4GPiとslee-pi3でRaspberryPiを SMS起動する

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1. 4GPiとslee-pi3で RaspberryPiを SMS起動する 4GPiとslee-pi3の組み合わせ紹介 メカトラックス エバンジェリスト しかじろう
3. メカトラックスは電子回路・組込ソフト・センサー・機構な どハードウエア全般の開発と製造を行う会社です。 4G（LTE）通信モジュール「4GPi」をはじめとしたラズベ リーパイ向けの各種オリジナル製品の開発・販売やそれ らを活用したプロトタイピング、小ロット製造にも対応して います。
4. 今日お伝えしたいこと RaspberryPiでSMSを 使うことで可能性がまた 一つ広がる
5. 目次 - 4GPiとslee-Pi3の紹介 - ハードウェアの準備 - ソフトウェアの準備 - SORACOM Napterで開発環境構築 - SMSによる起動
6. 4GPiの紹介 - RaspberryPi用の4G(LTE)通信モジュール - SORACOM認定デバイス - 電源を4GPiからRaspberryPiに供給するので安 定稼働できる - 4GPi専用ツール・OSも提供 - 自分で探したり準備しなくて良い - ドキュメントはGithubで公開 - 他の基板もスタックできる - 一部GPIO切り替え可能
7. 4GPiは安定したインター ネット環境を RaspberryPiに提供す る
8. slee-Pi3の紹介 - 電源管理/死活監視モジュール - タイマー動作で低消費電力化 - RTC（Real Time Clock）搭載 - 指定日時に起動、指定間隔で起動/終了 - 待機時電流 約10uA - ハートビート・サービス監視 - ラズパイやサービスが無反応になったら強 制的に再起動 - 専用ツールをgithubで提供
9. slee-Pi3は安定した電 源・省エネ・動作環境を RaspberryPiに提供す る
10. 4GPiとslee-Pi3でどこで もIoTがより実現できる
11. ハードウェアの準備 - SORACOM IOT SIM - ジャンパピンの設定 - 電源 - SMS
12. SORACOM IoT SIM - SMS対応のSIM - SORACOM IoT SIM plan01s
13. 電源の流れ 4GPi slee-Pi3 RaspberryPi
17. ソフトウェアの準備 - OS 4gpi-buster-lite-20200902 (Raspbian) - ジャンパピン設定 - slee-pi関連ライブラリ追加 - SORACOM設定 - ファイアーウォール
18. # # 4GPi settings # # Power off 4GPi at shutdown AUTO_OFF=0 # Enable the modem to wake up on ring during standby WAKE_ON_RING=1 # Store SMS at Wake-on-Ring (WAKE_ON_RING=1 is required) STORE_SMS_ON_RING=0 /etc/default/4gpi
19. $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install sleepi3-firmware sleepi3-utils sleepi3-monitor slee-pi ライブラリ
20. $ sudo nmcli con add type gsm ifname "*" con-name soracom apn soracom.io user sora password sora SORACOMネットワーク
21. $ sudo ufw disable or $ sudo ufw insert 1 allow ssh ファイアーウォール
22. リモート開発環境の構築 - SORACOM Napter - 4G SSH開発環境
23. $ ssh -p 36792 pi@1-2-3-4.napter.soracom.io SSHログイン
24. SMS起動 - ネットワーク範囲 - SORACOM コンソール - API呼び出し
25. “ IoT SIM は同じオペレーター配下の SIM 同士で SMS の送信ができます。他のオペ レーター配下の SIM や SORACOM 以外 の SIM、plan-D などの特定地域向け IoT SIM とは SMS の送受信はできませ ん。 “ 注意
26. $ curl -X POST -H "Content-Type: application/json" -H "Accept: application/json" -d "{\"email\": \"< ログインID>\",\"password\": \"< パスワード>\"}" "https://g.api.soracom.io/v1/auth" $ curl -X POST -H "content-type:application/json" -H "X-Soracom-API-Key: <apiKey>" -H "X-Soracom-Token: <token>" -d "{\"body\":\"<メッセージ>\"}" https://g.api.soracom.io/v1/subscribers/<imsi>/send_sms API呼び出しのSMS送信
27. SMS APIを使うことで バッチやwebサービスに RaspberryPiの起動を 組み込めれる
29. まとめ - 4GPiとslee-Pi3を使えば「どこでも」の幅が広が る - SMSを使えば今までにない動かし方ができる