Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

ビジネス×デザイン視点で考える、成長する新規事業を創るために大切なコト

セブンデックス
September 30, 2021
130

 ビジネス×デザイン視点で考える、成長する新規事業を創るために大切なコト

セブンデックス

September 30, 2021
Tweet

Transcript

  1. 中村 伸啓 @nakamura_nobu 人間中心設計スペシャリスト なかむら のぶひろ 本日はよろしくお願 いします 戦略立案 /

    分析 / 体験設計 / 施策設計 / 組織開発 (プロダクトマネジメント、ブランドマネジメント) 株式会社セブンデックス 代表取締役 自己紹介
  2. 新規事業アイディアを構築する時に考えること 「ユーザーのお金の捻出先」の策を立てる ③ 市場を広く見て競合を捉えよう 万年筆 ボールペンなど ネクタイなど 筆記用具 市場 プレゼント市場

    ユーザーのキャパシティ 時間 お金 労力 ユーザーのキャパシティから、今使っている何を 「リプレイス・乗り換え・シフト」できるか考えよう 以下の視点で考えると◎ 直接競合だけでなく間接競合も考える 想定ユーザー層の「可処分所得」の仮説考える 想定ユーザー層は生活の中で何に「労力・お 金・時間」を使っているか
  3. 明 日 か ら で き る こ と E

    ターゲットユーザーを深く知るためにつくってしま# E 想定するユーザーを網羅するために、ペルソナを何人も立ててしまう ペルソナを使う目的は、ユーザーに対して共通認識を持ち、意思決定の軸をぶらさない為なのでペルソナが複数存在することは成り立たない ペルソナ法を使うなら、ペルソナ以外のことを考えずサービス検討をよりシャープにする ペルソナで「誰のためのサービスか」を明確にし、 ペルソナ以外のことを考えない 新規事業アイディアを構築する時に考えること よくある間違い・失敗
  4. 明 日 か ら で き る こ と UXタイムラインに沿って

    「ユーザーがサービスを利用するきっかけ」「サービス利用後のユーザーの行動変化」まで考えてみる 新規事業アイディアを構築する時に考えること サービスの利用中だけでなく、累積のUXを考えておく ユーザーがサービスを利用する時の体験を、サービス利用前〜利用後までの累積UXとして把握し、ユーザーを取り巻く環境やユーザーの心境が、ユーザー体験 にどのような影響を与えるか把握する º 累積UXで考えられていな¤ º ユーザーを取り巻く環境を網羅的に把握していない(利用のトリガー、モチベーションなど) よくある間違い・失敗
  5. 明 日 か ら で き る こ と 検証の目的を言語化し、検証に必要な最小限のプロトタイプを作成する

    新規事業アイディアを構築する時に考えること 検証項目を明確にしたプロトタイプ検証で、 不確実性を解消する プロトタイプを活用した仮説検証を行うことで、スピーディーに仮説をアップデートすることができる。 ¦ 検証する目的を明確に持たず、ユーザーの感想を取得するために活用してい„ ¦ 検証するために必要最低限の機能以外も作り込んでしまい、スピード感が遅くなってしまう よくある間違い・失敗
  6. 新規事業アイディアを構築する時に考えること 明 日 か ら で き る こ と

    現在のアウトプットや結論に至るまでの軌跡を、可視化してみる 思考深度のずれが原因でジャストアイディアに振り回されるので、共有する結論や現状に対するWhyが明確になり、プロダクトの方向性をぶらさずに進めるこ とができる ‹ 施策ベースのアドバイスや、ポッと出た機能追加のアイデアで振り回せれてしまう よくある間違い・失敗 プロダクトの方向性をぶらさないために これまでの前提や、思考の軌跡を丁寧に共有する
  7. 〇〇があったらいいのに 〇〇があったらいいのに 〇〇して欲しい 〇〇して欲しい 〇〇して欲しい 〇〇して欲しい グロース ユーザーの声に耳を傾けすぎて、 必要以上に行ったり来たりを繰り返してしまう リリース後に起こりやすい状況

    〇〇があったらいいのに 〇〇があったらいいのに 〇〇があったらいいのに 〇〇して欲しい 〇〇して欲しい 〇〇して欲しい 〇〇して欲しい 〇〇して欲しい 〇〇して欲しい
  8. 新規事業アイディアを構築する時に考えること 本日のまとめ 限られたリソースで事業を伸ばしていくために必要な2つの視点 失敗する確率をなるべく低くするための4つの視点 ブレないプロダクト開発に必要な4つの視点 事業構想 プロダクト開発 グロース ①ニーズは普遍。ソリューションを尖らせる。 ②思い付いたサービスが今存在していない理由を考える。

    ④ユーザーがお金を払って削減したい”コスト”は何かを考える。 ③ユーザーの「可処分所得」を考慮する。 ①ペルソナ法では、ペルソナ以外のことは考えない ②ユーザーの体験を、累積UXとして把握する ④これまでの前提や思考の軌跡を共有する ③プロトタイプの検証目的を明確に持つ ①プロダクトの成長サイクルを把握し、 今注力するべきものに集中してスピーディーに改善していく ②ユーザーの声を咀嚼し、 「困っていること」に正しく対応する
  9. Fin