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No.1_すPLATEAU~ん
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国土交通省都市政策課
March 08, 2023
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5.8k
No.1_すPLATEAU~ん
PLATEAU AWARD 2022 ファイナリスト作品No.1
チーム名:すPLATEAU~ん
作品名:すPLATEAU~ん
国土交通省都市政策課
March 08, 2023
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Transcript
すPLATEAU〜ん Play with Cities as your Canvas members: afro (developer)
akutsu (presenter) tatsumin (planner) 2023/2/18 PLATEAU HACKATHON
「すPLATEAU〜ん」 は 2022年8月に開催された PLATEAU Hackathon で 初めて出会った 3人が 24時間でつくりあげた 作品です
What’s “すPLATEAU〜ん” コンセプト: AR都市空間との インタラクティブな体験を通して 都市の魅力を再発見する。 街の課題を解決する。 コア技術:
PLATEAUの3D都市モデルを Unityバックエンド & Webフロントエンドで実装! 「すPLATEAU~ん」はスマホをかざして見えている画面情報をもとに、国交省PLATEAUの3D都市モデルデータをリアルタイムに正確に 取り込み、マーキング、保存が可能なアプリです。 コア技術の汎用性が非常に高く、様々な開発の土台になりうるものであり、SDKとして準備を進めています。
デモ動画 デモ動画リンク PCのブラウザ で俯瞰 (複数名同時操作 にも対応) スマホ操作画面 (複数名同時操作にも 対応 スマホを現場で操作するひと
約30秒
https://splateaun-webview.glitch.me WebSocket 司令官モード 全プレーヤーの位置と 状況を俯瞰 対戦機能はWebSocket通信実装
Back カメラ撮影
画像を背景に Front WebView オーバーレイ ✖ PLATEAU 1、Unity + ARCore Geospatial API で 緯度・経度・高さ・方向 を取得 2、WebView (CesiumJS) 側の カメラ位置と同期させた Unity で捉えた現実空間と WebView のバーチャル空間を リーズナブルに重ねた。 これぞデジタルツイン!! ※SDK化を検討中 仕組み アプリ内のUIを2層のレイヤーにわけた
1. Webアプリを1種類つくるだけで iPhone と Android と PC で動きます。 2. 3D都市モデルを
fbx 変換不要 全国のPLATEAU 3D都市モデルをそのまま動的ロードして表示 3. テスト稼働&デバッグが楽!!!!! JavaScript だから都度コンパイル&インストールしなくても動く 4. WEB版のソースは公開済み。(Unity 側は調整中) 何が革新的か? (開発基盤として評価いただきたい)
ハッカソン後のアップデート 位置情報つき動画の録画・再生機能 Recording and Playback API に対応
デモ動画 位置情報つき動画の再生操作 デモ動画リンク 約100秒 (うち60秒を再生)
2023年2月 長野県茅野市 森ビル株式会社 先端的サービスの開発・構築等に関する 調査事業 PLATEAU 3D都市モデルを活用した 防災ワークショップを開催
冬季積雪時 「消火栓みつからない問題」 を 「すPLATEAU〜ん」を応用 で解決できないか? 16
丸くて目立つ 看板表示ではなく 道路表面にある ・消火栓の蓋 ・仕切弁の蓋 を見つける必要があり 積雪時は困難 消防団も人数が減少 隣の地区への出動など 消火栓の正確な位置を
把握できていないケー スも少なくない
DEMO動画 19
None
すPLATEAU〜ん をベースに JavaScript だけで スピード開発
GAME Splatoonのような陣取りゲーム 建物の色を塗り合う 想定ユースケース 1/3
HAZARD MAP 交通事故や災害の発生しやすい場所を 3D空間上にタグづけする 東京都 防犯ボランティア応援サイト「大東京防犯ネットワーク」 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/03/24/11.html 国土地理院 地域の安全安心マップコンテスト第10回 https://www.gsi.go.jp/MUSEUM/SAKUHIN/20sakuhin-kyoto.html
想定ユースケース 2/3
EXHIBITION カメラを通じてみられる都市の上に 作品の展示を行う 想定ユースケース 3/3
その後の更新メモ 2022.8 すPLEATEAU〜ん アプリダウンロードサイト設置。 国交省PLATEAUハッカソン参加者に利用していただいた 2022.9 すPLEATEAU〜ん ソースを公開
2022.10 Android 版も準備・公開 2022.10 手裏剣やハンマーの表示は異なるデバイス間で共有されますが、 赤色や青色のペイントは共有されていません(現在の仕様です) 2022.11 Android 版のみ位置情報つき録画機能追加 (Google機能を使っているため) 2023.2 消火栓をみつけるAR すPLATEAUん 活用
すPLATEAU〜ん 詳細技術解説(1/2) デジタルツインをより身近にするAR手法に FPV(FirstPerson View) や VPS(Visual Positioning Serviece) 等がある。その実装には従来はUnityや UE
あるいはネイティブアプリでの開発となり、下記のなどの課題があった。 (1) CityGML 3Dモデルの fbx 形式などへの事前変換が必要 (2) 対象エリアを絞っての (1) の準備が定石で、せっかくの日本列島が細切れになる それをゲームエンジンの Unity を土台にフロント側を WEBの技術で Wrap することで解決した。 本作品は、PLATEAU 3D都市モデルのデータを全て読み込んでいるわけでなく 、スマートフォンでかざしたところの部分のみリアルタイムに読み込 む形式をとっている。このため、データをアプリケーションの中に取り込むことなくアプリケーションが完成しており、非常にアプリケーションが小さく、 ハンドリングがよくできている。 また、読み込み対象の3D都市モデルデータの格納場所をURLで指定する方式ため、今後ますます 拡張・整備が進む PLATEAU 3D都市モデル (LOD1からLOD4への精度向上や市区町村のモデル化)に 容易で安価に対応 することができる。
-- 使用したツールやデータ、API等-- 1. PLATEAU: 3D都市モデル/Terrain/オルソ画像 2. Unity 3.
Geospatial API: VPS の精度を高めるために利用 4. CesiumJS :WEB側のユーザーインターフェイス開発に利用 -- 動作環境— 1. スマートフォン:iOS, Android 両方に対応 2. PC/Mac:ある程度あたらしい Chrome に対応 すPLATEAU〜ん 詳細技術解説(2/2) フロントエンドが Webのため要求技術レベルが低く (Java script でOK)PLATEAUを活用した開発の裾野を広げる仕組みとなっている。 Android でも iOS でも同一コードで動作 するため、2重の開発費が不要 となることも優位である。 また、スマホでFPVを実現している。Java script がそのまま別途のPCにおいてバードビュー(鳥瞰)で実行できる。これも大きな副次的メリットといえ る。 Unity部分のオープンソース化も検討中だが、現時点でもアプリの設定画面から 読み込むURLを差し替えるだけで表現したい内容を変更 できる。 (ファミコンのカードリッジを差し替えるようなイメージ) これは開発段階においてもリリース後のバージョンアップの際も 都度コンパイル&再配布する必要がなくリーズナブル である。 例えば、PLATEAUの3D地図上で、子供たちの通学路の中で、車の交通が多いところ、夕方には暗くなるところ、等 危険なところをマーキングし PLATEAUの3D地図を有効に活用するためのアイデア がある。( ※2021年ハッカソン通学路のガードレールの利用例)そのような実装もこの仕組み をベースにすれば WEB技術者がいるだけで数日あれば実現可能となると考える。 ◆その後のアプリケーションの機能追加 録画機能(Androidのみ) 東京の街で歩きながらスマホで 「すPLATEAU〜ん」 を動かし 「録画」ボタンを利用して撮影する。 撮影した動画をシェア すると、例えば長野にいても 再生できて、PLATEAU 3D都市モデルの東京の状況を表示し、シミュレーションができる。