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はじめてみよう! クライシスマッピング

はじめてみよう! クライシスマッピング

2018/7/21にノラヤで開催したワークショップ「はじめてみよう! クライシスマッピング」の資料。
初めての人を対象に、OpenStreetMap と HOT Tasking Manager を使って西日本豪雨の被災地のマッピングをやってみる会です。

Dai Sato

July 21, 2018
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Transcript

  1. 地図のライセンス問題 •  企業によるウェブ地図のライセンス –  加工や印刷資料への活用などに制限が多い –  例:Google マップ使用時に同意したはずの規約 •  Google

    利用規約 •  Google マップ / Google Earth 追加規約 •  Google マップ / Google Earth 法的通知 •  Google プライバシー ポリシー –  規約はときどき(というか、しょっちゅう)変わる •  規約に沿って現場で使うのはちょっと無理 → ライセンスフリーな地図を作ろう!
  2. OpenStreetMap (OSM) •  特定の製品に依存せず、自由に使える地図 – h*ps://www.openstreetmap.org/ – ODbL (Open Database License) にしたがって提供

    •  著作者を表示する "© OpenStreetMap contributors” •  複製、改変、加工は自由 •  制限の追加を禁止 •  OSMのマッピングにも  誰でも参加できる ノラヤ周辺のOSM
  3. 災害時のマッピング •  対象エリアの地図を迅速に詳細化したい – ダブり、モレを避けるためのチケット管理が必要 •  HOT Tasking Manager – h*ps://tasks.hotosm.org/ – HOT:

    the Humanitarian OpenStreetMap Team – 災害が起こると地域毎にタスクが設定される – タスク内のマップでメッシュ毎にマッピング – 未着手/プロット完了/確認済などstatusを管理
  4. HOT Tasking Managerの使い方 •  タスクを選ぶ •  ミッションを確認 •  メッシュを選択 • 

    (メッシュを分割) •  マッピング開始 •  OSMエディタで編集・保存 •  Tasking Manager 上で報告 •  完了!