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Agent Skillsで実現する記憶領域の運用とその後
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yamadashy / やまだし
May 12, 2026
Technology
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Agent Skillsで実現する記憶領域の運用とその後
下記イベントの登壇資料です。
開発者のためのClaude Code Skillsお悩み解消会
https://findy.connpass.com/event/390075/
yamadashy / やまだし
May 12, 2026
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Transcript
Agent Skillsで実現する 記憶領域の運用とその後 @yamadashy 開発者のためのClaude Code Skillsお悩み解消会
私 やまだし @yamadashy • 仕事では社内のAIの活用推進 • これまで作ったもの ◦ Repomix ◦
Slack Channels Grouping 2 ChatGPTに変換してもらった 犬とのツーショット
好きなスキルはなんですか? 私の好きなスキルは、自作の Codex / Claude / Copilot 呼び出しスキル • codex-exec
• claude-exec • copilot-exec 複数AIを気分によって切り替えているので、 セカンドオピニオン・レビュアーとして他CLIを呼び出す 今のところ、Codex (GPT-5.5 xhigh) が一番良い意見をくれる 3
AIに任せるほど「経緯」の置き場が必要になる • よくやる作業手順はスキルに残せる • 判断や経緯は過去の会話に埋もれやすい ◦ セッションをまたぐと、毎回掘り返すのがつらい 任せるタスクや利用するエージェントが増えるほど、 「記録の置き場」が欲しくなる 4
Zenn記事で紹介した agent-memory スキル 会話履歴を掘らずに、忘れても戻れるようにしたかった • 「記憶して」 ◦ Markdown に保存。frontmatter に
summary • 「思い出して」 ◦ rg で summary を検索し、必要な記憶を読む これにより、安心して忘れられる 記事:Claude Codeで記憶領域を持つための独自の Agent Skillsを使っている 5
ここまでは、まあまあ良かった • 会話履歴を掘らなくていい • Claude Code / Codex / Copilot
をまたいで使える • Markdown なので人間も読める スキル + Markdown + rg だけでも、最初の一歩としては十分便利だった 6
運用すると限界が見えた • 古い記憶が溜まり続ける ◦ rg だけでは整理や検証に限界がある 「記憶を増やす」だけだと、今度は記憶の管理が必要になる 7 7
見直したのは「役割分担」 スキルに任せる部分 • いつ保存するか • いつ探すか • どう判断するか • agentにどう振る舞ってほしいか
8 スキルでは難しい部分 • frontmatter検証 • 寿命計算 • 状態更新 • アーカイブ / 破棄 ➔ ここを補うなにか...
既存のmemory toolsは強い 賢い道具はたくさんある • agentmemory / Mem0 / Letta /
Cognee / claude-mem / … ただ自分が欲しかったのは、 • エージェントと人間が同じように内容を見ることができる ◦ PR / diff / エディター で触れる • 使われないものが自然に消える この2つを満たす、素朴な仕組みが欲しかった 9
そこで作ったのが Agent Carnet エージェントと人間が共有する、寿命付きのMarkdown手帳 https://github.com/yamadashy/agent-carnet • .carnet/<category>/<slug>.md に保存 • Markdown
+ YAML frontmatter • メモの期限は「最後の使用日時」+「寿命」 ◦ 読まれ、使われた記録だけが残っていく ※ まだ実験段階の自分向けCLIです 10 カルネ
コンセプト①:ファイルベースでのメモの管理 • PR の diff でレビューできる • k1LoW/mo などのツールでも確認できる •
VSCode / PR 上で直せる • 最悪 grep / cat で読める その他のユースケース • 使用回数の多いメモを手動で docs に移動 ➔ これはスキルだけでもできた部分 11
コンセプト②:使用頻度ベースの寿命管理 • CLIの各コマンド ◦ find ▪ 検索しただけでは寿命は延びない ◦ read ▪
読まれたら延命 ◦ used ▪ 使われたら延命しつつ use_count が増え、重要度が上がる • 使われなければ自動で .trash/ へ移動される ➔ ここがスキルだけでは難しかった部分 12
おわり 伝えたいこと • スキルで全部頑張ることではなく、 どこまでをスキルに任せるかを決めること • もしスキルの限界が見えたら、 スクリプトなりCLIなり、その弱点を補うものを作りましょう! 13 @yamadashy
ご清聴ありがとうございました!