Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

コミュニケーションでフロントエンドの 「広さ」に立ち向かう

Avatar for yama_sitter yama_sitter
February 21, 2024

コミュニケーションでフロントエンドの 「広さ」に立ち向かう

「GENBA #2 〜Front-End Opsの現場〜」の登壇資料です。
https://timeedev.connpass.com/event/308783/

Avatar for yama_sitter

yama_sitter

February 21, 2024

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 状況① 浅く「広く」FEに向き合っている • 1機能、1画面に幅広いドメインが集約されることが多い ◦ ディレクトリ構造でカバーしようとしても画面の都合次第では平気で依存が生まれる • プロダクトの要件から生まれる多くの「似て非なるUI」 • 複雑なドメインロジックはBEに移譲されていることも多く、

    FEのリポジトリ内で「オーナー」を置く程度に深い課題は少ない ◦ ※ フルスタックだとかBFFだとかいった話もあるが、一旦ここでは割愛 • そんな中でも次から次へと更新されるライブラリやフレームワークの存在
  2. 状況② タイミーFEが身を置く環境 • 部門内に複数のfeatureチームがあり、その内の幾つかチームにFEメンバーが参画してい る ◦ 一部のメンバーはFE専門のcomponentチームに所属している ◦ 「chapter」と呼ばれる職能別の横断組織があるが、あくまで主戦場はfeatureチーム 横断課題の優先順位は上がりにくい

    • チームに散っていても実際にFEメンバーが触るのは(ほぼ)1つのサービス/リポジトリ ◦ ここにディレクトリやコードに対するオーナーといった概念は無い • (幸いなことに)ここ最近でFEエンジニアが大きく増えてた • 全員フルリモートで開発
  3. この状況下で何が起きていたのか? • 関心のスコープが大きく個々のメンバーが全てを網羅できない ◦ 外部サービスの運用などは有志がやっていきの気持ちでカバーしている ◦ 知識の伝搬が局所的 ◦ 一部の課題の担当者が固定されてしまう ◦

    新しい方針に伴う実装やアーキテクチャが地層となって積み重なる • 折に触れて横断的な課題は挙がるが担当は決まりにくい ◦ 大きく複雑な横断課題も手付かずで残っているものが多い ◦ 「一旦起票します」 → 起票はされたが…?
  4. FE全体で取り組んだことと、その結果② • 業務知識の共有 ◦ 不定期で属人化した知識の共有会を実施して理解を深め合う ◦ → すぐに「知識」にはならない。でも「知らない」を減らすことはできている ◦ ※

    さも自分が主導したように見えますが、元々不定期で実施されていました • アーキテクチャ定例の開催 ◦ FEのアプリケーションアーキテクチャについて、有志で集まり定期的に話す場を設ける ◦ → 1人だと挙がらないような課題感やアイデアが発露。今後の大きな改善の一歩に繋がりか けている
  5. 注意したいこと • 「コミュニケーション = 雑談」ではない ◦ 勿論、雑談も大事なコミュニケーションの1つ ◦ 課題を捉え、そのために必要なコミュニケーションの形を模索することが大事 •

    当然「人に依存しない仕組み化」は重要 ◦ マメに会話していればどうにかなる、ということは無い ◦ ただこれらの仕組みもコミュニケーションを起点として改善される ◦ 取り組みの中で生まれた幾つかの仕組みも、頻繁なコミュニケーションのおかげでより洗練 されていっている