17年続けてきたQAをやめた話 / 17 Years in QA Then Done

Transcript

1. JaSST nano vol.43 2024.12.17 17年続けてきたQAを やめた話
2. ⾃⼰紹介 2022年9⽉にサイボウズ株式会社に⼊社。 kintone開発チームでスクラムマスターを担当。元QA 今年の抱負：アウトプット とうま 2 X:@toma_cy mixi2:@to_ma
3. 3 QAキャリアをやめた節⽬なので 記録残しとくかな！ 発表概要 ⚠⾃分語り中⼼⚠
4. 4 2007 ‒ 2024 QA 経歴紹介 今はスクラムマスター
5. 5 スクラムマスター： なんかいい感じにチームを⽀援する サーバントリーダー ＝ サッカーのコーチ
6. 6 2016年 ターニングポイント なんでスクラムマスターに？ 炎上プロジェクト
7. 7 納期遅延 WFみのある開発 不具合量産 全員で振り返り
8. 8 『アジャイル』 振り返りの結果...
9. 引⽤元：https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
10. 10 本 様々な学習 他社⾒学 イテレーション開発 カンファレンス参加 スクラム研修 そうした結果...
11. 11 アジャイルな開発 めっちゃいいじゃん！
12. 12 アジャイル ⾃分のキャリア 昇進 ⽬指したいキャリア
13. 13 「スクラムマスターやってみない？」 めっちゃ興味あるけど、SMになったら昇進の道ないよなー QAとしての昇進の道はありそうだし、やめときます... 当時の迷い その当時は迷いもあり辞退する場⾯も
14. 14 スクラムマスターへの 憧れ 様々な経験 スクラムチーム内のQA プロダクトオーナーを担当 スクラムのスケール （LeSS) スクラム研修
15. 15 管理命令よる⾏動するより、 ⾃分から能動的に⾏動するの めっさ楽しい！ スクラムチームのQA
16. 16 昇進する！管理する！ 価値観の転換 ⽀援する！⾃律的にする！
17. 17 X理論 Y理論 ⼈間は命令‧統制 がないと働かない ⼈間は⾃ら進んで働く Y理論に重きを置いた考え
18. 18 QA的な理由 当然担保されているべき 当たり前な品質 顧客さえも気づかなった 魅⼒的な品質 両⽅⼤事！ただし、今まで 魅⼒的な品質に貢献できた⾃信がない
19. 19 「魅⼒的な品質」の貢献の仕⽅は？ 謎
20. 20 「魅⼒的な品質」に関係しそうな因⼦ 開発プロセス 新機能 開発者 ステークホルダー 市場動向 マーケティング UI/UX テスト 組織⽂化 フィードバック ループ 開発⽣産性 ステークホルダー 顧客 潜在ニーズ
21. 21 沢⼭の因⼦がある複雑な状況を俯瞰的に⾒ て全体最適につなげるのに適していそう スクラムマスター
22. 22 スクラムマスター 魅⼒的な品質 貢献できる気がする
23. 23 QA ≠ テストだけする⼈ ※QAでも貢献できます！
24. 24 キャリアチェンジの葛藤 ‧不可逆な感じがする！ ‧キャリア的に（お⾦）⼤丈夫？ ‧キャリアチェンジして活躍できる？
25. 25 QA続けたとしても保証されていないし 戻ろうと思えば戻れるっしょ ‧不可逆な感じ ‧キャリア的に（お⾦）⼤丈夫かな
26. 26 ‧キャリアチェンジして活躍できる？ QAとSMの兼務期間：５年 QAの経験：17年
27. 27 QAとSMの親和性 QAはHUBになりやすい 後⼯程なので、前⼯程も気にする なんやかんや全体俯瞰してる ↑SMにとっても重要
28. 28 QAとして培ってきた17年の経験が スクラムマスターの活動に 活きる！
29. 29 キャリアチェンジのために 早い内から周りに⾔う ⼩さく踏み出す（兼務）
30. 30 実際にやめてみて QA業務やめても、特に影響なし（寂 課題盛り沢⼭で不安とかいってられない 案外なんとかなる（QA経験の⽀え）
31. 31 ⽀えとなる存在１ QAコミュニティ仲間の存在 帰る場所がある的な
32. 32 ⽀えとなる存在２ 他スクラムマスター∕アジャイルコーチ かなり贅沢な環境 理解者∕バディ
33. 33 まとめ 案外なんとかなるのでキャリアチェンジなんて ⼤したことじゃない（個⼈の解釈） それよりも⾃分が追求したい道を進むべし！
34. 34 おまけ JaSST’25 Tokyo に現地参加します！ ⾒かけたら気軽に声かけてください！ ざつだんしましょう！ あと登壇もします。
35. 35 以上です。 ご清聴ありがとうございました！