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Kiro Cloud Sessions の 中を覗いてみた(3つの罠にはまった)

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August 31, 2026
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Kiro Cloud Sessions の 中を覗いてみた(3つの罠にはまった)

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August 31, 2026

Transcript

  1. きっかけ Kiro に新しい機能が来た 2026/8/11 Cloud Sessions(プレビュー) エージェントをクラウドのサンドボックスで動かせるようになった クラウドで動く 閉じても止まらない どこからでも戻れる

    自分の PC ではなく ターミナルを閉じても 別のマシンから クラウドの中で走る タスクは続く 同じセッションに戻れる べんり。でも、ひとつ気になった そのエージェント、どこで動いてるの? 2
  2. 先に結論:引っ越しではなく「出張」 引っ越し(と思ってた) • 自分の環境ごとクラウドへ • ~/.kiro/ の設定も一緒に • AWS 認証情報もそのまま

    出張(実際) → • 出ていくのはエージェントだけ • 鞄に入るのはリポジトリの .kiro/ • 机の引き出しの中身は置いていく 持っていけるのは「リポジトリに入っているもの」だけ 3
  3. 詰まり①:プランが別系統 Upgrade to unlock Kiro Web Kiro Web is available

    on Pro, Pro+, and Power plans. IAM Identity Center 側 app.kiro.dev 側 Q Developer Pro Free 契約済み 判定に使われるのはこっち 「自分は Pro のはず」という思い込みから、なかなか抜けられない 同じ環境の方は、まず app.kiro.dev の課金画面を開いてみてください 4
  4. 詰まり②:ログイン地獄 Authentication required or access denied. Run kiro-cli login in

    a new terminal, then retry. kiro-cli login → 同じエラー → もう一度 login …以下ループ 決定打 kiro-cli diagnostic → remote-sessions-endpoint-configured = false 認証の問題ではなく、AWS コンソール側の管理者トグルが OFF でした トグル名は「Cloud Sessions (Preview) – formerly Kiro Web」。触った記憶のない組織は無効のまま 5
  5. 詰まり③:GitHub App 未連携 Source provider not found Cloud sessions require

    a source provider. Connect one on kiro.dev: https://github.com/apps/Kiro-Agent/... URL まで出してくれる。踏んでインストールすれば終わりです エラーメッセージ親切度ランキング ③ GitHub App インストール URL つき ★★★ ① プラン 課金画面を自分で見に行くしかない ★☆☆ ② 管理者トグル 「login しろ」と誤誘導してくる ☆☆☆ 前の2つも、このくらい親切だったらいいのに 6
  6. 起動するまでに3回転んだ ① プランが別系統 IdC で Q Dev Pro 契約済み →

    app.kiro.dev は Free のまま ② 管理者トグル エラーは「kiro-cli login しろ」の一点張り。何度ログインしても直らない ③ GitHub App 未連携 Source provider not found + インストール URL つき(親切) 決定打 kiro-cli diagnostic → remote-sessions-endpoint-configured = false 4
  7. サンドボックスの正体 $ pwd /projects/sandbox/kiroblogs $ cat /proc/sys/kernel/hostname ip-10-1-11-123.us-east-1 .compute.internal $

    env | grep AWS AWS_EC2_METADATA_DISABLED=true 覗いてみたら いつもの EC2 だった us-east-1 の EC2 上で動く Linux コ ンテナ。マネージドと言われると身 構えるけど、中身はいつものやつで した。 メタデータは明示的に無効化ずみ ← 伏線 5
  8. ターミナルを閉じても動き続けるのか Ctrl + C × ボタン • Cancelled 接続ロス扱い タスクが中断される

    エージェントは走り続ける ターミナルを抜けるとき、反射で Ctrl+C 押しませんか。私は押します。 --resume-id で別マシンから復帰、Web UI(app.kiro.dev)からも同じセッションに入れる 6
  9. AWS触れるん? $ aws sts get-caller-identity → Unable to locate credentials

    認証情報が無いのは、ここまでは想定どおり。ではネットワークは? $ curl -I https://sts.amazonaws.com 403 Forbidden 返してきたのは AWS ではなく squid/6.13 同一 VPC 内のプロキシが許可リスト外と して遮断 「鍵が無い」ではなく、「鍵もなければドアも閉まっていた」 認証情報を渡さない + メタデータを切る + ネットワークを塞ぐ の三重ガード 7
  10. まとめ 移してくれるのは「エージェントの実行場所」だけ 自分の環境は移らない。リポジトリの .kiro/ は付いてくるが ~/.kiro/ は付いてこない 起動の壁は3つ。詰まったら kiro-cli diagnostic

    プラン・管理者トグル・GitHub App。エラーメッセージからは辿り着けない AWS リソースを触らせたいなら Kiro Crew Cloud Sessions は軽量タスク・コードレビュー・どこからでもアクセス向き 次にやること:Kiro Crew を触って、今度こそ AWS を触らせる 8