Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Rails・Rubyバージョンアップをあたりまえにできる運用整備とちょっとAI
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
Ryo Imai
July 19, 2025
Programming
0
15
Rails・Rubyバージョンアップをあたりまえにできる運用整備とちょっとAI
2025/06/27 めぐろLT #28 「バージョンアップ物語」@日本橋 発表資料
https://meguro-lt.connpass.com/event/355667/
Ryo Imai
July 19, 2025
Tweet
Share
More Decks by Ryo Imai
See All by Ryo Imai
サクッと作るText-to-SQLツールの試み
ryo_imai_bit
0
25
Slack New Platformで作ったBotについて @yabaibuki.dev #2
ryo_imai_bit
0
90
Other Decks in Programming
See All in Programming
インターン生でもAuth0で認証基盤刷新が出来るのか
taku271
0
190
AtCoder Conference 2025
shindannin
0
1.1k
CSC307 Lecture 03
javiergs
PRO
1
490
24時間止められないシステムを守る-医療ITにおけるランサムウェア対策の実際
koukimiura
1
130
CSC307 Lecture 08
javiergs
PRO
0
670
Apache Iceberg V3 and migration to V3
tomtanaka
0
180
AI & Enginnering
codelynx
0
120
CSC307 Lecture 10
javiergs
PRO
1
660
Unicodeどうしてる? PHPから見たUnicode対応と他言語での対応についてのお伺い
youkidearitai
PRO
1
2.6k
AIエージェントのキホンから学ぶ「エージェンティックコーディング」実践入門
masahiro_nishimi
6
680
「ブロックテーマでは再現できない」は本当か?
inc2734
0
1k
MUSUBIXとは
nahisaho
0
140
Featured
See All Featured
Speed Design
sergeychernyshev
33
1.5k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
4.2k
Visual Storytelling: How to be a Superhuman Communicator
reverentgeek
2
440
The innovator’s Mindset - Leading Through an Era of Exponential Change - McGill University 2025
jdejongh
PRO
1
96
Ethics towards AI in product and experience design
skipperchong
2
200
Leveraging Curiosity to Care for An Aging Population
cassininazir
1
170
Become a Pro
speakerdeck
PRO
31
5.8k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
74
5k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
28
2.5k
Neural Spatial Audio Processing for Sound Field Analysis and Control
skoyamalab
0
180
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
1.1k
Gemini Prompt Engineering: Practical Techniques for Tangible AI Outcomes
mfonobong
2
280
Transcript
Rails‧Rubyバージョンアッ プをあたりまえにできる運⽤ 整備とちょっとAI 2025/06/27 めぐろLT #28 「バージョンアップ物語」@⽇本橋 株式会社リブセンス 今井怜 Copyright ©
Livesense Inc.
0 1 2 3 4 ⾃⼰紹介 運⽤の課題感 どうしたか どうなったか ちょっとAI
Copyright © Livesense Inc.
⾃⼰紹介 SECTION 0 Copyright © Livesense Inc.
0. 自己紹介 • 株式会社リブセンス アルバイト事業部 • マッハバイトのバックエンドエンジニア • 普段はRailsを書いています • 直近はモバイルアプリにも携わっています
• https://github.com/ryo-imai-bit 今井 怜 Copyright © Livesense Inc.
課題感 SECTION 1 Copyright © Livesense Inc.
• Ruby‧RailsともにEOLのバージョンでほとんどのリポジトリを運⽤している 状態だった • バージョンアップの作業⾃体が、単発で有識者が⾏うものになっており、定 常的にチームとして対応できる状態になっていない • Rails‧Rubyのバージョンが最新に追従できていないことによる問題点は以下 の通り ◦
セキリュティ ◦ パフォーマンス ◦ 開発者体験 バージョンアップの課題感 1. 課題感 Copyright © Livesense Inc.
• 短期的な施策の⽅が優先度が上がり、⼿をつけるのが億劫になるのはわかる ◦ だが、定常業務として「あたりまえ」にやっていける状態にしたい • そのためには社内のみんなが運⽤を⾏いやすい状態にして負荷を下げたいよね チームで「あたりまえ」に対応したい 1. 課題感 Copyright
© Livesense Inc. 運⽤負荷を下げるために何ができるのか
どうしたか SECTION 2 Copyright © Livesense Inc.
• とりあえず最初は古過ぎるリポジトリを⼀⼈でバージョンアップ ◦ チームでやるとしても古過ぎると進まないと感じた ◦ EOL脱却が⾒えるぐらいまではまず持っていく ◦ 半年くらい業務のかたわらでバージョンアップをもくもく ◦ やっていくうちに、基本的な作業⼿順とこうしたらミスらないなという
勘所がわかってきた • Renovateを導⼊して、GitHub Projectのチケット管理に⾃動で紐づくように ◦ 定常業務のフローの中にライブラリの更新を含めて運⽤できるように チームでやるための準備 2. どうしたか Copyright © Livesense Inc.
• バージョンアップ⽅針の策定 ◦ 書いたこと ▪ なぜやるか ▪ ⽬指す状態 ▪ そのためのスケジュールの策定
▪ 基本的な⼿順書の作成 • ⾃分の作業をドキュメントとしてログに残すようにしていった ◦ 後からつまづく部分がわかりやすいように チームでやるためにどうするか 2. どうしたか Copyright © Livesense Inc.
どうなったか SECTION 3 Copyright © Livesense Inc.
• 2024年下期からスタート ◦ チームメンバーそれぞれに1リポジトリを担当してもらいスタート ◦ 策定したスケジュールをベースに⾏なっていただいている • 2025年現在では、約半分のリポジトリがEOL脱却 • ⼀つのバージョンアップにかかるスピードも上がってきており来期には脱却で
きそう 運⽤が回ってきている 3. どうなったか Copyright © Livesense Inc.
ちょっとAI SECTION 4 Copyright © Livesense Inc.
• 運⽤負荷軽減で作業⼿順書を作ったが、これってこのままVibe Coding⽤の作 業⼿順書になるのでは? • 各種Agentで試してみた ◦ Task: Rails 7.0
=> 7.1へのバージョンアップ ◦ Model : Claude Sonnet 4 ◦ 試してみたAgent ▪ Cursor Agent ▪ GitHub Copilot Agent ▪ Cline 気づき 4. ちょっとAI Copyright © Livesense Inc.
• Cline ◦ 途中の作業で不具合が発⽣すると、変な⽅向に⾏ってしまい断念 • Cursor Agent ◦ Clineより明らかに抽象度の⾼いタスクの切り分けが上⼿い ◦
時々⼈間のフィードバックは必要としながらも問題なく完了 ▪ 今回のバージョンアップは⼤規模なコード変更が必要なかった ▪ ものによってはうまくいかない可能性あり • GitHub Copilot Agent ◦ Cursor Agentとほぼほぼ同じステップを辿る ◦ 同様にフィードバックが必要ながら問題なく完了 Agentによる違い 4. ちょっとAI Copyright © Livesense Inc.
• 作業⾃体はステップでドキュメントを⽤意すればできる • 作業時に必要な情報もURLを貼っておけば勝⼿にみてやってくれる ◦ 対応事項がある場合はサブタスク的にやってくれる ◦ 対応事項の難易度によっては、できないこともある ◦ これはバージョンアップ以外のタスクも同じ
AI使ったバージョンアップまとめ 4. ちょっとAI Copyright © Livesense Inc. ⼿順とつまづきどころに注意すれば⼀定程度はできる! 運⽤負荷の軽減につながる
None
None