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PMConf2023: シリコンバレーのプロダクトマネージャー達に見る、 覚悟を決めたPMは何...
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Haruki
November 29, 2023
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PMConf2023: シリコンバレーのプロダクトマネージャー達に見る、 覚悟を決めたPMは何が違うのか?
Haruki
November 29, 2023
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Transcript
シリコンバレーのプロダクトマネージャー達に見る、 覚悟を決めたPMは何が違うのか? 2023・11・29 曽根原 春樹 @haruki_sonehara
ABOUT ME
Confidential - No copy. No redistribution About me
Confidential - No copy. No redistribution 130億円 BtoB 大企業 BtoC
大企業 BtoB スタートアップ BtoC スタートアップ シリコンバレーのプロダクトマネジメントを BigTech企業・スタートアップ・BtoB・BtoCの全方位で経験 今ココ US市場向け 0~30億円 2兆円 Part of 売上規模 5000億円
覚悟あるPMに見る 6つの違い
Confidential - No copy. No redistribution このテーマを話そうと思ったきっかけ シリコンバレーで共に働 いたキレッキレなPM達 現在伸び盛りな
日本のPMの皆さん この差は何か?
Confidential - No copy. No redistribution 6つの違い 1. 視点→視野→視座 2.
Overcommunication 3. Over-indexingを避ける 4. 経営者感覚 5. 時間の使い方(LNO Framework) 6. ロジカルシンキングとクリティカルシンキングの使い分け
1. 視点→視野→視座
Confidential - No copy. No redistribution 視点: どれにするか? テストバリエーションが多い →
1テストあたりのサンプルサイズが減る → 効果を知るまでに時間がかかる or 効果が分かりづらい・・
Confidential - No copy. No redistribution 視野: 時間的連なりの中でプロダクトを見る 右肩上がりに継続的に 成長するには?
Time
Confidential - No copy. No redistribution だがマクロで考えてみると・・
Confidential - No copy. No redistribution 視座: Step Changeに挑もう! Step
change Step change 「右肩上がり」だけがグロースではない。
Confidential - No copy. No redistribution Step Changeの例 - Instagram
stories - Amazonの1-click order - AppleのtouchID - TinderのSwipe - Slackのthreads機能
Confidential - No copy. No redistribution Step Changeに挑もう! - 今は視点でみている?視野を広げると?視座を高くすると?
- 自分たちがやっていることは本当に成長に向かっているか?さらに大きく成長するに は?(Looking forward, Looking backward, Looking outward) - つきつめるとロードマップの否定が起こる。が、それで正しいならやるべき。 - やるとなったら強く信じよ。だが頑固になるな。 (Strongly believe, Weakly held)
Confidential - No copy. No redistribution Step Changeに挑もう! 経営陣・リーダー層の方たちは”Step Change"に挑むPM達を
どうサポートしてあげられるか、ぜひ考えてください。
2. Over-communicate
Confidential - No copy. No redistribution PMとコミュニケーション PMが伝えたいこと →
Confidential - No copy. No redistribution PMとコミュニケーション ← 相手の理解
Confidential - No copy. No redistribution PMとコミュニケーション ← 理解が進む
Confidential - No copy. No redistribution PMとコミュニケーション ココは触れられてないけど、 XX という意味かな・・
YYということにしておこう。 ココは言いづらいからちょっと避け ておこう・・・
技術的にはイケそう (やるとは言ってない) 頑張れば なんとかなります 可能です。 結果・・・
技術的にはイケそう (やるとは言ってない) 頑張れば なんとかなります 可能です。 結果・・・ じゃ、できるなら それ最優先でやって。
Confidential - No copy. No redistribution 隙間を作らない PMはそのポジションの特性上、伝えること、理解を揃えることが大 事。覚悟を持って良いことも悪いことも伝えていかないと、その隙間は 相手が勝手に埋めにかかる。それが齟齬を生む。
Under-communicate Over-communicate よりも を目指す
3. Over-indexing状態を避ける
Confidential - No copy. No redistribution PMの出自は様々 エンジニア デザイナー 営業
Confidential - No copy. No redistribution PMの得意技も様々 エンジニアと話せる コードも書いちゃう デザイナーと話せる
Figmaはお手の物 顧客ヒアリング得意 営業しにいけちゃう
Confidential - No copy. No redistribution PMの得意技も様々 エンジニアと話せる コードも書いちゃう デザイナーと話せる
Figmaはお手の物 顧客ヒアリング得意 自分で営業しにいけちゃう 得意技に依存することが、 PMとして身に付けなければならないスキルを隠してしまう = Over-indexing問題
Confidential - No copy. No redistribution Over-indexingを避ける - 強みはあってよい。強みを使うことも良い。 -
ただ、その強みを推しすぎる、強みに依存することでPMとして育ってい なければならないスキルがおろそかになる。 - PMのスキル獲得は待っていてはだめ。初動はいつも自分から。
Not Given. Earn. プロダクトマネージャーになったからといって、 スキルやリソースは勝手に与えられるものではない。獲得せよ。
4. 経営者感覚
みなさんの会社は何で収益をあげているのか? なぜ収益をあげることができるのか? ちゃんと説明できますか?
ユーザーに価値を届けるんだ! その価値は本当に「収益」や「インパクト」となって返ってきている?
自分が信じてやまない、ユーザーに価値があると思う「何 か」をリリースしただけで満足していないか?
自分が信じてやまない、ユーザーに価値があると思う「何 か」をリリースしただけで満足していないか? 自分はユーザーのために考え 尽くした。使えないのはユー ザーが悪い。 顧客の真の課題を解決してれば 勝手に事業も伸びていく。 収益よりもユーザーへの価値 が大事。
自分が信じてやまない、ユーザーに価値があると思う「何 か」をリリースしただけで満足していないか? 自分はユーザーのために考え 尽くした。使えないのはユー ザーが悪い。 顧客の真の課題を解決してれば 勝手に事業も伸びていく。 収益よりもユーザーへの価値 が大事。 そもそも収益性・インパクトなき価値には
PMとして時間をかける意味はほとんどない
いや〜うちはまだ「当たり前品質」が 競合と比べて足りてなくて・・
当たり前品質をいくら実装し続けたところで 一切プロダクトの魅力にはならない。 プロダクトの魅力(=価値・差別化要因)にユーザーは反 応する。 (ユーザーの手に価値が届く邪魔をしてしまうような当たり前品 質は、最速・最短・最小限で終わらせる)
当たり前品質を実装し続けて、仕事した気になっていないか? いつになったらプロダクトの魅力を高めるのか? (その遅れがユーザー離れを起こし、競合にさらに差をつけられる。)
Confidential - No copy. No redistribution だからこそのKPI ビジョンを 実現した状態 ?
? ビジョン実現に向けて、正しい方向に進んでいるのかを計測しなければ意味がない。
Confidential - No copy. No redistribution だからこそのKPI ビジョンを 実現した状態 ?
? その施策でプロダクトビジョンに近づいたのか? =Topline Metrics, NSMを動かせたのか? =収益があがったのか?
「売上は全てを癒やす!」 本当か?
利益 = 売上 - コスト 売上は全てを癒やす 利益が全てを癒やす プロダクトのステージによっては、
順位 企業名 ROE 1 Apple 43.3% 2 Microsoft 42.4% 3
Amazon 29.4% 4 Alphabet 27.8% 5 Meta 20.2% … 8 Nvidia 65.7% 9 Tesla 35.4% 順位 企業名 ROE 39 トヨタ 8.5% 92 ソニー 5.5% >100 NTT 5.0% 世界時価総額ランキング 企業で比べると・・・ ROE = 当期純利益 自己資本 利益率の高いビジネスか どうかを示す代表的な指標 順位 企業名 ROE - マネーフォワード 36.9% - メルカリ 26.6% - サイバー エージェント 25.9% 米Tech企業の平均ROE: 17.3% 日本のTech企業の平均ROE: 9.4% 2022年度の各種財務データから
PMの経営者感覚 「施策のROI」だけでなく、 「機会コスト」の両面から考える
PMの経営者感覚 ROI = 創出した価値 – 創出にかかったコスト 創出にかかったコスト 機会コスト = 最も最適なオプションの価値
- 実際に選んだオプションの価値
ROI, 機会コストの例 あなたのチームで100万円投資に使えるお金があります。 これを新機能開発に使うか、マーケティング活動に使うかを選びます。
ROI, 機会コストの例 リターン予測 コスト ROI 新機能開発 200万円 80万円 (200-80)/80 =
1.5 マーケティング活動 150万円 50万円 (150-50)/50 = 2 ROIで考えると・・・ マーケティング活動に使ったほうが良い
ROI, 機会コストの例 機会コストで考えると・・・ 200万円 - 150万円 = 50万円 マーケティング活動を選ぶと50万円の機会コストが発生する。 この機会コストはプロダクトと会社にとって許容できるのか?
(この50万円を埋め合わせるのに、どのくらいプロダクトチームとして労力が必要か?) 新機能開発の リターン マーケティング活動の リターン
ROI, 機会コストの例 自社を取り巻くマーケット環境や収益状況、 ロードマップのバランスから、 機会コストの考え方はリスクを取る決断の後押しになる。 (短期的ROIだけを見ていたらリスクを正しく取りに行けない)
5. 時間の使い方
そもそも PMとして良い仕事をしたい
そもそも PMとして良い仕事をしたい ≠ やること全てを丁寧にやる
LNO Framework L: Leverage N: Neutral O: Overhead
LNO Framework L: Leverage - PMとして最もインパクトがある仕事 N: Neutral - 頑張ってもそのインパクトは限定的な仕事
O: Overhead - 頑張ったところで時間のムダ。時間をかけずに終わらすもの。
LNO Framework L: Leverage プロダクトビジョン、プロダクト戦略を作る、アップデートする 新しいプロダクトや機能の構想を練る( Step Change) 視点よりも視野や視座をあげて N:
Neutral スライドを美麗に仕上げる アジェンダのないミーティングに参加する 情報シェアだけのミーティングに参加する O: Overhead メールやチャットでの議論を JIRAチケットに落とす プロジェクトマネジメント系のタスク
LNO Framework L: Leverage プロダクトビジョン、プロダクト戦略を作る、アップデートする 新しいプロダクトや機能の構想を練る 短期視点よりも長期視点の活動 N: Neutral スライドを美麗に仕上げる
アジェンダのないミーティングに参加する 情報シェアだけのミーティングに参加する O: Overhead メールやチャットでの議論を JIRAチケットに落とす プロジェクトマネジメント系のタスク 力をいれるべきところ 任せる・省く・最小化する・やらない
6. ロジカルシンキングと クリティカルシンキングの使い分け
Confidential - No copy. No redistribution ロジカルシンキング 思考や ファクト
Confidential - No copy. No redistribution ロジカルシンキング 思考や ファクト 要素間のつながりが理にかなってい
るか?
Confidential - No copy. No redistribution クリティカル・シンキング 思考や ファクト So
What? Why? Why So? So How? Why? How So? Now What?
Confidential - No copy. No redistribution 2つの思考は包含関係 ロジカル シンキング クリティカル
シンキング しっかりしたクリティカルシンキングなしに、 ロジカルシンキングだけを行っても 「筋だけは通った能書き」や 「フワッとしたなんとなくそうかも、な意見」 に周りは悩まされる。
- 相手に忖度して質問することをさけるのではなく、「本当に すべきことは何か?」という真意を、相手にかまわず問い 続ける。 - 多くの人は「XXさんがYYと言ったから〜」という理由だけ で、すぐに”How”と”When”を確認して終わらせようとす る。 - しかし、それはプロダクトの成功のために、「本当にすべき
こと」かどうかの真意を確かめずに行っているので、正し いタスクでない可能性がある。 - 「誰が何を言っているか」からの、「誰」と「何を」の分離 クリティカルシンキングはPMの覚悟の表れ
一段高いところから思考を深ぼる - 問題の本質を過去の事例や他社の 動きに求めることで満足しない。 - なぜXXのように考えるのか、なぜそ う感じるのか?外側から自分や相手 を観察する (Metacognition)
Confidential - No copy. No redistribution 前提を疑い、現状維持を崩し、芯のある仮説を導き、 *HiPPOに負けないためのエビデンスエコシステムを持つ プロダクトチーム ユーザー・
見込み客 ユーザーリサーチ ユーザー コミュニティー 外部環境調査 プロダクト アナリティクス マーケット インテリジェンス セールス カスタマーサポート カスタマーサクセス マーケティング Dogfooding HiPPO: Highest Paid Person’s Opinion
まとめ プロダクトマネージャーの「覚 悟」とは?
Confidential - No copy. No redistribution まとめ 1. 視点→視野→視座 2.
Over-communication 3. Over-indexingを避ける 4. 経営者感覚 5. 時間の使い方(LNO Framework) 6. ロジカルシンキングとクリティカル・シンキングの使い分け
最後に
Confidential - No copy. No redistribution プロダクトマネジメントコンサルティング https://harukisonehara.wixsite.com/questpm - 自社プロダクトを洗練させていきたい
- プロダクト組織をアップデートしたい - プロダクトマネージャーのスキルを高めたい - しかし、どこから始めていけばいいかわからない お問い合わせは
[email protected]
へ
入門編 KPI編 PRD編 UX編 DX編 BtoB編 ロードマップ編 海外PM・導入編 海外PM・基礎編 リーダーシップ編
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Thank you! @haruki_sonehara