使う

    テストチャーター テストラン (リグレッションテスト) テストラン (機能改修時のテスト) テストの資産として蓄積し、使い続ける リグレッションテストのテスト戦略に従って対象の テストチャーターを洗い出し、テストランにまとめる
  4.   8 過去に作ったテストチャーターを、その後の機能開発でも繰り返し使う リグレッションテスト → テストチャーターをそのまま使う 機能改修時のテスト → テストチャーターを修正して使う テスト設計の成果物を繰り返し使う

    テストチャーター テストラン (リグレッションテスト) テストラン (機能改修時のテスト) テストに関する因⼦‧⽔準の変更や、期待値の変更 などを反映する テストの資産として蓄積し、使い続ける
  5.   12 中⻑期的にチャーターを使いやすい状態に保つためにも、テストチャーターの構造は継続的に⾒直す必要 がある • 画⾯ごとの構成だったものをフィーチャーごとの構成に変えたり、 • セクション間の親⼦関係を修正したり • プロダクトのアーキテクチャが明確に定まっている場合は、そのアーキテクチャに沿った構造にする

    のも良い ◦ 私が担当している決済プロダクトはモジュラモノリスを採⽤しているので、現在のテストチャー ターの構造も、そのモジュールをベースにした構造に収まっている →保守性が⾼まり、機能改修時にテストチャーターの修正を⾏いやすくなる →理解容易性が⾼まり、機能に対してテストしたいことをすぐに確認できるようになる テスト設計の漸進的進化 テストの保守性を改善する
  6.   14 理解容易性が⾼まり、機能に対してテストしたいことをすぐに確認できるようになる →機能開発のスピードをブーストさせることができる テスト設計の漸進的進化 テストの保守性を改善する 要求理解 仕様検討 設計 この機能って以前

    どんなことに気を つけていたっけ? 関連する機能への 影響を把握したい テストチャーター こんなテスト観点があったよ 過去にこういうチャーター の組み合わせでテストラン を組んでたよ